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日本初のシステムで世界中の人を笑顔にする
株式会社インプット
池本 洋司 代表取締役
- 2018/2/16
常に改善をモットーに、お客様のニーズに応え続ける
特に御社の強みだと思う部分はどこでしょうか?
クラウドで管理していることです。通常は導入したら8年間導入当時のまま変わらないわけで、そこに新しい機能を付けると大量にお金を取られます。
我々のところは常に最新の状態に保っています。導入してからも新しい機能が増えるごとにそれを使っていただけます。なおかつ常に改善しています。
毎月会議を開いて営業と開発、改善のために、今の会社の状況をみんなに共有します。そのあとお客様から要望が上がってきているので、その要望をどれだけ取り入れるか、期間を決めて開発に取り組みます。
新しい機能をつけて特別にお金を取るということはないです。毎月もらっているお金の範囲内ですべて対応していきます。
常に改善がモットーで、動きを止めたら会社が潰れるというぐらいの気持ちでいます。お客さんのニーズに応え続けることによって付加価値が付いてきます。他のところまで事業を広げるときめ細やかなサービスができないです。ニッチな世界でもこれに特化することで新しいものがどんどん出てきます。アイデアと改善の両方で私たちは勝負しています。
直売所のビジネスモデルは海外でも取り入れられているのですか?
直売所のビジネスモデルは日本が最初に作ったビジネスモデルで、シンプルだけどすごいものです。
私たちは2年前にJICAの仕事でアフリカのナミビア共和国に調査で1か月行きました。向こうに道の駅を作りたいということで、このビジネスモデルを取り入れるためです。
発展途上国の多くの生産者たちは付加価値の高い農作物を作っていないので市場に出ず、高い収入が得られません。でもその新鮮さだけが取り柄の商品で収入を得られるようにしようというのがこのビジネスモデルです。
直売所ができれば雇用ができます。消費者は新鮮なものを安く買いたいので、この三方が丸く収まるビジネスモデルなんです。
なぜ海外で有効なのかというと、発展途上国の人の収入のベースは農業なわけです。品質管理され、大量に作られた商品は大手のスーパーに流れます。そういうところの流通の下は露店になり、その間を埋める流通環境がないのです。
小さい農家の商品は仲買人が買い、仲買人が買った商品を集めて露店で売ります。仲買人が農家に払うのはだいたい売上の1割なので農家に利益がないです。だからいつまでもこの人たちは底辺です。
でも直売所ができるとこの人たちの商品が売れれば手数料が1~2割で8割9割が自分の収入になる。だからこの人たちの生活レベルが上がるという点が一つ。
また、一番上のスーパーは衛生面や品質がしっかりしているけど一番下の露店の商品はそうではないので、直売所ができると衛生面のレベルが上がります。直売所をつくることで大手のスーパーと露天の中間の新しい流通ができます。
実際に調査に行ってみて、これは絶対に価値のあるものだと思っています。井戸を作るのに匹敵するくらい途上国において有効な策です。国内で普及したら打って出たいと思っています。
会社概要
社名:株式会社インプット
代表名:池本 洋司
住所:愛媛県松山市竹原町1丁目4-5 ハイツ松山ビル2F
TEL:089-915-0241
事業内容:・IT/WEBサービス