INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

「進む道は自分で決めて、半歩でも前に踏み出してください」

株式会社CPI
本宮 薫 代表取締役

  • 2016/1/5
i-cath-cpi-ehime

The first step is always the hardest

今回株式会社CPI本宮薫代表に取材をしてきました。

本宮薫代表のプロフィール

幼い頃からの夢は実業家になる事、高校への進学の際に夢の実現のため、地元四国中央市を飛び出し松山市へ。24歳の時に見事起業し夢を叶えるも、5年で会社をたたむ事に。自身も語る人生のどん底を経験し、病にもかかったが、夫や家族の支えもあり立ち直る。仕事にも復帰し、職業訓練校で働く事に。送り出した受講生は1000名を超える。職場での経験を生かし、何かもっと介護現場で役立つ事ができないかと今の会社、キャリアプロデュース研究所を立ち上げる。そして取材日11月11日が記念すべき法人化した日であった。現在は株式会社CPIとして愛媛県の介護業界に革命を起こしている。

株式会社CPIではどのような事業をされているのですか?

 介護福祉専門の人材教育・育成・環境調査のなどトータルサポートをしています。人材の研修会社、コンサルティングの会社はいくつかあると思いますが、介護専門の人材教育・育成・環境調査などのトータルコンサルティングの会社は当社が四国で初だと思われます。

 1997年に介護保険法が施行されて以来、介護業界は大変厳しい状況に置かれました。経営者様だけでなく、管理職、一般職など全ての従業員の方の努力が必要とされている中、離職問題といった深刻な問題に悩まされています。そんな状況を打開すべく、独自に理論化した理念浸透戦略に基づいた種々の施策を通じて、愛媛県の介護業界の発展と成長をお手伝いしています。

将来の夢は社長になる事

本宮代表は学生時代をどう過ごされていましたか?

 小学生の頃から社長(実業家)になりたいという強い想いがあり、「将来は立派な実業家になります」と卒業文集にも書いた程です。私の出身は四国中央市ですが、小中学校と過ごしてしてきて、この街じゃ絶対に私の夢を叶えられないと感じました。私の祖父母、母も事業を展開していました。親の力を借りて夢を叶えるのが嫌で、私の夢への可能性を広げるために四国中央市を飛び出し、松山の高校へ行く事を決心しました。

本宮代表の起業される前についてお聞かせください

 専門学校を卒業後は花屋さんに就職させてもらいました。学生時代からアルバイトさせて頂いた花屋さんへ就職し、将来の夢は独立する事を社長さんに伝え、仕入れや市場等一緒に連れていって頂き、沢山の貴重な経験と勉強をする事ができました。

 しかし、お花屋さんはとてもきれいでかわいいイメージがあるのですが、とても過酷な仕事です。花屋さんに置いてある鉢植えや水を入れたバケツがとても重たいです。元々腰があまり良くなかったため、重たい鉢植えや水を運んでいく内に歩けない程ひどくなってしまいました。

 花屋さんのままでは自分の夢は叶えられないと思ったこともあり、辞めさせて頂く事になりました。辞めてからは、お金を貯めないといけない、営業のノウハウも覚えていきたい、人脈も作りたいと考えていました。その時に偶然保険会社の方からお声をかけて頂き、4年間程営業のノウハウや、社会人としてどうあるべきなのかという事を学び準備していきました。

24歳で起業されたという事ですが、詳しく聞かせてください

 私は22歳の時に今の夫と出会い結婚しており、子供を一人授かっていました。そして24歳の時に有限会社として建築の設備設計事務所を興しました。下積み時代に保険会社で働いている間にお金を貯め、その時に出会った技術者の方を専務として招きました。24歳で子供の頃からの夢を叶える事ができたんです。今となってはあまりにも無謀だと思える事でしたね。

 当時はがむしゃらに働きました。最初の頃は思ったよりも苦労する事もなく、順風満帆でした。しかし、事業拡大に失敗し不況と共に仕事も激減していきました。結局設立5年で会社を畳む事になりました。小学校の頃からの夢を叶える事ができ、自分は何でも出来る人間だと思い込んでいました。ですので、私にとって会社を畳む事になった失敗はとてもきついものでした。実は私は何も出来ない人間だったのかと自問する毎日、空虚感にあふれる毎日になりました。

本宮代表には素敵なご家族がいますが、エピソードを聞かせてください

 会社を廃業してから、2、3年間は落ち込む毎日が続きました。精神的にもまいっていましたので、病気にもかかりました。そんなどん底の私を救ってくれたのが夫です。夫の献身的な支えがあったからこそ立ち直る事が出来ました。また、夫は子育てといった家庭の事も頑張ってくれました。会社を廃業した時には2人の子供を授かっており、ちょうど3人目を授かったタイミングでした。子育ては一切した事がなく、全て夫に任せっきりでした。

 これまで本当に主婦も母親もしませんでした。なぜなら、仕事が楽しくて楽しくてたまらなかったからです。今でこそ「イクメン」等と言われていますが、夫はその頃から「イクメン」でした。夫の支えが無ければ、仕事も頑張れなかったし、今こうして再スタートを切る事が出来ませんでした。夫と出会い、結婚してから23年経ちますが本当にずっと感謝しています。

次のページ『一歩踏み出す怖さ』

ページ:

1

2 3

会社概要

社名:株式会社CPI
代表名:本宮 薫
住所:愛媛県松山市宮西3丁目4-40
TEL:089-904-2077
URL:http://cpi-ehime.com/
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング ・コンサルティング業介護人材教育/育成 ・人材育成コンサルティング

サービス紹介

eigyou

株式会社CPIについて』

介護経営の「お悩み」にお応えしたい。
私たちは介護人材育成のプロフェッショナル集団です。

『理念』

人磨き支援を使命としております!

★人磨き支援
★魅力あふれる職場づくり支援
★輝く人材の定着支援

詳しくはこちら

eigyou

NO!離職プログラム』

「人磨き」による介護人材定着・育成のサポートを行います。

自分力輝き応援タイム
・職員の悩みや不安、職務への思いを引き出す「個別面談」をご提供。

チーム力輝き応援タイム
・御社の理念や方針、現状に即した「セミナープログラム」をご提供。

職場環境輝き応援タイム
・職場で見落とされている改善点を見つける「職場環境調査」をご提供。

詳しくはこちら

eigyou

YES!満床ストーリー』

利用者様の契約率をUPし、施設を満床にするためのサポートを行います。

・満床ストーリー(おもてなし来客対応術)
・来客応対診断
・応報アドバイス

詳しくはこちら

eigyou

Win-Win入職宝箱』

人材採用・人材教育のサポートを行います。

入職日から3ヵ月間の教育プログラム
1.求人募集の方法
2.面接方法の指導
3.受け入れ態勢の心得・教育マニュアルの準備
4.職業能力評価シートの活用
5.介護教育訓練

詳しくはこちら

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る