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「どんどん、前へ進んでください。」

えひめのCG屋さん
石水 修司 代表

  • 2015/9/13
i-cath-ehimecgya

物事を本質的に捉える

愛媛の大手食品会社に20年以上も働いていたとのことですが、その際のエピソードをお聞きしてもいいですか。

 その会社では23年働かせて頂きました。最初に配属されたのは調味料の研究開発をする部署でした。そこで5年間働いた後、基礎研究課で1年、商品規格管理で8年、情報システム部、マーケティング本部も経験させて頂きました。調味料の開発は、工場の製造ラインの特性を知る為に、現地へ赴き、そこで生産方法を考えて提案をするというものでした。難しかった分、やり甲斐も感じていましたね。規格管理では、原材料の性状や、商品の品質を保つために原材料の管理方法や、レシピを管理するシステムの開発をしました。

 情報システム部では、システム開発と、インフラの管理も経験させてもらいました。マーケティング本部では、映像を商品の販売にどう活用していくかについて考える毎日でした。企業が売りたいと思うものをスーパー店内で流しても、お客様は見ようとしてくれません。

 そこでお客様にとってのメリットは何かを考えるようになり、お客様の心に響く映像を作ろうと心掛けました。また同時期に人財部と共同でeラーニングの教材を作る企画にも関わりました。映像は言葉に比べて脳に直接伝えることが出来ます。それまで、新しい仕組みを教える時に絵で説明することがあったのですが、絵は動きません。しかし、映像を使うことで、相手がビジュアル的に何かを感じ取り、言葉で紐づけすることで自然に相手の脳へメッセージを届けることが出来ました。

現在の仕事にどう繋がっていくのか気になります。

 マーケティング本部時代には、地上波のミニ番組のディレクター・制作担当を務めました。2年間続いたこの番組は、クッキングバラエティーを目指していましたので、番組中に楽しい演出を入れようとCGを使えないかと考えました。けれど、県内の制作会社では難しいということだったので、じゃ、自分でやろう! と始めたのがきっかけです。その後もCGの制作を続け、良い勉強をさせて頂きました。元々私には職人気質な部分があるようで、その映像について究めたいと思うようになりましたね。

 もっと良い物を作れるようになりたい、人に見てもらいたいと思うようになり、映像のプロであるテレビ局の方にお願いして放送に使えるか試してもらったりしたこともあります。結果としては問題なく使用できる、CG制作会社に負けないクオリティだという返答は頂けました。

 そうなると、その価値はどのくらいなのかもっと知りたくなってきました。そしてそれは自分の仕事の価値、自分の価値にも繋がるのではないかと。

 けれど、当時は会社員でしたので、本業以外で対価を頂くことは許されませんでした。そして「組織」の限界を感じるようになってきました。人は本質的に「成長願望」と「存在認知」を求めると聞いたことがあります。成長とそれを認め評価してくれる環境に飢えていたのかもしれません。

 結局、その思いと、見つけた夢に向けて会社を飛び出すことになってしまいました。
会社員最後の日、会長より頂いた励ましの言葉と、会社経営の秘訣、それに会長直筆の色紙は私にとって一生の宝です。そして社長からも熱い激励の言葉を頂け、その言葉を頂けるような仕事が出来ていたのだと感激したのを覚えています。
この会社で働けたことはとてもとてもありがたいことだと強く感じました。

次のページ『組織という限界を超えて』

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会社概要

社名:えひめのCG屋さん
平成29年9月「株式会社フィジカルアイ」設立
代表名:石水 修司
住所:愛媛県今治市拝志4-35
TEL:050-5899-1352
URL: 
事業内容:・IT ・WEB ・CG制作 ・動画編集 ・映像加工

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