INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

「茨の道も 自ら進めば 痛くない!!」

学習塾affetti
孕石 修也 代表

  • 2015/2/12
i-cach-affetti

高橋
本日はお忙しい中、取材にご協力をして頂きありがとうございます。宜しくお願いします。
また、昨年のクリスマス「オレンジサンタ」ではお世話になりました。

孕石
いえいえ、こちらこそ、学生さんが取材をして頂けることで、自分を見つめ直す事ができます。
自分自身も勉強ができ、成長する事ができるかなと思っています。
こちらこそよろしくお願いします。高橋君とはクリスマス以来ですね。
あの時はこちらこそお世話になりました。「オレンジサンタ」の企画はどうでしたか。

高橋
はい。
あのような素晴らしい企画があったなんて知りませんでした。
サンタとして子供にプレゼントを渡し、夢を与えることがこんなにも、自分も幸せな気持ちになれるという事がわかりましました。

孕石
そうですか。
高橋君が充実した時間が過ごせ、幸せな気持ちになってい頂ければ良かったです。

高橋
はい、とても良かったです。
では、早速取材をさせて頂きます。
よろしくお願いします。

孕石
よろしくおお願いします。

高橋
では、早速ですが先日、孕石代表はNHK(Eテレ)の番組「U29」に出演されていました。
面白い構成で楽しみながら見させて頂きました。
そこで、孕石代表の下積み時代に学童保育を共同経営されていたとのことですが、その事についてもう少し詳しく聞かせてください。

孕石
はい、あれは私が大学生の時でした。
大学の主催の補助金研究プロジェクトに携わる事により、子育ての現状を知っていきました。
その時に、ある経営者と知り合いました。
以前から学童保育の経営をしている事はお聞きしてはいたんですが、そんなある日、経営者の方から、学童保育の共同経営(土日だけの分担制)を持ちかけられ、少し迷っていたのですが、その時、起業したいなら腹をくくれと言われ、その経営者と私の二人でスタートする事を決断しました。
サービスとしては、共働きのお子さんや、母子家庭等、そのような子供達を預かり、普段行かない果物狩りや、スケート体験等に連れて行く事をしていました。

高橋
ありがとございます。
そのような経緯があり、学童保育の共同の経営をする事になったのですね。

孕石
はい。

高橋
そこから番組の方では、逃げたとあったのですが。

孕石
ははは。
そこも聞くのですね(笑)
始めた当初はいい感じにやれていました。
子供達からはシュウヤって呼ばれ、なついてくれていたのでが、月日が流れていくと私自身が経営者の都合のいい存在となっていったのです。
知らない経費も増えていき、そうしていくと施設を借りる事、どこかに連れていく事もできなくなりました。
経営者とのすれ違いもありましたし、関係も悪化。
そこで、私は逃げたのです。
高橋君が言われるように、そう、逃げました(笑)

高橋
そのような、経緯があり逃げ出したのですね。
いきなり辞めたって事でしょうか。

孕石
はい、本当に逃げた感じですね。
もうまさに嫌な事があったら投げ出すTHEゆとりのような人間です(笑)
経営者の方、学童保育の子供達、皆に何も言わずに逃げ出しました。

高橋
えーっ何も言わずに逃げられたのですか。
と言う事はやはり子供達にも相当なショックやダメージもあったのではないでしょうか。

孕石
そうですね。
やはり子供達の事を考えると、少なからずのダメージやショックがあったように思います。
本当に申し訳ないと思っています。
でも、それぐらい追いつめられていました。

高橋
そうだったのですね。
とても大変な思いをされたのだと思います。
それから孕石代表はどのようにされたのでしょうか。

孕石
それからは、ありったけの自分の小銭やら、お金を集めて実家に帰る事にしました。
そして親、特に父親にこれまでの事を話したら、叱られましたね。
その時に父親から、お前は誰かのためにやろうとしてきたのか。
今度は自分のため、自分の幸せのために生きたらどうだと言われてハッとしました。
確かにこれまで誰かのためにという事でやってきました。その挙句この結果に。
でも自分の事だけを考えてやってみたらと思い、ここで初めて自分と向き合う事ができました。
そこから答えを何か出したかったので一週間引きこもり、色々な文献や書物をひたすら読み漁りました。
そして、日記をつけ始めました。

高橋
日記ですか。

孕石
はい。
日記をつけ始めました。
一日を振り返る事で自分と向き合う事ができる、自分が生きた証を簡単に残す事ができる、その時その場面での自分の気持ちを書く事によってわかる事ができる。
そして、そうやって受け入れていく事で、自分を客観的に見る事ができると。
日記はいい事づくしなのですよ。
こうした自分と向き合うきっかけを得る出来事が私にとってのターニングポイントになりました。

高橋
おぉ、なるほど。
一度実家に帰ってお父様からの言葉が大きなきっかけになったのですね。

孕石
はい。
そこから、私はそういった気持ちを誰かに伝えたくなりました。
ところで、高橋君は今までの自分達って大事な局面を誰か他人に決めてこられませんでしたか。

高橋
んん、それはどういった意味でしょうか。

孕石
よく思い返してみてください。
今まで学校の受験の時って、例えば、親からここの学校に行きなさいとか、偏差値がいいからって学校の先生から、君は頭がいいから医学部を目指したらどうだ、なんて言われてきて、そのまま従って来た事が多いと思います。

