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ぶれない
mees.
斉田 耕一 代表
- 2016/12/22
“ぶれない“ように考え続ける日々~そこで生まれるmees.(ミース)の色~
一人でお店を続けることは簡単ではないと思います。大変だなと感じることはありますか?
独立して、お客さんを集客出来るかどうか。ということが一番大変に感じることです。
私の仕事は働いて売った分のみお金になる完全な歩合制なので、今日売り上げがなかったらどうしようだとか、自分が体調悪くてお店が開けなかったらどうしようだとか、毎日不安という感情があります。
消費者は、お金に余裕がない時には雑貨を買おうとは思いませんから、こういう雑貨屋はやはり思った以上にお客さんが来ないです。では「どうしようか」と考えると、いかにお客さんに来てもらうかということを常日頃考えていかないといけません。
どのような雑貨が売れる、売れないというのは日々変わっていくので、ずっと何が売れるのだろう、消費者は何が欲しいのだろう、と毎日考えています。
また、来てくれているお客さんはこのような年齢層が多くてこのような雰囲気の人なのだとか、お店にお客さんが来た時に、このような年頃の子はこのような感じの雑貨が好きなのだ、という確認する作業をしています。その作業は大変だなと感じます。
男性が雑貨屋さんを経営しているというのは珍しいと感じるのですが、お客様と接客している際に意識していることはありますか?
お店のお客さんはほとんどが女性のお客様です。女性の方と話す際にできるだけ異性と感じさせないように意識しています。
男性一人でやっているお店で、扉も閉まっていますし、狭い空間で異性との距離も近いので、お客さんが一回怖いと思われてしまったら、一生来てくれなくなります。そうならないために私は、目線を下げて会話をしています。そうすることで、高圧的にならないのです。
高校生のお客さんには腰を落として視線を合わせています(笑)
斉田代表がお店を経営している中で大切にしていることはありますか
私が大切にしていることは“ぶれない”ということです。
例えば、雑貨業界でも流行や売れる商品といわれているものがあります。もちろん、流行の商品や売れる商品をお店に置けば最初は売れます。しかし、流行の商品を自分のお店より他のお店が10円安く売っていたら、そっちのお店にお客様が行ってしまい、私のお店には来てくれなくなります。
そうならないために、私のお店では他とはあまりかぶらない商品や、見たことのない商品をセレクトしています。私のお店の商品は、四国や全国でもここでしか取り扱っていない限定の物がほとんどです。
このように、限定という軸にぶれないような商品をセレクトすることによって、私の色、mees.(ミース)の色というものが出来ます。mees.(ミース)らしい商品を何十個も集めて私の店だけのものが出来ると、お客さんは足を運んできてくれます。
私は軸が“ぶれない”商品を自信持って出しています。
会社概要
社名:mees.
代表名:斉田 耕一
住所:愛媛県松山市湊町4-10-12 2F
TEL:089-945-1677
事業内容:・小売業/卸売業