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「今の行動が 未来を決める」

株式会社 ビジョンマップ
村中 淳児 代表取締役

  • 2014/9/11
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感動を創造するという理念のもと多くの人のビジョンを導き出す村中代表。
その手腕と実力はどういった経緯で培われていったのか。

杉脇
本日インタビューさせて頂くのは株式会社ビジョンマップの村中代表です。
よろしくお願い致します。

村中
こちらこそ、よろしくお願い致します。

杉脇
名刺がとても個性的でいらっしゃいますね(笑)

村中
ありがとうございます(笑)
やはり人の興味や関心を引く手法を、自分が実践してやっていないと経営コンサルとしての説得力が無くなりますから。

杉脇
流石ですね、いきなり掴まれてしまいました(笑)
早速ですが、社会人になってからどういった経緯で現在のようなお仕事をされていらっしゃるのでしょうか。

村中
初めは、地元のコンピューター会社のシステムエンジニアでした。
元々パソコンが好きで、小学校くらいの頃から趣味でプログラムをつくっていましたね。

杉脇
小学校の頃からですか!
それは衝撃です。

村中
簡単なやつですよ(笑)
勿論、趣味とビジネス向けのプログラムは全く違うので…。
仕事はチームでやるものであって、一人では無いという所が大事です。

杉脇
システムやプログラムの開発、というと一人で仕事と向き合うことも多そうなイメージを持っておりましたが、やはりチームが大事なのですね。

村中
そうですよ。
独りよがりのプログラムは、それこそ趣味の域でしかないと私は思っています。
無限にあるなかのベストチョイスを追求していくのが、プログラマーであって職人だと思います。
今のエンジニアにもポリシーを持ってやってほしいなと思うことが多々あります(笑)

杉脇
なるほど。
どの仕事にも通ずる大切なことですね…
システムエンジニアをなさっていた時にはどういった転機があったのでしょうか。

村中
最初は、指示されたままのプログラムをつくっていました。
現場の人たちが喜ぶものをと思って仕事をしていたのですが、ある時ふと「現場の人だけでなく、経営側も喜んでいるのだろうか」と疑問を感じたのです。

杉脇
自分のプログラムはしっかりと経営の役に立っているのかという所ですか。

村中
そうです。
現場が楽になるから、といったレベルでITを導入するのではなくて、これでどう会社が変化したのかとか、経営者や会社全体の売上としてどの程度のメリットがあるのか、そこまで踏み込んでやりたい!と思いました。

杉脇
なるほど、職人としてのポリシーより、もっと大きな何かを感じます。

村中
ただ、そういった思いを持っていても、打ち合わせをする時には大概は現場の人としか話ができないんですよね。
だからどうしても現場の人向きのシステムになってしまって。

杉脇
そうですよね。
だからこそ、経営者の方々と関わる今のお仕事に行き着かれたのでしょうか。

村中
簡単に言うとそうですね、もっと経営の段階からお手伝いしたい!もっと踏み込みたい!
という考えになってきてから、IT業界として独立をしたのですが、現在は経営コンサル
として確立してきました。
今はITに強い経営コンサル会社といった感じでしょうか。

杉脇
確かに、今のお仕事はその考えに深く結びつきますね。
実際に起業するきっかけになったエピソードはどういったものでしたか。

村中
このインタビューサイトでも取り上げられていますが、四国ビジネスコンサルタントの東矢憲二代表のセミナーに行ったことがきっかけでしたね。
セミナーが終わった後に「起業しよう」と、つい口に出てしまったのですが、口に出した、その瞬間から世界が変わりました(笑)

杉脇
そういったセミナーに足を運ぶことで、得られるものは大きいですね!
そう決意した後には、どういった変化が待っていましたか。

村中
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サラリーマン時代は世界観があまり変わらなかったのですが、経営者になってからは、とにかく全ての景色が変わりましたね。
まずは、人とのお付き合いですね。
こんなビジネスをやっていくんだ!と口に出すと、それに賛同してくれる人とか、寄ってくる人が増えましたね。
例えば「うちの会社はデザインに弱いのでコラボレーションして一緒にビジネスしませんか」とか。

