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人を喜ばせるためには、自分がポジティブでいること

島のモノ喫茶 田中戸
田中 章友 代表

  • 2017/11/24
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魅力的なお店には、必ず人が集まる

松山の中心部ではなく、三津浜でお店を出そうと思ったのはなぜですか?

 さっき言ったように、山の奥でも、島でも、市内でも、魅力があって、自信を持って出せるものをやっていたら、お客さんはどこであっても来てくれるかなと思ってるんです。自分が納得したもの、妥協せずに出せるものを出して、それをきちんとやっていれば、どれだけ続くかは分からないけれど、ちょっとは振り向いてくれるかなと思っています。

 人が通っているから、近くに有名な観光地があるからとか、何かありきでそこに寄せていこうという発想は危ないなと思っています。例えば、まちのシンボルとして大きな商業施設が立って、同時に4,50店舗オープンしたけれど、それから続いているとこともあれば、早々と撤退したところもあります。見切ることも大事だけれど、そもそも最初の選択肢として僕とは違うなと思います。

 経営者として大事だと思うのは、商売をやっている以上、自分の店にまず来てほしいというのが正直なところです。まずは自分の店を魅力的にすること。結局自分のところがちゃんとしていないと成り立たないですからね。

 だから、どこの場所でもいいと思います。人がよく通っていても入らないところもいっぱいあるし、逆に山奥でも島でも来てくれるお店はいっぱいあります。

三津浜の商店街では他にも都会から移住してきてお店を出している人が増えてきていますが、何かきっかけのようなことはあったのでしょうか。

 今は、都会じゃないといけないという時代じゃないと思います。最近やっとそのような考え方の人が増えてきて、三津浜という地域が選択肢の一つになったんだと思います。
 それも含めてどこでもいいというか、自分次第でどこでも堂々と生きられます。

 特に、能力のある人間こそ、生まれ育ったところに帰ってくるべきだと思います。他の国でも優秀な人を田舎に配置して、日本より優れた技術を生み出したりしている。そういうことが当たり前になってきています。都会じゃないといけないというのはまやかしだと思います。

 今、三津浜で起きていることが健全だなと思うのが、誰もあやかってないこと。こんなに人がいないのに、みんなここにお店を出しているのは、三津浜が純粋に好きだからだと思います。好きという気持ちが何か始める上で、一番重要ですね。

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会社概要

社名:島のモノ喫茶 田中戸
代表名:田中 章友
住所:愛媛県松山市住吉2-8-1
TEL:090-6280-3750
事業内容:宿泊業/飲食業

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