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「人との繫がりを大切に」
株式会社LOVE POSTMAN
橘 洋二 代表取締役
- 2015/11/6
大切なのは“思いやり”
学生の頃の考えが今の考えに結びついているということはありますか?
学生時代は、一浪して、北九州の大学に入学してそれから友達と中国に留学しました。それから戻って大学生活を4年間過ごしたので、6年間学生生活を送ったことになるのですけど、当時はあんまり何も考えていなかったように思います。
でも、今だから言えることですが、社会で生きていく中で大切なのは思いやりだと思います。それができない人間は自己中心的で、自分さえよければいいという考えを持ってしまいます。振り返ってみると思いやり、人のことを考えるということは、父親や母親が小さい時から懇々と言ってきてくれた言葉ですね。
思いやりをすごく大事にされているのですね。
そうですね。特に中国に行き異文化に触れた際は、自分と全く価値観が違っていて、カルチャーショックがあったのですが、そこから人を思いやることを学ぶことができましたね。他者を受け入れる余裕を持つことで「人を思いやること」は外国でなくても日本でも学ぶことができると思います。
その余裕がどうやって生まれるかというと、思ったことを発言したり、やりたいと思ったことに対して行動するといった基本的なことです。それを実施していくことで、人に意見するばかりではなく、人の話を聞く余裕が生まれます。そう言った成功体験の積み重ねが自信となり、人を思いやることができるようになっていくと思います。
行動は成功するために行うと思うけど、失敗してもいいのです。失敗しても改善してやり直せばいいですから。
最後に学生へのメッセージをお願いします。
一期一会とか、わびさびのような繫がりを重視した日本文化における王道な考えの人生を生きれば、あなた達の選択は心が喜ぶ、命が喜ぶ選択となると思います。
例えば、幼いころに持っていた夢を思い出したり、親の言葉を思い出したりする。人間のベースには必ず家族がいますから、そういう1番近かった人たちに相談すれば必ず道は開けます。自分の心がすかすかになる選択はしないし、絶対にミスしたと思う人生にはなりません。家族を大事にすればやり直したい人生、いやだなと思う人生にはならないのです。
今までのお話を通して、自分のことを振り替えてみると、私は何かしたいと思ってもミスをするのが怖くて、行動範囲を狭めていたのだということを強く感じました。
それなら、今の10倍行動したらいいよ。そしたら、3倍はできるようになりますから。今の10倍。今の10倍がどれくらいか、それをイメージすることが大事。今の自分のいやなところを全て書き出します。あくまでも僕の考え方ですけど。
そうすれば、同時に他のこともできるようになります。後で振り返って知らない間にできていた、忘れたころに達成していたということがあるから実践するといいと思いますよ。
インタビュアーより
小林 有希
会社概要
社名:株式会社LOVE POSTMAN
代表名:橘 洋二
住所:愛媛県松山市井門町2-2
TEL:089-989-1929
事業内容:・サービス業