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今を楽しむ。その力で道を切り開く。
RINASCERE
安藤 桃子 代表
- 2018/8/16
今を楽しみたい。刺激的な東京生活で感じた、都会の凄さと大きさとの葛藤
安藤代表の学生時代について教えてください
学生のときは自分のしたいことを何でもやっていましたね。もともと色々なことに興味があって、それらをしてみたいという気持ちが強かったです。私の周りにもやはり好奇心の強くて元気のいい人たちが集まり楽しい学生時代でした。
学生の時はとてもアパレルに興味があったので、専門学校進学のために上京しました。その時の心境は、頑張りたい気持ちと遊びたい気持ちが半々くらいでした。また、この時からいつか起業したいという思いが漠然とあり、アパレルの会社を立ち上げられたらいいなとも思っていました。
東京に出て感じたことは、本当にすごい人が多いということでした。何かしようと誰かを誘ったとき、「いいね!やろうよ!」と言ってくれる人、そして実際に行動に移す速さと、実現性の高さに驚きました。当時の私は好奇心の塊だったので、いろいろな人と交流していく中でたくさんの凄い人たちと出会い、驚きと感激の日々でした。
一方で東京の環境に疲れてもいきました。やはり東京での生活はお金もかかりますし、周りにすごい人が多すぎることも却ってストレスになりました。今にして思えば仕事をする・責任を持つという点においてはどの業界も同じですが、私が働こうと考えていたアパレル業界も厳しいところだと感じました。
当時のアパレル業界は容姿が良いことが大きな採用基準で、私の大事な友人が容姿だけで猛批判されたり、華やかで綺麗なだけではない現実を知ったりと、少しずつ神経がすり減っていきました。
専門学生時代にアパレルでアルバイトをしていたこともあり、アパレル業界に就職が決まったのですが、このまま同じ業界で働いていくことは幸せなのかと葛藤がありました。当時は辛くて地元の愛媛にもよく帰省してましたね。しかし、ちょうどその頃に妊娠して、色々と考えた末に愛媛に戻ることにしました。
女性起業は本当に大変なのか?眼から鱗!子供が欲しい女性こそ起業しよう
愛媛に戻ってもアパレル業界にはいかず、知り合いのつてでエステの先生に出会いました。また、職業訓練学校に通い、その後エステを行っている企業に就職しました。そこは施術がメインで、マッサージやフェイシャルエステもしました。
当時は育児をしながら仕事をしていましたが、エステ業界は女性社員が多いので理解もしてくれる方が多く働きやすかったです。また、2年でやめて独立しようとずっと決めていたので、2年後に退職し、今のTOTAL BEAUTY SALON RINASCEREを立ち上げました。
仕事と母親業の両立は大変です。中でも毎日のお迎えが大変ですね。しかし、スタッフが1名いるので、助けられていますし、親もいるのでありがたいです。また、仕事でモヤモヤすることがあった時に家庭に持ち込まないように努力していますが、うまくコントロールできない時もあります。
女性が起業するって世間では後ろ向きだったり、大変というイメージが強かったりしますが、私はメリットを感じています。
子供がいる状態で実際起業してみて感じたメリットは、時間の融通が利くことです。一般の会社に勤められている方は、自分の都合で休んだりすることは難しいと思うのですが、起業している場合、子育てに力を入れたいときは時間を調整することも可能です。
また、エステのような業界だと、子供がいること自体もメリットになる場合があります。例えば、お客様が店内にお子様を連れてくることが可能です。大手のエステなどになるとお子様を連れてくることは難しい場合もあると思うのですが、一人の母親として理解することもできますし、私の子供と遊んでもらうことも出来て、お客様にも喜んでいただいております。
会社概要
社名:RINASCERE (リナッシェレ)
代表名:安藤 桃子
住所:愛媛県松山市畑寺3-6-16 KBコート202
TEL:089-916-7609
URL:http://rinascere-salon.jp/
事業内容:・美容業