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ブレずに自分を貫け!
BEEF EATER
井上 将悟 代表
- 2019/8/5
大衆受けしなくていい。自分の「こだわり」を追及しろ!
いい焼肉店の条件とはなんですか?
いい焼肉店の条件、それはどれだけ「タレ」にこだわっているかです。
「タレ」ですか!
はい、「タレ」です。
言ってしまえば、お肉はお金さえ出せば美味しいものが食べられます。1万円のアメリカ産の肉と10万円の神戸牛があったら、間違いなく神戸牛の方が美味しいですよね。でも1万円のアメリカ産の肉でも美味しいと思わせる、それがタレの仕事なのです。同じ肉だったとしても、タレが違うだけで好きにも嫌いにもなります。
だからいい焼肉屋さんはタレに一番こだわりを持っています。極端な話、美味しい肉を食べるだけなら自分で買ってきて家で食べることもできますし、市販の焼肉のタレでも十分美味しく味わえます。
それでもわざわざ当店に足を運んでお肉を食べていただけるということは、来店されるお客様は、当店のタレを気に入っていただいているということです。自分の好みじゃないタレのお店になんか行きたくないですからね。
当店ではお客様に「美味しい!また食べたい!」と言っていただけるようなタレを、こだわりにこだわりを重ねて作っています。
「タレ」に対してどのようなこだわりがございますか?
他店と同じタレで勝負しても、店のカラーというのは出しにくいです。
当店の一番の特徴は「味噌ベースのタレ」ということです。松山の焼肉店は比較的サラサラとした醤油ベースのタレが主流ですが、当店は醤油に味噌を加えて少しドロッとしたものに仕上げています。
もちろん素材にもこだわっていて、醤油は私の地元である大洲の醤油を使っています。これがすごく美味しいんですよ。そして大洲の醤油に合う味噌を探すために全国各地を食べ歩き、九州で一番ぴったりの味噌を見つけました。それからはずっとこの組み合わせでタレを作っています。
他にはどんなタレがありますか?
当店のつけダレはこの1種類だけです
たくさんあった方がお客様も喜ばれるのでは?
作れなくはないのですが、万人に合わせるのはあまり好きではありません。だってブレてしまいますから。
当店のカラーはこの味噌ダレなので、「BEEF EATERに来たからには味噌ダレだけで召し上がって下さい。」というスタンスをとっています。ここが「辛いタレもありますよ!」「レモンでも美味しいですよ!」となってしまうと、お客様に自慢の味噌ダレを楽しんでいただけなくなるかもしれませんからね。
「たった1種類の味噌ダレ」しかありませんが、この味噌ダレこそがBEEF EATER最大の「カラー」だと思っているので、ここのこだわりは絶対に外すことはできません!
もともとは地元の大洲にお店を出されていたとお聞きしましたが
はい。松山に来たのは半年前で、1年前までは大洲で複数の飲食店を経営していました。しかし、西日本豪雨によってお店が水没してしまい、閉店を余儀なくされたので松山に移ってきました。
会社概要
社名:BEEF EATER
代表名:井上 将悟
住所:愛媛県松山市一番町2-5-25 GOODWINビル4F
TEL:089-913-7654
URL:http://beef-eater.com
事業内容:・宿泊業/飲食業