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「やりたいことを貫いてほしい」
Dog For Life Japan
砂田 眞希 代表
- 2016/5/13
本インタビューは「ぱるcafe&Dogrun」さんで行いました。
「補助犬について」:「補助犬」は盲導犬、介助犬、聴導犬と障害者を助ける3種類の犬を総称する言葉。砂田代表は「補助犬」3種類の中、介助犬と聴導犬の育成に携わっている。肢体不自由な方には介助犬、聴覚障害者の方には聴導犬を提供している。
介助犬育成を学ぶために、アメリカへ。
なぜ、介助犬育成事業に携わろうと思われたのですか?
元々動物好きで、子供の頃から動物の仕事に就きたいと思っていたのです。当時愛媛県には動物について学べる学校はなかったため、京都の専門学校に進学しました。2年生の時テレビを見ていると、たまたま介助犬の特集が流れていたのです。
わずか5分程度の内容だったのですが、見た瞬間に「私はこれがやりたい!」と強く思い、どうすれば介助犬の育成に携われるか、必死に情報を探しました。図書館に行き、ひたすら文献を調べました。
見つけた文献の著者に手紙を送り、アメリカで介助犬の訓練士を育成している団体の住所をようやく手に入れることができました。当時はインターネットがなかったので、情報を探すのは大変でしたね。
実は私が学生だった20年前は日本に介助犬が一匹しかおらず、日本では訓練士を育てる仕組みがまだ存在していませんでした。日本では介助犬の訓練士にはなれないとそこで気づきました。
情報を見つけた後は、すぐアメリカに発たれたのですか?
実は「じゃあアメリカに行くぞ!」すぐに行動に移したわけではありません。渡航費用が高かったですし、出した手紙の返事に「あなたが獣医師ならいつでも受け入れができる。歓迎するよ」と書かれていたのです。
獣医師になることは目的とも違いますし、なれませんので獣医学を学びながら働こう!と動物病院で看護師として勤務し、渡航のためのお金を溜め始めました。
その後アメリカのサイトを調べて、現「Bergin University of Canine Studies」という大学に留学しました。 私が留学した当時は介助犬訓練士育成のコースが二つ開講されていました。
セミナー形式で2週間のコース、もう一つは準学士過程で8ヶ月間のコースで、私は後者のコースを選びました。コースの卒業後は4か月間、現地の介助犬育成施設でインターンシップ生として働きました。
インターンシップ終了後はアメリカで働きたいと思っていましたが、就労VISAを取ることが非常に難しく、自分の思い通りに事業をするなら日本で働くしかない!と思い、日本に帰ることを決断したのです。
会社概要
社名:Dog For Life Japan
代表名:砂田 眞希
住所:〒790-0914 愛媛県松山市三町3丁目3-26
TEL:080-2021-1403
WEB:http://dogforlife.org/index.html
事業内容:・NPO/NGO業