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「マネジメントの最大の資源は人である」
むらかみ労務相談事務所
村上 健司 代表
- 2015/11/18

もの言う社労士
これから村上代表は、どのように事務所を続けていこうと考えていらっしゃるのでしょうか?
実は、まだ見えていません。今注目しているクラウドサービスも登場して間もないものなので、将来どうなるかは正直わかりません。ただ、ドラッカーの考え方は尊重すべきだと思いますし、周りの変化には否が応にも対応せざるを得ないでしょう。
少子高齢化、外国人労働者の増加等の変化で今以上に複雑な労務環境が当たり前になるかもしれないし、一方では技術革新が進みクラウドサービス以上に便利なものが出来たりもするでしょう。その時に、どのように対応しなければいけないのか、具体的な将来像は見えていませんが、考える時間は常に作るようにしています。
環境の変化というと、最近ではマイナンバーや労働基準法の改正などがありますね。
そうですね、労働基準法の改正も、私の見立てでは次の国会で通ると思います。その一部ですが、特に中小企業にとっては、月60時間超の残業代が50%以上(※)になります。また、企業が年間5日間の有休を労働者に実際に与えなければならない義務が課されます。
中小企業の経営者は、今のうちから労働時間のスリム化・効率化を考えないと、3年後には大きな差が付くでしょう。更に、労働関係のニュースはマスメディアやネットが日々報じていますし、今の若い方は情報を収集する技術に長けているので、近い将来、使用者が労働者を押さえ込もうとしても押さえられない、隠そうとしても隠しようがない時代が訪れると思います。
なおかつ少子高齢化で、企業にとっては若い人材の獲得競争がますます激しくなると思うので、法律を守らず、人を育てる気もない会社は若者からますます敬遠されるでしょう。
(※平成27年11月現在こちらは法改正後のさらに3年後に効力発生という見通しです。)
先程おっしゃった「労使関係」の構築は、社会の変化に対応する上でも重要なのですね。
今後10~20年で社会情勢が大きく変わることは明らかですし、将来の想定の下に生存戦略を立て、イノベーションを起こしてこそ企業は成長できます。しかしイノベーションとは、単に新商品や新技術の開発だけを指すのではなく、作業効率化、開発プロセス、販路拡大など、企業活動の様々な分野で引き起こされるものです。
イノベーションの源泉は、外から来るニーズに対応せんとする人のアイデアであり、経営者だけでなく労働者からも引出すことができれば、企業の使える武器が増えるのです。
村上代表は社労士として、今後どのような姿勢でお仕事に取り組んでいこうと考えていらっしゃるのでしょうか?
私は言うべきことは言わないと気が済まない人間です。特に労働環境をより良くするためには約束を守って頂く必要があると思いますから、経営者の方に最低限知って頂くべきルール・リスクについては口が酸っぱくなるぐらいにしつこく説明していきます。
一方、口やかましい人間でも構わない方、そして労使間の信頼関係の構築、更なる向上又は改善に意欲的な方がお相手なら私は喜んでご依頼内容を担当させて頂きます。かつて村上ファンド創設者の村上世彰氏が「もの言う株主」と言われていましたが、私も彼に倣って「もの言う社労士」をキャッチフレーズにでもしようかなと思っています。私の苗字も村上ですからね(笑)
最後に、若者へのメッセージをお願い致します。
ドラッカーのマネジメントという本は、経営者だけでなく、働いている人全員に向けて書かれているのです。組織で役立つ人材になるには、学歴を重ねたり、資格を取ったり、経験を積むのも大事ですが、何よりもマネジメントの理論の考え方を蓄積し、先を見通せる力を備えた人間がどうしても重宝されます。
1人1人がマネージャーになれというのがドラッカーさんの考え方なので、自分が勤めている会社のために何をすべきかを考えるには、彼の本に書いてあることは将来必ず役に立つはずです。学生さん方も、ゲームをするぐらいならまずは騙されたと思ってドラッカーの本を読んでみてください。
インタビュアーより
会社概要
社名:むらかみ労務相談事務所
代表名:村上 健司
住所:愛媛県大洲市徳森1190番地12
TEL:090-7148-1470
事業内容:・士業
サービス紹介


