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頭でっかちになるな!
株式会社困ったことはなんですか
白川 誉 代表取締役
- 2016/12/5
人生を動かした不買運動
愛媛で起業する前はなにをしていましたか?
大学を卒業してから6年間、大手電機メーカーでマーケティングの仕事をしていました。
その会社のマーケティングは顧客を獲得するために何百・何千万の広告予算をかけて、テレビCMなどの「プロモーション」をします。その企画立案のためのマーケティング活動をずっとしてきました。
入社して数年した頃にたまたま海外で「不買運動」がありました。私は消費者が企業に抗議をするために結束し、「その企業の品物を買わない」行動にでること、またその行動を回避するために企業側が価格譲歩などに応じることに衝撃をうけました。
「物を売る」というマーケティング戦略では、企業が主導で消費者に商品が流れると考えていたのに、消費者が「その企業の商品を買うな」と言ったらその物を買わないという「消費者主導で商品が動く」という全く逆のことが出来てしまうことに驚きを隠せませんでした。
愛媛に帰郷して事業をしようと思ったきっかけは?
急に父が他界したことが愛媛に帰郷するきっかけでした。
新居浜生まれなので新居浜太鼓祭りも好きですし、愛媛も好きですし、故郷でなにかおもしろいことをしたいなとおぼろげに思ってはいましたけど、ビジネスをするなどは思ってもいませんでした。
しかし、急に父が他界して私が「愛媛に帰ってからなにをしよう?」と考えたときに、大手電機メーカー会社でのマーケティングの経験、「不買運動」で感じたことなど、自分が今まで体験してきたことを愛媛で事業化したいと思いました。
まず始めたことはなんだったのですか?
この世の中「ヒト・モノ・カネ」が大事と言われています。しかし、私は小学校までしか愛媛県にいなかったので、こちらにまったく人脈がありませんでした。
まず、人脈を作るために、「一年間で365人に会おうプロジェクト」として、四国中をオレンジのつなぎを着てまわりました。しかし、そのときは勘違いをして人脈をただただつくり、名刺が増えていくことになんだか満足してしまって..。
人脈は増えてもお金はどんどんなくなっていきました(笑)
人脈を作るだけではいけない、お金を増やさなければと考えたときに不買運動を思い出しました。それなら人とお金を集められる方法として、上から一方的に広告を打つのではなくて消費者を集めて「消費者側から売れる商品をつくる‘しかけ’」を構築しようと思って作ったのが「ゼロコレの完全成果報酬の代行営業」です。
完全成果報酬とはどのような形態なのでしょうか?
商品をどれだけ売るかではなくて、永続的に商品を売れるような仕組みを考えます。そこで仕組みを全部数値化させるのです。
完全成果報酬にした理由は、目標売上に達しなかった場合は、報酬は払わなくてよいので、リスク0で頼みやすいと考えたからです。
会社概要
社名:株式会社 困ったことはなんですか
代表名:白川 誉
住所:愛媛県越智郡上島町弓削明神53番地
TEL:0897-77-2222
事業内容:・サービス業