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父の背中とプロ野球選手を夢見た少年時代

御社創業の経緯を教えてください。

　創業者は私の父です。父はもともと工場に勤めていました。
　就職を機に大阪へ行って、そこから転勤で真珠の産地である三重県に行き、真珠の勉強をしていました。同様に愛媛も真珠が盛んだったので、その仕事の兼ね合いで愛媛で創業しました。
　最初は真珠製品の取り扱いと、アクセサリーの枠のデザインから加工をしたり、修理したりといったことから始まりました。当時の愛媛には、父のような加工技術をもっている人は少なかったと思います。

経営者になられるまでは、どのようなことをされていたのでしょうか。

　学生時代は、ずっと野球をやっていました。父も野球をしていたので、幼い頃からとても好きで、キャッチボールを良くしていました。
　仕事の面では、宝石やハンドバッグ、化粧品などを売ったり、宝石を加工しているところを見に行ったり、色々な経験をしていましたね。

野球の経験は、湯村さまにとって、どのようなものだったのでしょうか。

　練習や先輩後輩の関係が厳しい環境の中で、自分が一生懸命やっていたことは、今でも自分の財産になっています。
　高校進学にあたっては、野球強豪校の尽誠学園に一般入試という形で入り、念願の野球部に入部しました。尽誠学園には体育コースがあり、部活をしている人たちの大半は特待生や推薦で入っていましたが、僕の場合は一般入試ということもあり、少し特殊な環境ではありましたが、それが自分にとっては良かったと思います。

経営者になられたきっかけを教えてください。

　学生時代はプロ野球選手に憧れていましたし、プロ野球選手になれなければ、父の仕事を継いで経営者になりたいという思いがありました。また、仮にプロ野球選手をしていたとしても、引退したら経営者をしたいとも考えていました。

　プロ野球選手が現実的でないと思ったとき、父を継いで経営者になり、野球は趣味として長く続けようと思いました。
　現在でも野球は趣味程度に続けています。

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会社概要

社名：湯村白金堂
代表名：湯村一信
住所：愛媛県松山市勝山町1丁目4-1
TEL：089-945-3555
事業内容：小売業／卸売業

サービス紹介

『創業50年　引き継がれる職人技』

ひとつ、ひとつしっかりした作りが自慢の宝石工房併設【湯村白金堂】
先代から50年以上も続く信頼と実績と職人の技がここにあります。
白金堂では「宝石の販売」「リフォーム・修理・メンテナンス」「高価買取」3つのサービスでお客様に満足していただけるトータルサービスをご提供しています。
永木交差点から勝山通りを約100m、ピンクの看板が目印。

▼地域情報サイト「えひめエリア089」掲載ページ▼
https://ehime-area089.com/hakkindo