杉脇
ビジネスの幅が広がっていったのですね。
そこから現在に至るまではどういった苦労がありましたか。

村中
すごく、たくさん苦労をしましたよ。
想像もしていたし、望んでいたことですが、コンサルティング業務となると仕事の相手は社長さんですからね。
年齢も経験も相手の方が上です。
経営改善といっても「お前がなにをしてくれるんだ」って感じですよね。

杉脇
確かにそうですよね。
実力があっても、最初のうちは年齢や実績で見られるのだと思います。
そこからはどんな工夫をなさったのでしょうか。
私も将来はコンサルタントとして独立をしたいと思っていますので、ぜひ教えて下さい。

村中
ああしろ、こうしろのコンサルティングでは、それこそ人の会社にずかずかと、やってきて口を出しているだけですからね。
経営の答えは、経営者さん一人一人が持っているもの。
情報提供をして頂き、その答えを引き出すことが出来るのがコンサルタントの役目じゃないか思っています。
今はそういったポリシーでやっています。

杉脇
勉強になります。
そういった心構えと取組が大事なのですね。
では現在は、どういったお仕事に力をいれていらっしゃるのでしょうか。

村中
現在は、創業支援に力を入れています。
公的機関から中小企業支援の仕事も任されて年間100社くらいの経営者の方々と出会って、非常にいい経験になっています。

杉脇
凄いですね!
大変でもあるかと思いますが、毎日色々な刺激がありそうで素敵です。

村中
ありがとうございます。
大きい企業のコンサルティングの方が勿論、利益はでるのでしょうが、もっと困っている人の手助けがしたいという気持ちが強いのかもわかりません。
それに創業時って、何かとすったもんだとするからその方が面白いのです(笑)
毎回、事件が起こるというか…。
旅行とかでもそうじゃないですか「あー面白かった」っていうだけの旅行より、色んな事件が起こった旅行の方が印象に残りますよね。

杉脇
旅行で何かあったのですか(笑)

村中
僕はメキシコでの取り引きの時、取引先の海外の方を怒らせて向こうで放置されました(笑)

杉脇
あはは、確かにそれは、面白さ以上の印象が残りますね(笑)
あとで詳しくお聞きかせ下さい。

村中
そういった色々な理由から、今は創業支援に力を入れています。
そして「色々な方のビジョンを描いて地図にして導いていく」そこから感動を創造していきたいと思っています。
そういった思いを込めて「ビジョンマップ」という社名にしました。
時々、地図会社でしょうと間違えられますが(笑)

杉脇
すごく素敵な社名の由来ですが、地図会社に間違えられる事もあるのですね(笑)
村中代表は、どのようなビジョンをお持ちなのでしょうか

村中
杉脇くんと同じで「幸せな家庭を築くこと」ですよ(笑)

杉脇
あはは、すみません、笑ってばかりで(笑)
ほんとですか!一緒ですね(笑)。

村中
人としては、信頼される人材になって色んな人の夢を応援したいと思っています。
夢、というか目標ですかね。
夢を夢のままで終わらせたくはないので、実現するために「夢から目標へと変わる」そんな応援ができればいいですね。

杉脇
ありがとうございます 。
では最後に、大学生に向けてメッセージを頂ければと思います。

村中
一言で言うと「人生のビジョンを持とう」
5年後、10年後の未来をしっかり考えることが必要だと思います。
もちろん仕事だけじゃなくて、家族や人生について。
行き当たりばっかりじゃなくて具体的にすればするほど、その未来は叶えられると私は思います。

杉脇
そうですね。
強く具体的に願うほど、未来はその方向へ進んでいくのだと思います。
たくさんのお話をありがとうございました!
大変勉強になりました。
村中代表、本日は本当にありがとうございました。

インタビュアーより

bord-vision-map
「経営に活かされなければ、事業でのIT活用に意味は無い」とおっしゃるように村中代表の中で、今までの経験や培われたスキルが、ITと経営というキーワードを通して相乗効果を生んでいると感じました。
その職人のようなポリシーと、経営者としての理念の両面を持ち合わせた村中代表の考え方はとても面白く、魅力的でした。
杉脇丈紘

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乞うご期待!

会社概要

社名:株式会社ビジョンマップ
代表名:村中 淳児
住所:松山市天山3丁目11-10
TEL:089-941-0600
URL:http://www.visionmap.co.jp/
事業内容:・コンサルティング ・ホームページ制作

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