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「君たちの人生はまだまだ始まっていない」
どうごや
清水 久嗣 代表
- 2016/4/5
日本に帰ってきた元パンクミュージシャン、起業する!?
帰国後はどういった事をされていたのですか?
帰国後はまたアメリカに戻りたい気持ちが芽生えました。仕事をしながら、どうすればアメリカに行く事ができるのか考えた結果、アメリカにも支店を持つ会社に就職する事にしました。そこから数年間はそこで精いっぱい働きました。
どういったきっかけで起業されたのですか
ある日知人からの紹介で、一緒に事業を起こさないかと誘って頂いた人に出会ったのがきっかけです。その誘いに対してじゃあ私もやってみようかと決心しました。その時に、僕自身の経験や英語が話せる強みを活かしたかったという事と、やはり外国人の方を相手にしたいという気持ちがありました。じゃあどういった事業にしようかとなった時にある一つの考えがありました。それは、外国人向けの宿泊施設です。
アメリカでの留学時代に、学校の夏休みを利用して、バックパッカーとして色々な所を周る事していました。そこで使う宿泊施設がゲストハウスだったんです。これが僕にとって中々良かったし、とても面白いなと思いました。
そして、帰国する時から思っていたのは、日本への外国人の観光客の方が非常に増えたなぁという事です。特に当時僕がいた広島の宮島には、沢山の外国人観光客が増えてきているように感じ取れました。これをうまくビジネスにできるのではないかと感じていました。
そして、外国人向けの宿泊施設にする事によってわざわざアメリカに行かなくても、沢山の外国の方達と交流できるじゃないかと思いつきました。こうして知り合いの方との出会いで新しく株式会社アスタビ、そして外国人向けゲストハウス型宿泊施設バックパッカーズ宮島がオープンしました。
起業されてから苦労した事はありましたか?
信じられないくらいあります(笑)私達が会社を興した時は2008年です。もうお気づきだとは思いますが、リーマンショックがありました。しかし、そこは粘りの営業と努力で乗り越えました。二年目からは営業も軌道に乗り、黒字経営でした。
ですが、2011年何があったでしょう?私達が忘れてはいけない、風化させてはいけない東日本大震災がありました。加えて原発問題も挙がりましたね。やはりそういった問題があったのでしょう。まったく外国人観光客の方が見えなくなりました。売上も半分以下に減り、潰すしかないのかもしれないと思った時もありました。
元々今のどうごやも2011年にオープン予定でしたのでオープンが見送りになりました。ただこのゲストハウス型宿泊施設は私にしかできない事と考えていました。やるしかない。やり続けるしかない。銀行に駆け込んだりし、使命と責任感でやり抜きました。
会社概要
社名:どうごや
代表名:清水 久嗣
住所:愛媛県松山市道後多幸町6丁目38番
TEL:089-934-0661
URL:http://dougoya.com
事業内容:・宿泊業/飲食業