- Home
- インタビュアー:多賀谷 直樹
インタビュアー:多賀谷 直樹
多賀谷 直樹
(タガタニ ナオキ)
愛媛大学 社会共創学部 産業マネジメント学科
2000年9月12日生まれ
広島県 広島市 出身
恩返しをする為に生きる⼈間
小さい時から様々な課外活動や学校生活を送ったことで、多様な知識と経験をつけることが出来ています。
また、広島県、東京都、広島県、愛媛県と父の転勤により引っ越しを経験している私は、幼いながらも愛されるように工夫をするなど様々な状況に対する対応能力を身につける機会に恵まれました。また、愛媛の人々の温かさ・優しさに触れることが出来ました。
それゆえに、幸せの恩返しをしたいと思いました。その方法として、地域活性化があると考えています。
地域活性化を行うために社会共創学部のオープンキャンパスに何度も参加し、目標とする先輩や尊敬する先生方に出会えることが出来ました。この環境の中で地域活性化の方法を学んでいきたいと強く思うようになり、現在、愛媛大学 社会共創学部 産業マネジメント学科で学んでいます。産業マネジメント学科では高校生や大学生、社会人と地域活性化についての協議をします。この協議で多種多様な価値観を知り得ました。これからは、アプローチ方法を模索していきたいです。
学業以外の活動にも主体的に取り組み、地域活性化活動をメインとした「Minister」を設立したりするなど、独自のネットワークを活用した地域貢献を行っています。また、その実績を認められ、多くの方々から信頼を得ています。
これらの原動力やキッカケは、Message に後述させて頂きます。
中学・高校時代 校内活動(2013〜19年)
2013年4月〜2019年3月 済美平成中等教育学校に在籍。
論文活動において「3歳児の適切な接し方」を論じ、12歳離れている弟への適切な接し方を考案。
平成祭(学生祭)では音楽の先生から合唱・合奏の指揮者に推薦、役割を果たし「EternalAward」を受賞。全員で同じ方向に向かって走ることの難しさを学ぶ。
スポーツカーニバル(体育祭)では副団長を務めた。
社会共創コンテスト2018(2018年)
大三島と小豆島を対象にした長期滞在観光の可能性を論じ、愛媛大学社会共創学部と伊予銀行が主催する社会共創コンテスト2018で学生審査員賞受賞。
観光地の取り組みや実態について現地調査し、海岸線沿いの道路だけが整備されている事を知る。また、小豆島では(何を?)開業する方に話を聞き、少子高齢化が進んでいること、短時間滞在観光がメインで宿泊客が少ないことが島の課題だと知る。
そこで、島には定住者増加と観光客おもてなしサービスが必要と考え、具体的な解決策として、空き家を民泊にして道の駅兼宿泊施設として活用することで、長期滞在観光に役立てることを提案した。
いよぎんミライ創造塾(グッドアイデア提案活動)(2018年)
「愛媛県を活性化させるにはどうすればよいか」という問いに対して指針が似た人とグループをつくり、愛媛らしい魅力的なアイデアを考案。メンバーの意見のプラスやマイナスを発見し、時間制限内で効率よくグッドアイデアを提案出来るよう心掛ける。
興味をひく色々なアイデアがある中で、自分たちのアイデアが一番多く票を獲得した。
創造塾への参加を通して、愛媛県をより良くするために日々学び貢献している人や団体の一員として活躍し、さらにほかの人のアイデア構想や実現をサポートできる人材になりたいという思いを新たにした。
また、これらの活動を通して、多種多様な観点で物事を捉え、改善していくためには協力、熱意、行動力が不可欠であると学んだ。
高校時代からの継続活動(2016年〜)
・JR松山駅前再開発プロジェクト
松山駅の高架化に伴う駅前の再開発について、松山駅の存在を地域活性化にどう活かせばいいのか、行政、地元住民、学生と共に、勉強会を開くなど地域活性化に向けて活動を行っている。
・鬼北町道の駅活性化プロジェクト
鬼北町の道の駅である「森の三角ぼうし」を中心として鬼北町を活性化させる活動を行っている。どのようにしたら良いのか試行錯誤をしながら、考え抜いている。
大学生からの活動(2019年〜)
・地域活性化活動団体・イベントの立ち上げ
2019 年4 ⽉ Minister 設立
2019 年4 ⽉ 地域未来創造塾 設立
・INTERVIEW WITH PRESIDENT 愛媛のインタビュアー
学生のシビックプライド(市民の誇り)醸成や愛媛県の現状について深く知る為に活動開始。
人生の目標は、愛媛県の人の多くが幸せを感じられる地域にすることです。
東洋経済新報社出版の「全47都道府県幸福度ランキング2018年版」によると愛媛県の幸福度順位は37位です。複数回もの転校を経験してきた私は、愛媛県の人の優しさ・温かさを実感してきました。愛媛県の人は優しくて温かい。なのに、なぜこんなにも幸福度が低いのであろうか。私はこの疑問を解消し、愛媛県の人の多くが幸せを感じられる地域にしたいと考えています。
人生の目標を達成するには、育った愛媛県をより深くまで知る必要があります。そのため、私の愛媛大学生活4年間の目標は、愛媛を深く知ることです。
また、今までに受け続けている恩を返せる人間になる為にも日々頑張っています。
皆様にお世話になりながらも精⼀杯努めて参ります。何卒宜しく御願い致します。