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「自分に余裕がないと、人に優しくなんてできない」
studio paume
大森 絵美 代表
- 2015/3/30
大森代表のターニングポイント
大河原
他に、大森代表にとって人生のターニングポイントとなった出来事はございますか。
大森
この仕事を選んだ理由の一つでもありますが、まずは産後の自分ですね。
体はボロボロで産後うつになり、どん底を見たからこそ今の仕事に就けているということがあります。
それともう一つ、実際にどん底を見てこれを仕事にしようと思っていた時に出会えたのが、名古屋で産後ケアをしている、一般社団法人体力メンテナンス協会さんです。
その中に理学療法士さんもいらっしゃって、自分自身も知らなかったことを沢山学び直す機会を頂いて、今は理学療法士としてだけでなく協会のインストラクターとしても仕事をしています。
産後うつになったことと、体力メンテナンス協会さんとの出会い、この二つが私の中ではおそらく一番のターニングポイントでした。
大河原
なるほど。
独立開業には産後ケアをしていらっしゃる協会さんとの出会いも大きなきっかけだったのですね。
先程はお仕事の内容の変化をお聞きしましたが、今度は、開業する前と今とを比べて、大森代表の物事の考え方、仕事観の変化についてお教え頂きたいと思います。
大森
結婚してからは自分の人生について、家族のために頑張り、お仕事をして1日を費やすのは当たり前だと思っていました。
「誰かのために生きる」と言えば聞こえはいいですが、それでは自己犠牲を強いることになり、何かあった時にその人のせいにしてしまうのです。
そうなると「結婚したからこんな生活になった」とか「子供が出来たからしたいこともできなくなった」という考え方になってしまい、開業してからはそれがすごく良くないことだと思うようになりました。
大河原
では、現在していることは誰かの為ではなく、まずは自分の為にしていることだと考えるようになったのでしょうか。
大森
はい、自分の為にしていることでも、ゆくゆくは家族のために繋がってくるのです。
先程の、自分に余裕を持つということにも関係してきますが、まずは自分がハッピーにならないと絶対に他人をハッピーにできないので、自分の為にしていることは全て自己責任で、自分で決断をします。
その代わりに「誰かのせいには絶対しない」、この考え方になったのが個人事業主になってからです。
大河原
有難うございます。
これから大森代表が経営者として、目標としている方はいらっしゃいますか。
大森
体力メンテナンス協会の代表理事で、朴玲奈先生という方なのですが、この方が日本に産後ケアの楽しさを広めていき、3年ぐらいで日本中に会員がいるような大きな団体に変えてしまいました。
現在も、名古屋の朴玲奈先生の所に産後ケアを習いに行っています。
また、産後ケアだけでなくインストラクターや経営のことなども朴玲奈先生にサポートして頂いたり学ばせて頂いたりしながら、成長できるよう頑張っているところです。
大河原
そのような尊敬できる方がいらっしゃったのですね。
有難うございます。
会社概要
社名:studio paume
代表名:大森 絵美
住所:伊予郡砥部町拾町7-4 2F ホンぷりCafe内
TEL:080-5669-3566
URL:http://studio-paume.com
事業内容:・生活関連業/娯楽業