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「野心を持て」

株式会社エステートプラン
東灘 友明 代表取締役

  • 2014/12/29
i-cath-estate-plan

高橋
本日は宜しくお願い致します。

東灘
私は「INTERVIEW WITH PRESIDENT」に載られていらっしゃる他の経営者の方達みたいに上手に話せないけど大丈夫ですか。

高橋
はい、大丈夫です。
私達、学生より経験豊富な方のお話は自分達の成長に繋がると思っておりますので宜しくお願い致します。

東灘
わかりました。
私でよろしければお願いします。

高橋
では早速なのですが、東灘代表の学生時代のこと、また下積み時代のお話を聞かせてください。

東灘
学生の頃でしょうか。
私は勉強嫌いでした。
毎日が遊ぶ事ばかりの生活でいわゆるヤンチャっ子ですね(笑)
学生時代は遊びたい事が本当にたくさんありました。
ビリヤードとか、おいしいご飯を友達と食べに行きたいとか。
そうすると、お金がすごく必要になります。
なので、アルバイトを一生懸命してお金を稼ぎ、稼いだお金で遊ぶ、そのような生活を毎日、繰り返していました。

高橋
アルバイトにも励まれていたのですね。

東灘
はい。
私が高校生の時は5つ程のアルバイトをしていました。
すぐ辞めることもありましたし、長く続く所もありました。
私の高校は進学をするような学校ではなく、卒業したらすぐ就職をするような学校でしたので、遊びたいためのお金稼ぎという目的が大前提だったのですが、社会の事についてしっかりと勉強したい気持ちもありアルバイトをしていました。
5つ程のアルバイト先ですが、どんな所でも学ぶ事がたくさんあり学生ながら成長する事ができましたよ。

高橋
なるほど。
ただ遊びたいがための理由もあるのですが、先を見据えての考えもあったのですね。
卒業をしてから、すぐに不動産関係の会社に勤められたのでしょうか。

東灘
いいえ、それが実はそういった訳ではありませんでした。
高校は建築関連のクラスにいましたので、就職する時も建築関係でまた設計者がいいと思っていました。
高校の先生の方から教えて頂いた求人に「建築・不動産」の会社がありましたので当時、私が希望する建築の設計ができると思い、その会社を選んだのですが、実はそういう訳ではなくて・・・

高橋
なるほど。
どういった事でしょうか。

東灘
私が入社した会社は「建築の設計」ではなく「営業職」での採用だったのです。
与えられた仕事というのは不動産の営業をして契約を取ってこいという仕事でした。
私は不動産に対して悪いイメージがあり、それに自分のしたい仕事でもなかったので始めは軽い気持ちでしたが、営業が取れたなら君のしたい設計をさせてあげようという事でした。
それがだんだん仕事をしていくと、意外にも自分に合っていると思えてきました。

高橋
それはどうしてでしょうか。

東灘
不動産というのは他社同士が協力し合っているという事を知り自分の会社だけが儲けてやろう、独占してやろう、他社とはこんな所が違うと比較するのではなく、お互いに一つの取引を成功させようと。
私は、このような図式は凄くいいなと思い、また私は短期集中型の人間だと自分で思っています。
不動産業界は集中して短期で取り組める一面もありますので、逆に設計のお仕事は0から設計し、見積もりをし、作っていくというとても長期的なので私の性格からすると営業の方が合っていると思います。

高橋
なるほど。
元々は悪いイメージがあったのに、仕事をしていく内にその仕事内容が理解でき明確になり実は合っていたという事なのですね。
食わず嫌いみたいですね。
では、そこからご自身が経営者になろうと思われたきっかけを教えて下さい。

東灘
はい。
当時、私は同年代の中では仕事が上司から評価も高かったと思います。
元々、私の中に何でもいいから社長になりたいだとか、肩書が欲しいという想いがありました。
それに、今稼いでいるお給料よりももっと稼いでやりたい、時間を効率よく使って仕事をしたい、色々なことをアレンジしたいがために経営者になりたいと思い始め、当時の私には大きな自信もありましたが、今となって振り返ってみると過信だったと思います。

高橋
それは、どういった事でしょうか。

東灘
当時の私は同年代の中では営業をどんどん取る事のできる人間だった事は先程申し上げました。
確かに営業を多く取る事ができていたのですが、実は会社の名前を借りていただけでお客様からしたら、ここの会社だからお願いしようかなって。
自分の力で仕事ができると思っていたらそうではなかったのです。
だから起業したばかりの時はとても苦労しました。
なかなかお客様も紹介してもらえなかったですね。

高橋
なるほど。
起業された時に他にも苦労された事はありましたか。

東灘
そりゃあもちろん沢山あります。
例えば、元々勤めていた会社には事務員さんがいて、事務の仕事を全てしてくれていましたが、独立するとなるとそういった事務も全て自分がしなくてはいけなく、そういった所でも今までとの環境にも苦労しました。

高橋
そうだったのですね。
では、起業されて嬉しかった事や、達成感がある時はどんな事がありましたか。

東灘
nakakiji-estate-plan
そうですね。
やっぱりお客様が契約してくださって成約になった時は嬉しかったですね。
そしてそのおかげで大きなお金が入ってくるので、それが原動力になって「よし!やるぞ!!」となれました。
私は他の経営者の方達みたいにとても素晴らしい人間ではないので、働くための原動力が「お金」なのです。
こんな事がしたい、でもそれにはお金が要る。
だから働こうみたいな。
学生時代のアルバイトしていた頃から全然変わってないと思います。
ずっと遊びたいとか、そのためにお金が必要だからしっかり働く。
そんなお金への欲望で動いてきました。
高橋君からは汚く思われるかもしれませんが、私はそんな欲望、また野心を持つ事が非常に大事だと思っています。
私は何事に対しても何らかの欲望がないと始まらないと考えています。
以前学生さんと関わる事があったのですが、今の学生さんって言葉は汚いですが、野心や野望がとても無いと感じています。
仮に何かしたい事があってもすぐあきらめたりしています。
本当にもったいない。
経営者は終わりや終着点を作ってしまうともうダメなのです。
常に野心を持ち続け、成長し続けないといけないのです。
成長を止めてしまうと後は落ちるだけですからね。

高橋
なるほど。
起業してからのお話だけではなく、今の学生に対しての思い、また経営者としての考えを聞かせて頂きありがとうございます。
では、最後に学生へのメッセージを聞かせてください。

東灘
はい。
これまで何度も学生へのメッセージになる事は申し上げてきた形になるのですが、学生には野心を持って欲しいと思っています。
自分のしたい事は私もしている通り妥協してほしくないですね。
繰り返し言う形になりますが、何事も何か欲望がないと始まらないと考えています。
そしてその欲望=野心を叶えようとして、何か困難な事があろうとも、すぐに諦めるのではなく、できる事を考えて欲しいです。
例えば、自分はこんな事がしたい。
でも、お金がないから諦めよう。
これでは、ダメです。
では、仮にお金の問題だとしたらどうやってしたい事ができるようになるまでお金を稼ぐ事ができるのかと考えて欲しいです。
そして、これまで様々な事を言ってきましたが、仕事をする上でその職種のいい面、また悪い面をちゃんとしっかり理解して欲しいと思います。
高橋君もぜひ野心を持ってくださいね。

高橋
はい。
はじめにうまく話せないなんておっしゃられていましたが、全然そんな事ありませんでした。
とても興味深いお話であり、とてもためになるお話でした。
ぜひ野心を持ちたいと思います。
本日はありがとうございました。

インタビュアーより

bord-estate-plan

東灘代表は、独自の見解で世の中の経営者の事を考えられて、一つ事の事=欲望のために仕事を励まれていました。
例え仕事の原動力がお金だったとしても恥ずかしい事なんかじゃないとおっしゃっていました。
また、今の学生や若い人は野心がないと嘆かれていました。
今からは、どうやればできるようになれるかを考えたいと思います。
そして自分の夢である「大きな人間になり、故郷高知の恩返しをする」という野心をもっと明確に、そして確かな物にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
高橋 航貴

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乞うご期待!

会社概要

社名:株式会社エステートプラン
代表名:東灘 友明
住所:愛媛県松山市姫原2丁目5番6号
TEL:089-911-1070
事業内容:・不動産

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