高橋
はい、確かに。

孕石
それで、もしそのまま従って来たとして、もしそこで失敗したとか、うまくいかないとします。
そうすると、責任を他人に押し付けたり、自分に対しては何も考えず変わろうとしないなんて事があるんじゃないかな。
私はそういった事を少しでも無くしたい、誰かのせいにしてばっかりになってほしくないなって思いました。
自分と向き合う事、そして自分で進む道を決める。
人に人生を左右されない子を作りたい。
そうした事を伝えたい。
なんかすごくわがままな気持ちや想いなのですが(笑)

高橋
その想いが起業するきっかけだったのですね。

孕石
はい。
そこからは、どういった方法で伝えたらいいのか、どうすれば、お金のサイクルを作り確保できるのか。
そこで私が思いついたのは、大学時代に家庭教師をしていて、学生に対して勉強を教える事ができる。
それなら塾にしたら、お金のサイクルが生まれると思い、塾を開く事にしました。

高橋
なるほど。
そうした想いから塾を始められたのですね。素敵ことだと思います。
では、この学習塾では「間」という場を設けていますよね。
これはどういった想いから作ったのでしょうか。

孕石
nakakiji-affetti
これはですね(笑)名前はどうでもよかったのですが。
それに塾生からもセンスがないよなんて言われます(笑)
私の伝えたい事は、勉強では無く、私からの想いですので、塾生との対話をする事の出来る場を設けたかったのです。
勉強がしたいなら、他の塾に行けばいい、学校で一生懸命勉強すればいい。
私は悩みを抱えている問題を解決したいのです。
こういった事は本来ならば、学校がする事なのだと思いますが、今の学校は子供達の学力が二極化しているのにも関わらず、いつまでも中間層を教えている。
でも学校は指導要領に沿い進行をしないといけません。
これまでの学校は学力、中間層に焦点当てていました。
上位層は勝手に勉強する。
下位層は切り捨て、中間層だけの多数に教えてればいい感じでした。
でも、今は二極化しており、中間層がいないのです。
じゃあどこを焦点に当てればいいんだ。下位層の子供達はどうなる。
なので、私は1人1人にあった個別指導。学校が本来あるべき姿を当塾でやりたいと思ってしています。

高橋
今の教育問題の現状も把握し、尚且つ自分のしたい事にうまく合わせているのですね。
では、少し疑問にがあるのですが。

孕石
はい。なんでしょうか。

高橋
あの、孕石代表は静岡出身ですよね。
地元に帰らずにここ愛媛で働こうと思っているのはなぜでしょうか。

孕石
これは、とても単純な事です。
地元に帰るみたいに土地に縛られている訳ではないのです。
私は誰と何をするのかを大事にしています。ですので、今は愛媛で一緒にしたい人がいるから愛媛でしています。
でも、これは実家に兄弟がいて親の心配が無いからなのですが。
要するに甘えですね(笑)

高橋
そうだったのですね。
土地に縛られるのではなくて、人と共にという事なのですね。

孕石
はい、人です。
もし、一緒に何かしたい人が東京に行くのなら私も多分、東京に行くんじゃないのかなと思います。

高橋
人と共にって素敵ですね。
では、孕石代表の今後の展望を教えてください。

孕石
そうですね。
今、思い浮かんだのは二階の改装かな(笑)
私は起業をして3年が経ちました。
という事は少なからず生徒さんに、社会に認めて頂いているのかなと思っています。
じゃあ少しだけでも、より頑張ってみようかなという事で、この塾でチームを作りたいと思っています。
そして、所得と教育格差の負のスパイラルが起こっていると考えていますので、また教育格差の問題は沢山あります。
だから、この塾が社会のセーフティーネット的存在にでもなっていければと考えています。

高橋
ありがとございます。
では最後に学生へのメッセージをお願いします。

孕石
そうですね。
今大学生なのだから、自分の自由に時間を使えると思います。
だから高橋君も、時間があるのだから、何かするならば、全部一人でやってみようとしてもいいのではないかな。
自分で全部調べて、やりたい事は全部自分でやる。
せっかくの大学生なのだから、これがいいと思います。
でも、頼らなくちゃいけない時はどんどん私達、大人を頼ってください。

高橋
わかりました。
これからは、せっかくある時間をうまく有効活用していきたいと思います。
熱い想いとメッセージありがとうございました。

インタビュアーより

bord-affetti

オレンジサンタプロジェクトからお世話になっている孕石代表。
その時の明るい性格のまま気さくに取材に応じてくださり、大変和やかな雰囲気で取材をする事ができました。
和やかな雰囲気から時折見せる真剣な眼差しや、熱い想いには心にグッとくる物がありました。
取材をしている僕を楽しく取材してもらえるようにと冗談を交えながら話してくれましたが、そんな中でも、しっかりとした考えで、とても勉強になりました。
また、学生へのメッセージにもある、大学生だからこそ時間が沢山あるのだから、自分一人でやってみるというお話はまさにその通りだと感じました。
就職活動までは、まだまだ時間がいっぱいあります。自分の成長のためにも、色々とトライしていきたいと思います。
孕石代表ありがとうございました。
高橋 航貴

next

乞うご期待!

会社概要

社名:学習塾affetti
代表名:孕石 修也
住所:愛媛県松山市萱町3丁目5-6 萱町商店街
TEL:090-5632-6192
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る