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自分の心に素直になれ!
株式会社 Future Select
代表取締役 重松 大介
- 2020/2/7
無知だからこそできた!?24歳での起業!
大学卒業後は東京や大阪などいろいろ選択肢があったと思いますが、愛媛で就職した理由を教えて下さい。
大学時代の活動領域が四国だったことが大きな理由ですね。ただ、東京や大阪に就職する人は周りに多かったです。
私が四国青年NGO HOPEに入ったのも東京の合宿に参加したことがきっかけだったのですが、あくまでフィールドは四国だったのと、四国の社会課題に対する問題意識を強く持っていたので、大都市に行くつもりはありませんでした。
本当は大学を卒業後すぐ起業しようと思っていました。地元の四国青年NGO HOPEの事業を使った起業をしようと考えていたので東京、大阪は選択肢になかったですね。大都市に行くことに不安があったというのもありますが(笑)
その後は起業されたのでしょうか?
はい、1年働いた後24歳の時に起業しました。
もともと四国青年NGO HOPEの中でしたかった事業がありました。四国青年NGO HOPEで活動しているとおもしろい四国の学生がたくさん集まってきます。
そういう学生の就職先は東京や大阪が多くて、学生のほとんどは大手の就職ポータルサイトを使って就職活動をすると思うのですが、そこには日本全体の数パーセントの企業さんしか載っていません。
地元に面白い企業さんがたくさんあるのに知らない学生が多いのはもったいないと思っていました。
そこで四国青年NGO HOPEで集まった学生にもっと地元の企業に残って活動を続けてもらい、社会課題に対してチャレンジしてもらいたいので、そういう環境が作れないかとずっと話していました。
先ほどの通り四国青年NGO HOPE内でそういった事業をやろうと思いましたが、既に後輩に運営を引き継ぎ、NPO法人になってそこまでの余力もなくなっていたので、当時話していた3人で会社を立ち上げました。
具体的にどのような事業だったのでしょうか?
四国青年NGO HOPEに集まった学ぶ意欲の高い学生を地元の企業につなげる新卒サポートを計画していました。
ただ紹介といっても私たちも未経験ですし、私は人事をずっとやっていたわけでもなく、1年間就労支援組織で働かせてもらったのみです。
一緒に起業した他の2人も就職はしていたものの、全くの専門外の分野でした。
そこで段階を追ってやっていかなくてはいけないと考え、一番最初に取り組んだのはアルバイトをしたい学生を集めたマッチングサービスです。
その中で四国青年NGO HOPEの学生たちの力を少しでも社会に還元したいという思いがあったので、アルファイトというアルバイトと戦うファイトを掛け合わせた名前のサービスもしていました。
特にデザインやプログラミングができる学生は、ディレクション付きであれば仕事によって即戦力で活躍できることもあります。そこで代わりに私たちがそういう案件をとってきて、ディレクションを行いながら、実際の仕事を学生さんに任せるということをやっていました。
安価に提供できる代わりにプロと比べてクオリティはもちろん下がりますが、学生さんは経験・キャリアを積むことができ、企業はコストを抑えて製作物を作れるという、両者にとっていい関係ができるというコンセプトで取り組んでいました。
会社概要
社名:株式会社 Future Select
代表名:重松 大介
住所:愛媛県松山市久米窪田町487番地2 テクノプラザ愛媛別館内
TEL:089-994-6880
事業内容:・サービス業