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連載1回目「IwPのこれまでを振り返って」
株式会社ビオトープ
石原 新也 代表取締役
- 2019/5/30
IWP愛媛の位置づけとは
株式会社Biotopeの中でIWP愛媛をしている理由は何なのでしょうか?IWP愛媛の位置づけを教えてください。
学生支援という点が一番大きいです。私は中学・高校・大学と卓球漬けの学生時代を送ってきました。また就職してからもしばらくは社会人選手として、会社の方針で仕事よりも卓球に打ち込んでいました。
卓球の経験を通して、自分で努力するだけでは才能を開花させ、成果を残すことはできないと学びました。
高校生の時、卓球の四国大会で団体、ダブルス、シングルス全て優勝しました。しかし、私一人では優勝することはできません。小さい時から親や先生など周りの大人が膨大な時間や労力を割いて指導してくれて、優勝という成果をつかむことが出来たのです。
私自身も社会に出てからも同じで、上司、同僚、お客様からも膨大な時間を割いて育ててもらいました。部下が上司を選ぶことはできませんが、優秀な上司や優しい上司、今思えばとても理不尽だった上司など、様々なタイプの上司に出会えたお陰で今の私があります。
そして30代頃になって、教えてもらう立場から教える立場になりました。これまで指導して頂いた方への恩返しとして、過去に教えてもらったことや学んだことを若い人に教え、短期間ではありますが支援していきたいという思いが歳を重ねるごとに大きくなりました。
学生を支援する取り組みは、株式会社ビオトープのメイン事業「営業コンサルティング」とも共通する部分があります。私自身が何らかの形で人と関わり、共に成長していけるのが、好きなのでしょうね。
私がしていることが少しでも若い人の成長やヒントになれば愛媛に帰ってきて良かったと思います。
IWP愛媛はメディアにも取り上げて頂いていますね。
とても感謝しています。テレビや新聞などのマスメディアにもIWP愛媛でのインターンシップの模様などを取り上げていただいております。
2016年にはNHK松山放送局さんの「ひめポン」という番組で、最近の学生が就職活動の前にしているインターンシップとはどういったものかという内容で取材依頼をいただきました。当時在籍していたインターンシップ生の一人が密着取材を受け、経営者にアポイントメントを取る様子や実際の取材風景などがテレビを通して映し出されました。
当社のインターンシッププログラムは、リアルな体験ができるということで、他のメディアからも度々取材をしていただいています。
メディアに取り上げられるのは、本人も嬉しいことだと思いますが、それ以上にインターンシップとして取り組んでいる学生のご両親から「子供にとてもよい経験をさせてくれてありがとうございます」とメールが届き、感謝の言葉を聞くとやって良かったなと思います。
小中高時代の学芸会や運動会のような、自分の子供の成長を見る機会は、子供が大きくなっていくにつれ減っていってしまうものだと言われています。親子にとってそういう機会はとても嬉しいのではないでしょうか。
IWP愛媛の運営はとても時間と労力を費やしますが、学生がひたむきに真面目に一生懸命にしていますので、それに応える行動を取っていきたいです。