INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

「人間性を鍛えなさい」

株式会社ドリーム・サポート
畠山 忠 代表取締役

  • 2015/4/14
i-cath-dream-support

「福祉の仕事との出会い、人生の目的」

大河原
それでは、インタビューを始めさせて頂きます。よろしくお願い致します。
まず畠山代表が介護について興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか。

畠山
私は中高と陸上部に所属していて、トレーニングやマッサージの仕方など、人間の体について学ぶ機会が多くあり、その中で、人の身体に興味が出てきました。
また、その頃から「人のためになるお仕事をしたい」と思っていたので、18歳の頃に漠然とですがこれから高齢化が進む中で介護業界の需要が高まるだろうし、そこで陸上部で学んだことが活かせるのではないかと考えました。

大河原
なるほど。
現実に高齢者の数は増えてきていますから、介護業界で人の身体について知識がある方の需要はますます高まっていると思います。

畠山
はい。
また、最初は介護福祉士として働いていましたが、実際に仕事をしていくうちに、人と人との関わりに楽しさややりがいを感じるようになりました。
その中で、介護だけではなく身体機能を回復させる理学療法にも興味が出るようになり、理学療法士の資格も取る為に勉強を始めました。
私は努力をするのは嫌いではないのです。
努力をしたら報われるということを、部活動を通じて学んでいましたから、それがわかっていたので勉強や努力に関してはそんなに苦痛ではなく、むしろ楽しいです。

大河原
本当に部活動の経験が後の人生に活きているのですね。
介護の世界ではどのような努力が必要になってくるのでしょうか。

畠山
私は前の会社でデイケアをする部署にいました。
当時のお話しをすると、当たり前のことではありますが、お客様を施設にお送りして介護やリハビリをしてから元気なまま帰って頂くことが我々の努力ポイントです。
もしお客様に負担をかけてしまったら、体調が悪化したり精神的にも落ち込んだりとかしますので、お客様がそう思わないように配慮することが努力といえます。
とはいえ、私は陸上部でも介護の仕事でも、求められることを当たり前に出来るようにしてきただけで、それを努力というのはいまいちしっくりこないのですよ。

大河原
なるほど。
しかし、必要だとは思っても何もしなければ解決しないので、自分から動くというのもまた一つの努力かなとは思います。
介護福祉士のお仕事する中で、これからは介護需要が高まるだろうといった漠然としたお考えから、実際にお仕事の中に飛び込んで初めて気付いたこと、感じたこともあるとは思いますが。

畠山
介護福祉士をしていた時は、看護師さんがいてその下で働いていましたが、それでは色々と自発的には動けない、業界的に収入が低いということもあり、20歳ぐらいでこれから先の未来を考えたときに、これをそのまま私の一生の仕事にはできないと思うようになりました。
そこで、介護だけでなくもっともっと上を目指していかなければいけないという風に考えたのです。
理学療法士の資格を取得したのもこの理由からです。
また、私自身も骨折で入院したことがあって、その時は何もかも看護師さんがしてくれました。
それにものすごく孤独感を感じたのです。

大河原
孤独感、ですか。

畠山
はい。看護師さんに身の回りのお世話をされる中で、「あっ、僕は今生きていない、生かされているんだ」と思いました。
その時、私はやはり誰かに頼られたいと思ったし、頼られることは生きるうえで大事な事だと感じて、もっともっと人の為に仕事をしたいなと思うようになりました。

大河原
それが福祉のお仕事について、自分の中で意識が変わった時だったのですね。

畠山
はい、私の中でのターニングポイントでした。また経営者になろうと思ったきっかけでもありました。

大河原
有難うございます。
その時は、どのような会社をつくろうと考えられたのでしょうか。

畠山
それは、理学療法士になってから持った目的でもありますが、欲張りなのかもしれませんが、愛媛県を長寿日本一の県にするというものです。
しかし、もっと沢山の人に喜んで頂きたいのですが、誰かの下で働いていては理学療法士のまま一人でできる仕事量には限界があります。

大河原
長寿日本一、ですか。

畠山
nakakiji-dream-support
現在の愛媛県の平均寿命が全国で男性35位、女性19位ですが、私がこれから理学療法士をしていく中でもっとこの順位を上げられるはずだと考えています。
この大きな目的の達成に向けて、今度は会社を立ち上げてその私の想いを分かち合ってくれる人と一緒に取り組んでいこうと思い、いつ独立しようかという矢先に交通事故で骨折してしまったのです。
そして、先程も言いましたが、骨折して入院している間に誰からも頼られないのがすごく苦痛で、しかも交通事故なんていつ起こるかもわからないことを考えると、私自身がいつ死ぬのかとすら思うようになりました。
その時は丁度、林先生の「いつやるか?今でしょ」が流行っていたので、漠然と40歳50歳になってから会社を立ち上げるのではなく、できるときに立ち上げて自分の目的に少しでも近付ていこうと決めたのが、起業の一番直接のきっかけですね。

ページ:

1

2 3 4

会社概要

社名:株式会社ドリーム・サポート
代表名:畠山 忠
住所:愛媛県松山市福音寺町426-1 メゾン・ドゥ・グランビュー306号
TEL:089-961-4646
URL:http://dream-sp.net/ 
事業内容:・訪問看護ステーション運営 ・通所介護(デイサービス) ・居宅療養管理指導 など

サービス紹介

eigyou

『株式会社ドリーム・サポート』

住所:愛媛県 松山市福音寺町426-1メゾン・ドゥ・グランビュー306号
TEL:089-961-4646
URL:http://dream-sp.net/
Facebookページ

「愛媛県長寿日本一に挑戦します。」

eigyou

『理念』

「福祉・医療革新で人々を幸せにする」

私たちは、当社に関わるすべての人々に対して、我々の専門である医療や福祉を常に革新し、より良きサービス・業務システム・人間性を磨き続けていくことでみなさまの人生を支えることを目的としています。

ホームページはこちら
Facebookページはこちら

eigyou

『特色』

1.経験豊富な看護師(2名)准看護師(1名)理学療法士(5名)作業療法士(2名)で組織されていますので安心安全なサービス提供ができます。
2.情報の共有を密にしたチームアプローチを重要視しています。
3.看護スタッフ全員がリハビリができます。
4.常勤リハビリスタッフ全員が福祉住環境コーディネーター2級を取得しており様々な角度から利用者さまを支えます。
5.細かな出来事にもスピーディーに対応いたします。
6.地域行事、勉強会には積極的に参加させていただいております。

ホームページはこちら
Facebookページはこちら

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る