- HOME
- 真摯に向き合う
真摯に向き合う
サウンド・ステップ
代表 田中 聖文
- 2022/4/1
自分に合った楽器に出会える場所を
様々な変化が起こる音楽業界ですが、今後どのようになっていくと思われますか?
ほんの少し先の話になりますが、アコースティックなイベントが増えると思います。
今までは、ライブハウスでの開催が多かったですが、コロナの影響もあり、バーなどのコンパクトで落ち着いた場所での開催も増えると思います。
また、現代はネット社会で、以前よりも物事を深く知ることができる環境になっています。
だからこそ今後は、専門的な知識に基づいて作られた高度な音楽が増えてくると思います。
しかし、それと同時にCDやチケットが売れづらい時代にもなってきているので、音楽×飲食など、音楽と別の何かを掛け合わせたイベントが増えてくるのではないでしょうか。
音楽に携わる人、今後携わっていく人に必要な能力は何だと思われますか?
どの業種でもそうでしょうが、音楽業界は特に人との繋がりが多いと思うのでコミュニケーション能力が必要だと思います。それと同時に専門的な知識も大切です。
楽器店を例に出すなら、多くのギターがある中でそれぞれの特徴が分からなければ、お客さんに合った楽器を選ぶことはできません。
だからこそ、相手が欲しい物を見極められる専門的な知識と、意図を汲み取り会話ができるコミュニケーション能力が必要です。
対話するのが苦手であれば、自分を表現できる手段があればいいと思います。例えば、楽器を演奏した動画をTwitter・TikTokなどのツールに乗せて、人々に見てもらうという方法があります。
今後の会社の目標は何ですか?
より長く楽器を続けていただけるような楽器店にしたいです。
みんなが気軽に始められる楽器ではありますが、本当にその人に合った楽器をオススメし、長く弾いていただきたいです。そのために、2年前からギターレッスンも始めました。
楽しく、挫折せずに楽器を続けられるようなお手伝いをしたいです。
最後に若者へのメッセージをお願いします。
「ちょっとやってみようかなをやってみよう」です。
ちょっとやってみようかなという好奇心を大切にしてください。
好奇心は好きなことに対して湧くものだと思います。好きなことは、続けられると思うので、少しでも好奇心が湧いたのであれば、ぜひ挑戦してみてください。
色々な事に手を出してみると「やはり自分はこれが良い」というものがきっと見つかってくるはずです。
ちょっとやってみようというきっかけを大切に、勇気を振り絞り、自分で一歩進んでみてください。
インタビュアーより
インタビューを終えて、田中社長は気さくで、楽しく話をされるのが上手な方だと感じました。
また、お話を聞かせて頂く中で、多くの人とのつながりを大切にし、一人ひとりと真摯に向き合おうとするお人柄の良さを感じました。
そんな田中社長だから、困った時に多くの方が助けてくれたのでは無いかと思います。
また、「応援してくださった方々に恥じないような生き方をしたい」という言葉に、グッときました。
振り返ってみると、私はいつも近くにいてくれる人に対して、側にいることが当たり前に思いがちであったような気がします。
今回のお話を聞かせて頂き、私も田中社長のように一期一会を大切にし、自分に関わってくださる方々へ感謝の気持ちを忘れないよう、日々生きたいなと感じました。
私自身、サウンド・ステップさんには楽器購入やレッスンでお世話になっておりましたので、田中社長の歴史や考え方について聞かせて頂くことができて、本当に嬉しいです。
田中社長、この度は貴重な機会を設けてくださりありがとうございました。
松山大学 人文学部
宮内 真歩
会社概要
社名:サウンド・ステップ
代表名:田中 聖文
住所:愛媛県松山市大街道3-2-32
TEL:089-941-6886
事業内容:・小売業/卸売業