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向き不向きよりも前向き

道後ピクルス
河野 ゆかり 代表

  • 2024/9/3
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生産者さんと消費者を繋ぐ架け橋になる

なぜ道後という地名を会社名に使用しているのでしょうか。

 一番は「愛媛の野菜ってこんなにおいしいのか」と食べてもらう人に思ってほしいからです。

 道後ピクルスでは本来であれば廃棄される農作物を使って、加工をしています。
 例えば、おいしいトウモロコシを作るには、1つの株の中でいいトウモロコシだけを選んで周りのトウモロコシは間引く必要があります。
 間引きしたトウモロコシは普段廃棄されますが、真ん中の芯も小さく、甘く、柔らかい、そして髭にも栄養がありすごくおいしいです。そのような、本当ならおいしいのに捨てられる野菜をピクルスにしています。

 農家さんは食べた人に喜んでもらいたいと思って、誇りをもって野菜を作っています。
 この気持ちを私が受け継いで届けていきたいので、農家さんからいただいた野菜をその日のうちに加工して一番おいしい状態で商品にしています。

 通販などで県外の方が道後ピクルスの商品を購入するときに、愛媛の野菜を使っていることがよく伝わるように、道後という地名を使わせていただいています。

 

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道後ピクルスのこだわりは何ですか。

 こだわりのポイントは最後の一滴まで飲み干せるピクルス液です。
 ピクルス液は新居浜市の一梅酢(いちうめす)の、酸味がまろやかな米酢、お出汁は高橋商店の「やすまるだし」、お醤油は三津浜の遠藤醸造味噌醤油さんのお醤油をブレンドしています。

 ラーメンはスープが命というように、ピクルスも液が命です。
 おいしい野菜があってもピクルス液が美味しくないと台無しになってしまうので、ピクルス液にこだわっています。

 そして、最後の一滴まで味わってほしいので、余ったピクルス液をビネガードリンクとして炭酸で割っていただいたり、ドレッシングで楽しんでいただいたりすることができ、一つで二度楽しめる商品となっています。

道後ピクルス以外にも何か事業をしているのでしょうか

 愛媛県産柑橘の発信拠点とみきゃんのPRを目標としたみきゃんパークの運営にも携わっています。
 今年の7月31日に、北海道札幌市に「みきゃんパーク札幌」がオープンしました。これから秋にかけて、愛媛のブランドであるみかんを販売する仕組みづくり、SNSやオンラインショップなどを制作しています。

 みきゃんパークを運営する中で、わからないことを調べて、知識やできることが増えていく。
 それがモチベーションの向上につながり、道後ピクルスの運営にも生きています。挑戦することはすごく大事だと感じました。

 できることが増えていくのが楽しいので、もっともっと色々なことに挑戦していきたいです。

今後の展望を教えてください。

 従業員を入れて事業を大きくしたいです。スタッフが増えると、もっと生産量を増やすことができ、愛媛の規格外の野菜をもっと消費できます。
 そうすれば、フードロスの削減につながるし、いろいろな人に商品を食べてもらえるように なります。

次のページ『挑戦のすすめ』

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会社概要

社名:道後ピクルス
代表名:河野 ゆかり
住所:愛媛県松山市清水町1丁目3-8 1F
事業内容:・製造業・小売業/卸売業

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