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常に前向きに!
株式会社さくら土地開発
野田 昌寛 代表取締役
- 2019/9/11
「学ぶ」とは、何だろう。
お話を伺う中で、野田代表の行動力の高さにとても驚いています。
ありがとうございます。
行動力につきましては私も非常に大事に思っていまして、仕事においても早く行動できるように心がけています。もし、このインタビューが終わった直後に物件の査定に来てほしいと依頼されたならば、15分で状況を確認し条件が揃えば、すぐにタクシーを拾って物件まで向かいます。
まずどのような案件かを詳しくチェックする、というやり方もあるのですが、私はここのスピードが重要だと考えています。
詳しいチェックについてはタクシーの中でもできますし、紙媒体の資料は事務所や宿泊先のホテルへ送付をお願いしています。このように、すぐ行動に移し優良物件を早期に決裁する事が大切です。
この考え方は、私の師匠に教えられたものです。一棟マンションやビルのような数億円の物件を即判断するためには日常の学習が非常に大切です。
社長業と大学生活を両立させる秘訣というのも、やはり即座に行動することなのでしょうか?
はい、もちろん行動力はとても重要です。そのほかに大切なこととして、気持ちの余裕をもつこと。そして、学ぶ姿勢を保ち続けることがあります。
気持ちの余裕については、これを保っていないとビジネスにおいて冷静な判断をすることはできません。しかし、どうしてもやらなければならないことが山積みになって、パニックになることもあります。
そのときには、まず紙に書きます。そこからものごとに優先順位をつけていき、重要な物事から順に自分にとっての課題であると認識し、その課題に対して今できることを考え、それを即座に実行する。このサイクルを維持することがとても重要になってきます。
学ぶ姿勢については、本を読むだけでなく専門知識を調べるといったことや、成功者、その道の先輩から良いと思ったことは、積極的に取り入れていくことがとても大事です。
ビジネスを進めるにあたって知識は本当に重要で、もし免許も何もない状態で車を運転することになったならば、標識などの意味も分からず極めて危険です。取引を進める際や新たな事業を興すとき、そういったチャンスを前にして何をしてはいけないか、この選択肢はどのような危険(リスク)が伴うか、そういったこともわからないままであるならば、リスクマネジメントもできません。
こうしたことからも、ある程度の基礎知識を得る努力は欠かすことのできないものです。
最後に学生へのメッセージをお願いします。
「常に、前向きに」いることです。
何事も、後ろ向きに考えることは簡単です。「そんなん、できるわけないやん。」そう言う人は私の周りにもたくさんいます。しかし社長の立場ではそのような言葉は使ってはいけません。
直面した仕事や課題に対して「難しいな」と考えることは構いません。ただ、「難しさ」という課題に対して、
① これは私の課題だと考え
② 今私に何ができるだろうと考え、
③ それを今すぐにすると実行する
その3ステップを踏むことが非常に大事です。
そのためにもやはり、前向きな姿勢でいることは大事です。ネガティブなことを言うのは簡単ですが、それを言っても良いことは何もありません。
前向きであることは、内面や言葉だけでなく外見でも大事です。そのためにも笑顔は極めて重要です。常に笑顔でいる練習をすることで、もし多少つらいことがあっても、笑顔は出せます。そうした姿勢でいることは、結果にもよい影響をもたらしてくれます。
インタビュアーより
野田代表は、インタビューの最初から最後まで笑顔を欠かすことなく、緊張している私を気遣ってくださるなど、とても情に満ちた方でした。お話の中であった「今まで周りに支えられてきた」ということについても、野田代表の人柄あってこそのものであると感じました。
同じ大学生であっても、目の前にある課題をどう捉えるか、それをどのように対応するかについてなど、とても多くのことを学ばせていただきました。
私も野田代表のように、前向きかつ行動的な人になりたいと強く思いました。
野田代表、お忙しい時間の中、取材をさせていただきありがとうございました。
松山大学 経営学部 2年次生
山本 智之
会社概要
社名:株式会社さくら土地開発
代表名:野田 昌寛
住所:愛媛県松山市石手5-1-7 405号
TEL:090-9450-2255
事業内容:・不動産業/建設業/賃貸業