自分の心に素直になれ！

何事もやってみないと分からない。経験あるのみ

事業を成功させるためのポイントはありますか？

　 kijinaka-f-select 人との関わりを大切にすることだと思います。立ち上げの当初はアルバイトの相場とかも分からず、どこがターゲットになるかも分からないのでとにかく知り得る情報だけたくさん集めて、取りあえずこれくらいでやってみるかって何回も試行錯誤していました。
　アルバイトの紹介も学生の方は求人広告誌などを見ると思うのですが、それを片端から取ってきて、片端から電話をかけたりするでしょう。
　中には訪問した企業様に名刺を投げつけられ、電話をかけたときも「お前どこから電話かけてきてんだ一生かけてくんな！お前もいろいろ大変やな。」なんて言われたこともありました(笑)
　しかしそのうちにこのくらいでやればいいんだなっていうのが分かってきました。

　それでも顧客になってくださるところがあって、求職者の方やアルバイトの方に親身になって対応させていただきました。
　アルバイトを紹介するのに一緒に職場見学に行かせていただき、「ここは魅力だけどこういうところは覚悟ポイントだけどどう？」「こういうことができる学生なのですがどうですか？」みたいな所までサポートしているところがなかったので、学生さんたちも安心して行けるところはあったのではないかと思います。
　その延長線上で今も手厚く事前事後のサポートをしていますが、そういう満足度の高さが人を呼んできてくれるというのが分かってきました。

　結局のところ、人に迷惑をかけながら学ばせてもらい、そのおかげでできるようになったことで、一生懸命周りの人にお役立ちするということをやらせてもらったのだと感じています。
　関わってくださった方に感謝の気持ちでいっぱいです。ほんの一部の方にしかお役立ちできていませんし、それだけたくさんのご迷惑をかけたと思っています(笑)

現在の会社を創業されるまでの経緯を教えて下さい。

　前職は3,4年やって株式会社Future Selectを立ち上げました。
　前の会社では、四国青年NGO HOPEをベースに、新卒の地域独自の採用方法を作ることを目指し活動していました。しかし、自身の中で就職3年以内の早期離職問題への関心の高まりや、自身の年齢が上がるにつれ、その問題を肌で感じるようになりました。

　また、新卒採用ではなく中途の即戦力採用を主力とする中小企業のみなさんとの接点も増え、若者たちと企業との間に考え方の乖離が見られることも感じていました。
　その乖離はこれからの時代の変化と共に大きくなり、若者・中小企業のみなさんを苦しめるのでは？という想いを抱くことも増えてきました。

　そういった環境の変化もあり、第二新卒や30歳前後のキャリア転職などに悩む人たちの問題を解決することはこれから重要！という想いが増し、起業に至りました。

現在の事業内容を教えて下さい。

　この会社は第二新卒と30歳前後のキャリア転職あたりの人材紹介事業をメインでやっています。人材紹介というのは人材を求める企業様と求職者からの依頼に基づいてそれぞれのニーズに合わせて最適な組み合わせをご提案させていただくお仕事です。

　ただ「紹介して終わり！」ではなく、採用後の定着・活躍を目指した紹介に力を入れているのが特徴です。
　個人のキャリア形成が企業の力になり、企業の力が地域の活力になる！それにつながる求職者さんも求人企業さんも心躍るような紹介ができるよう努めています。
　プラスアルファで大学生や社会人に研修やセミナーを行うこともあります。他にも短期アルバイトや長期のパートの紹介などもやっています。

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