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楽しみながら、最後までやり抜く

株式会社SOUND GARDEN
代表取締役 相原 健二

  • 2022/4/1
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グローバリズムを松山にも

上京し大学卒業後、会社員をされていたそうですね。その後、会社を辞め起業しようと思ったきっかけは何ですか?

 一人ひとりに合った良いものを提供できる、本当に人に喜んでもらえるような仕事をしたいと思っていました。しかし、会社員では自分のやりたい仕事をできないと感じ、起業することを決めました。

 また、上京してみて地方と東京での環境や感覚、目線の高さにギャップを感じました。
 東京の人は、どうやって世界に出るかというグローバル思考や、ダイバーシティ(多様性)という概念を強く持っているという風に感じました。
 その経験から、松山の方々にもグローバリズムやダイバーシティを身近に感じてもらいたいということも起業のきっかけになりました。
 今の時代、地方からでもすぐに海外に進出できると思います。

では、なぜ様々な職業の中からレコーディングスタジオを選ばれたのですか?

 レコーディングを選んだのは、中1から自分がやり続けていることだったからです。
 また、スタジオを作ったのは、きちんとした練習ができる場所を作りたかったからです。

 自分もバンドをしていたので、スタジオを利用していました。しかし、良いスタジオでないとボーカルが聞こえないような不便もあり、ちゃんとした練習にならないことも多くありました。
 一方で、東京にあるスタジオはプロの方も入られるので、しっかり練習できる環境になっています。それを再現したかったので、東京の業者さんを呼び、スタジオを作っていただきました。

 イメージとしては、東京にある練習スタジオを松山にそのまま持ってきたという感じです。
 本物に触れられる場所、自分も含めてみんなで本物になろうと思う場所にしたいです。

会社を設立するにあたって苦労したことはありますか?

kijinaka-sound-garden まずは、お金がないこと。そして、最初は誰からも相手にされなかったことです。

 車を手放し、あるものは全てお金に換えてでも、頑張ろうと思っていましたが、商工会、銀行、税理士など全員から「そんなことではやっていけないから、やめときなさい」と言われ悲しい想いをしました。
 しかし、その人たちに「どこがだめでしたか?」と聞いて、何度も何度もブラッシュアップしていきました。そして、少しずつ信用してもらえるようになりました。

 嫌なことを言ってくれる人の存在は大切だと思います。

配信の楽しさ・魅力について教えてください。

 楽しさは、見ているお客さんがすぐにコメントを送信できるところだと思います。会場でのライブよりも、リアルタイムでお客さんと会話ができる事が、配信の楽しさではないでしょうか。
 魅力は、不特定多数の人に見てもらえて、ライブの集客・告知に使える所だと思います。

 以前は音楽を聴くためにCDを買っていましたが、現在はサブスクで現物を買わずに音楽を聴ける時代になりました。では、音楽はどのようにして集客し、稼げばいいのでしょうか。
 まずYouTubeやTikTokなどのツールである程度認知してもらい、そこでライブの告知をする。そして、ライブに人が押し寄せるというようなマーケティングが近道なのではないかと考えています。

 私自身、生ライブが一番良いと思うので、配信で知らない人に自分を知ってもらうという風に使ってもらえたらいいですね。

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会社概要

社名:株式会社SOUND GARDEN
代表名:相原 健二
住所:愛媛県松山市久万ノ台4−5 小松ビル2F
TEL:089-992-9585
事業内容:サービス業

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