INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

向き不向きよりも前向き

道後ピクルス
河野 ゆかり 代表

  • 2024/9/3
i-catch-dogopickles

私が未来の子供たちのためにできる一歩

道後ピクルスを起業するきっかけを教えてください。

 未来の子供たちのために、自分でも何か一歩踏み出してやってみたいと思ったからです。

 規格外の野菜や果物を自分の力で加工して販売できるものにして、廃棄物を少しでも減らすことができたらフードロスの削減につながります。
 食品が廃棄される時、すごくエネルギーを使いますよね。そういうのを少しでも減らしていきたい。小さな力ではあるけど、少しずつ環境を変えるためにしていこうと思ったからです。

 その一歩を踏み出した感じかな。それで始めました。

なぜ廃棄される農作物を使っているのでしょうか。

 前職の話になりますが、木材を使って店舗改装や雑貨製造をする企業で働いていました。
 その企業で働いている時、つながりのある農家さんが作っていた梨などが台風の被害で落下し、傷が入り販売できなくなくなりました。

 出荷ができないのなら、ジャムにして加工すればいいじゃないかと思いつき、ジャムを製造している方と農家さんをお繋ぎして、なんとか商品を製造、販売ができました。

 「廃棄される農作物をアイディアで食べられる商品に変えることができた」
 この経験が私の中ですごく印象に残っています。

 廃棄される農作物が本当にもったいないと感じたこと。そのままだと捨てられるものに新しい価値を付けることができる環境にいたからです。

起業してから苦労したことを教えてください。

 時間の使い方を学ぶことです。

 起業当初は、時間の使い方がわからず、がむしゃらに頑張っていました。
 イベントに出て商品を販売する、空いた時間で商品を作る。委託販売してくれているところに商品を運ぶ。またイベントに出て商品を販売する日々を繰り返して、睡眠する時間も作れない生活をしていました。

 商品を本当に喜んでくれる人のために、一生懸命取り組んでいました。

 そのような生活を過ごしていくうちに、大事な家族や犬と過ごす時間がとれなくなっていき、このままではよくないと感じるようになりました。
 結果、私が疲れると子供にも心配させることになってしまいましたし、愛犬と一緒にいる時間も削らざるを得なくなりました。

 この経験から、商品を作って喜んでくれる農家さん、商品を買ってくれるお客さん、商品を作っている私、その3つの要素の幸せが大事だと気付き、時間の使い方を見直して仕事をするようになりました。

次のページ『生産者さんと消費者を繋ぐ架け橋になる』

ページ:

1

2 3

会社概要

社名:道後ピクルス
代表名:河野 ゆかり
住所:愛媛県松山市清水町1丁目3-8 1F
事業内容:・製造業 ・小売業/卸売業

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る