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地方創生を有言実行する
ユナイテッドシルク株式会社
河合 崇 代表取締役社長
- 2025/9/24

世界を舞台にビジネスを展開し、社会に貢献する
アクティブにいろんなことをされるイメージがあるのですが、どのような学生時代を過ごされましたか?
大阪で生まれ、小学校は野球とサッカー、中学校はバレー部のキャプテンをしていました。
バレーボールに専念する中で、チームプレーを学んでいきました。キャプテンとしてチーム全体で一つの目標に挑戦する「一丸挑戦」をモットーにしていました。
両親からどのような教育を受けられたのでしょうか?
両親から兄姉を例に勉学の大切さを教えてもらいました。
塾に通う余裕がなかったため、学校の先生には『学校の授業に全力で取り組ませてください』とお願いして、真剣に学びに向き合ってきました。
また、両親から「世界を舞台にビジネスをして社会に貢献する人になってほしい」と言われ、その言葉が強く印象に残っています。
その思いから高校生の時にニュージーランドへの短期留学をお願いして実際に行けたことで、英語での会話の楽しさを学び、もっと世界に羽ばたきたいと考えるようになりました。
なぜ京都大学工学部から経済学部経営学科に転部し、総合商社である住友商事を目指したのでしょうか?
大学受験の時は理系科目が得意で工学部に進学しましたが、グローバルに活躍するには経済や経営の知識が必要だと感じて、経済学部に転部しました。
また、商社マンは英語が得意であること、明るく楽しくアクティブであることが大切だと考え、ネットワーキング、人脈形成を意識して行っていきました。
住友商事では、繊維関連の部署を希望し、衣食住にかかわるビジネスを通じて、様々な国と関わりたいと考えました。
当時、私は衣食住の中でも特に衣の部分に興味がありました。繊維と農業にたずさわることができる繊維原料部に配属され、約30か国のコットンやシルクなどの原料を取り扱うことができました。
住友商事ではどのような仕事をしていたのでしょうか?想像していた仕事と実際の仕事のギャップがあれば教えてください。
住友商事では、海外からコットンなどの繊維原料を輸入し、国内並びにアジア諸国に販売する三国間貿易などを行っていました。例えば、アメリカやブラジルからコットンを仕入れ、タイや台湾に卸販売する取引をしていました。
アメリカによく出張して、コットンの品質チェックを現地で行ってきました。
想像していた仕事と実際の仕事のギャップは海外の地域についての解像度です。
歴史や地理の授業で、アメリカやインドネシアなどの国や都市がどこにある等の知識はありますが、実際に訪れることで得られる経験と教科書で学ぶ知識の差は大きかったです。
海外でのビジネスの醍醐味、様々な国の方と国境を越えてコミュニケーションができる楽しさを実感しました。海外のビジネスは英語が話せないと通用せず、また、グローバルに、それぞれの地域に貢献しているという喜びや楽しみをとても感じました。
住友商事で勤務した9年間では、やりがいのある仕事の経験、ビジネスの基礎、商社マンのスキルを学びました。
会社概要
社名:ユナイテッドシルク株式会社
代表名:河合 崇
住所:愛媛県松山市大街道三丁目2番8号
TEL:089-909-7793
事業内容:・製造業 ・小売業/卸売業