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日本一の羊羹屋の羊羹をみなさんへ

株式会社中野本舗
中野 恵太 代表取締役社長

  • 2017/12/19
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「薄墨羊羹」の暖簾の重み

餡ファンというブランドを立ち上げられた理由はありますか。

 どうしても羊羹というと贈答用というイメージがあり、和菓子を親しみやすく日常的に食べられて、若い年代の人にも受け入れられたいという思いから作りました。

御社にインタビューするに当たって「ウスズミキューブ」を購入して食べました。制作秘話があれば教えてください。

 元々、ウスズミキューブは球体の予定でした。しかし、あまりにも再現性が悪く、今の形に落ち着きました。
 お客様から「手軽に食べられる羊羹がほしい」など、色々声を頂いていたこともあり、自然と形になっていった商品です。お客様の声を反映するために、弊社で改良し、作り上げていきました。

 味はショコラ、キャラメル、クラシックの3種類ありますが、特に3という数字にこだわっているわけではありません。季節限定商品も出しているので。ただ、何種類も試作して作ったというよりは、各種類を何度も改良して作り上げました。

お客様の声を聞く機会は多いのでしょうか。

 なるべくお客様の声が聞こえるように販売をしている場所の近くに私のデスクを置いていたり、私が直接接客することはあまりないかわりに、従業員がお客様と話す機会が多かったりするので、日報などを使ってお客様の意見を知ることはあります。

これからどのような和菓子を作っていきたいですか。

 大街道本店も大きく改装し、それを機に来てくださるようになったお客様もいらっしゃいますが、昔から来店されていたお客様が大きな変化のせいで来られなくなった方もいらっしゃいます。また、以前のお店に愛着があった方からはお叱りを受けたこともあります。

 陳列方法やパッケージも華やかにしましたが、あまり評判がよくなく、「薄墨羊羹」の暖簾の重みを軽く考えすぎていたのではないかと思っています。これからは「羊羹の老舗」ということを第一に原点に回帰するようにとは考えています。

 羊羹の市場は年々縮小傾向にあります。今後の100年後を見据えると、どうすれば薄墨羊羹を食べたことのない方に食べてもらえるかは重要になってくると思います。その方法を今現在考えているところです。

次のページ『海外にも羊羹を』

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会社概要

社名:株式会社中野本舗
代表名:中野 恵太
住所:愛媛県松山市井門町1331番地1
TEL:089-958-3355
事業内容:・製造業

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