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考え方のクセは変えられる
勇気づけのカラーサロンゆーり
清水 さゆり 代表
- 2016/9/20
経緯:味わった感動を届けたくて
清水様が独立に至った経緯を教えてください。
育児休暇から復帰して間もない頃、子育てにいつもイライラしていました。当時は子供にそのイライラをぶつけてしまう日々が続いていました。その当時フルタイムで仕事をしていたため残業も多く、夫との休日の曜日も違っていたため1人で子育てをする時間が多かったです。朝から晩まで時間に追われ、子供を怒鳴りつけては物にあたる日々でした。
それが子供に悪影響を与えていると思い、優しい母親になりたかったのですが、繰り返し怒鳴り散らしてしまう自分が嫌いで仕方なかったのを覚えています。
そんなある日に出会ったのが「アドラー心理学」です。たまたま参加した子育てセミナーの参加者からアドラー心理学が子育てに良いということを聞き、私はアドラー心理学を学ぶ立場になりました。
最初は子育てのための勉強だと思っていたのですが、次第に自分のためでもある勉強だということに気が付きました。
勉強を続けることで夫にも「ありがとう」や「ごめんね」と素直に言えるようになり、その効果に驚きでした。以前は何事も人と比べては劣等感を抱いていたのですが、その考え方も自然と消えていきました。
職場でも思ったことを言えない自分だったのですが、先輩に対して苦手意識を自分が作り出していたのだと気が付けるようになり、その方の本当の気持ちを理解できるようになりました。なので職場での関係も楽になりましたし、夫婦関係の改善も実感できました。
アドラー心理学を学ぶことで日々の生活の質が良くなっていることは明白でしたね。
それからずっと学ぶ立場であったのですが、1人でも多くの方にアドラー心理学を知ってもらい、同じ悩みを抱えている方々にも効果を実感してもらいたいという思いから伝える立場になりました。
人生の転機を教えてください。
やはり転職したことでしょうか。アドラー心理学との出会いが人生の転機ですね。
アドラー心理学に出会う前の清水代表はご自身のことをどうお考えでしたか?
とにかく自分のことが嫌いでした。自分のことを役に立てる人間だと思ってなかったですね。なぜそう思っていたのか考えると、周りを敵だと思っていたからではないかと思います。なので自分の居場所があると思ってもいませんでした。
今は味方だと思える人も周りに増えました。そして人の良いところに目がいくような習慣がつきました。自分のダメなところも受け入れられるようになりましたね。
以前は頑張っても頑張っても、もっと頑張らなければいけないと感じていたのですが、そうでなくても充分、自分のことを認められるようになったのでピンチの時は周りに助けを求められるようにもなりました。
壁にぶつかったことはありますか?
伝わりにくいということが壁でしたね。メディアには徐々に取り上げられつつあるものの、やはりアドラー心理学や勇気づけや色育といったものはまだまだ世間では知られてないことも多いです。宗教と間違えられることもあります(笑) なのでアドラー心理学を学び始めた頃は夫や家族にとても心配をされてしまいました。
それに加えて集客といった問題も初めはありましたね。体験型のワークが多いので自分での気づき+相手のフィードバックを得ることも大事になってきます。他者の意見を聞いて自分がどう感じるのか、相手がどう思っているのかを知っていただくというワークも多いので、少なくとも2人が理想なのですね。なので講座を始めたばかりの時は、受講生様のご要望の時間がバラバラで同じ時間に人が集まらないといったこともありました。
現在は最初にお申し込みを頂いた方のご都合で日程を調整して講座を開講しています。2人目以降の受講生様には何曜日に開講しますとお伝えして日程を調整していただいております
他にも自分自身、あがり症なことが講師をする上での壁であったと思います。今でも意識していないと少し声が小さくなってしまいますし、自信がないとどうしても小さくなりがちです。それではなかなか伝わりにくいので話し方を意識したり、発声練習を毎日行うなどして対応しています。
例えどんなに良い内容でも、人間というのは話し方1つで心に響かなかったりするのです。
セミナーのテーマ設定としては、参加者の皆様からどのような内容を知りたいかお聞きして単発の講座を開講することもあります。
会社概要
社名:勇気づけのカラーサロンゆーり
代表名:清水 さゆり
TEL:090-5913-0686
URL:http://yu-kiyu-ri.jimdo.com/
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング