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楽しみながら、最後までやり抜く
株式会社SOUND GARDEN
代表取締役 相原 健二
- 2022/4/1
世界の気持ちをつなぐ音楽を作りたい
幼少期から音楽教育を受けながら育ったそうですが、幼少期の相原代表にとって、音楽はどのような存在でしたか?
両親とも音楽家だったので、音楽は常に傍にありました。しかし、小学生の時「音楽って生産性がないな、社会にとって何の役に立っているのだろう」と思いました。
そのことを仲の良い友人に相談してみると、「音楽にものを作るっていう生産性はないかもしれないけれど、世界中の人が同じ歌を歌っていることがあるよね。それなら、音楽は世界の気持ちをつなぐことができるんじゃないかな?」と答えてくれました。
それがきっかけになり、中学1年生で、曲を制作するようになりました。
中学1年生から曲を作るだけではなく、パソコンで音楽の編集もされていたそうですね。それはなぜですか?
当時は自分で曲を作り、弾いていましたが、周囲に同じことをしている友人はおらず、周りの手を借りて制作することは難しい状況でした。
しかし、フルバンドやオーケストラなどの複数人で演奏する曲も制作してみたいと思っていました。
そこで、「それならば自分で演奏し、それを並べていって自分一人で完結させよう」という結論に至り、自分でパソコンを使って、編集を始めました。
しかし、当時このようなパソコンを使った音楽制作をしている人は松山におらず、パソコンなどの機材もかなり高価だったので苦労しました。
一番安い物でも40万円程だったので、中学生の頃から大学生になるまで新聞配達のアルバイトをしてお金を貯めました。
原動力は、“新しい音楽を作る事が楽しい”という感情でした。
相原代表の人生のターニングポイントを教えてください。
上京して色んな面白い人に出会ったこと、勤めていた会社を辞めて起業したことなど色々あります。しかし、深掘りするなら中学時代の先生との出会いです。
訳あって、中学1年生の時、学校を休んでいる時期がありました。その時、同じような子どもたちが集まっている場所があり通っていたのですが、そこで出会った先生に“世の中なんでもできるし、楽しい物だ”ということを教えてもらいました。
目標を達成する過程は苦しいですが、その間をどのように楽しむかということ、多角的視点で物事を見るということをそこで学びました。
パソコンのマウスを例に挙げると、手に持って触っていてもつまらないけれど、きちんと動かせばカーソルが動かせます。
このように、物事を見る時に引いたり、アップにしたり、ひっくり返したりしてみました。そのようにしながら、自分で楽しむストーリーを作れるようになりました。
会社概要
社名:株式会社SOUND GARDEN
代表名:相原 健二
住所:愛媛県松山市久万ノ台4−5 小松ビル2F
TEL:089-992-9585
事業内容:・サービス業