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「受け身の姿勢を打破してほしい」

Solo Group
角田 潤平 代表

  • 2015/10/16
i-cach-sologroup

学生の声から生まれた留学ビジネス

現在、留学支援にお力を入れているとお伺いしたのですが、どうして留学なのですか?

 これは、ニーズから生まれたものです。もともと、私たちの会社は、英会話スクール一本でした。運営していると、生徒さんが留学したいけど諦めてしまったという体験談を聞きました。学校でのパンフレットも見せてもらったのですが、1ヶ月の留学でもとても高額でした。

 その時、もう少し気軽に学生さんが留学にいけないかと思い、この留学のビジネスを始めました。現在、私たちが厳選した各国3校ずつの語学学校と提携を結んでいます。“Solo 留学”と私たちは名づけています。現時点で、留学に向けた手続きを完了させた学生さんが5名、春休みに行くという学生さんが30名ほど手続きをしています。

 そもそもこういった留学エージェントは、四国にまだここしかありません。一般に、留学するとなると手続きしたら、それで終わりというケースが多いと思います。私たちは、手続きした後も、学生さんと出発の直前まで親身に相談に乗れたり、不安を解消できたらいいなと考えています。

以前、HP上で、「一人でも多くの人に、日本以外の国を知ってもらいたい」という活動理念を拝見させていただいたのですが、具体的にどういったサポートをされているのですか?

 基本的にSNSを使って24時間、いつでも質問を受け付けています。申し込みいただいた後は、滞在先の学校であったり、訪問先であったりをカウンセリングという形で精査し、見積もりがある程度出たらお支払いいただくという形です。

 その後、飛行機の手配や、学校の入学手続き、ビザ取得代行サービスや、滞在先もホームステイや学生寮など選べるようにしてあります。また出発前のオリエンテーションの実施やプラスアルファの手続きにも柔軟に対応しています。これは個人でサポートさせていただく私たちの強みだと考えています。

お仕事をされるにあたり、壁にぶつかったこと、苦労したことを教えてください。

 仕事を初めてちょうど1年になります。一番苦労したことは、私自身東京出身東京育ちでしたので、愛媛にコネクションがなかったことです。そのため広告手段が一つもありませんでした。愛媛に移ってきた理由は、光峰さんの実家が愛媛で彼自身の子育てのこともあったので、愛媛でお仕事をすることにしました。

 しかし、そのような状況でも、まれに来ていただける方にはしっかりとサポートして、SNS等を使ってその方に告知をしていただくという形でした。現在は40名以上の方とつながりを持たせていただいています。中でも社会人の方とのかかわりが多いです。

 英会話のクラスが社会人の方だけということもあるかもしれません。大学生の方にも定期的にTOEIC講座を開いたりしているのでそこでつながりを持たせていただいたり、高校受験の対応もさせていただいています。

お仕事をされるとき、どういった時に喜びを感じますか?

nakakiji-sologroup 留学に行っているのが現時点で5人いるのですが、その子たちから「楽しいから帰りたくない!」とかのメッセージをもらえるとやっていて良かったと思いますね。ただ、高校の教員をやっていた時もそうだったのですが、人の成長に携わりたいとずっと思っています。まだ帰国した学生はいませんが、大人な考え方を持って帰ってきてくれたりするともっと嬉しいなと思います。

 自身の経験からも言えるのですが、現地の学生さんたちは、日本の学生のように人にそこまで合わせないで、みんなが自分のリズムで生活していました。行きたくなければ行きたくないと普通に言うし、いじめがあれば「それはかっこ悪いよ」と普通に指摘していました。

 日本だと変なグループ精神とかあると難しいのではないかと思います。普段、自分を見つめる時間があまりないと言われる日本人の学生にとっては、刺激のとても多い良い経験になると信じています。

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会社概要

社名:Solo Group
代表名:角田 潤平
住所:愛媛県松山市南堀端町 5-6 401
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング留学エージェント ・留学支援

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