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「株式会社エンカレッジ 玉野社長 に密着取材」
株式会社エンカレッジ
玉野 聖子 代表取締役
- 2015/11/30
経営者 Q&A
学生の時やっていてためになったのはどんなことか。
1番ためになったのはアルバイト。学生の頃は、テーマパークの受付や、家庭教師、図書館の事務、レストランでのウェイトレスなどしていたそうだ。様々な社会経験ができるうえ、自分はどんなことが好きなのか、なんとなくでも知れるので良い。
大切にしていることは何か。
寝ることが1番大切だと思う。時間に追われて生活をしていると、やはり削れることのできる睡眠時間を削ってしまうそうだ。しかし、寝ることは健康でい続けるためにとても大事なことだ。
寝ることができるときにしっかりと寝て、体調管理をしっかりとするようにしている。
若いうちにしておけばいいのは何だと思うか。
学生時代ほど自分の時間が持てるチャンスはないので旅行がおすすめだそうだ。学生の時ほどたくさん旅行をしたら良いとおっしゃられていた。
実際に見て、感じることで自分の経験は格段にあがるらしい。玉野社長は北海道をはじめ、ヨーロッパなどたくさんの場所へ大学生の頃は行っている。
日頃気を付けてしていることはどんなことか。
ネガティブ発言はしないこと。「言霊」という言葉があるように、自分が発した言葉には力がある。言葉によって結果や過程も変わってくる。前向きでポジティブな言葉をたくさん使うようにしているそうだ。
自分を構成している、なくてはならない好きなものは何か。
もちろん仕事だそうだ。仕事が趣味だとおっしゃられるほど、仕事が好きな玉野社長。自分が好きなことを仕事にしているから特にだという。
ルーティンのような仕事より、様々な仕事をするのが好きなので、今の仕事が自分にとても合っているらしい。せっかくしている仕事なのに好きになれないのはもったいないという。
仕事しているときはどのような心持ちか。
とにかく一生懸命、素直に取り組む。「石橋は叩いて渡る」ということわざがあるが、社長は渡った後に、渡ったことに気づくらしい。
とにかく前向きにきちんと歩いていると、石橋も渡れているという。自信を持って仕事をしているからこそ、できることだ。
学生時代どのように過ごしておけばいいと思うか。
学生は、だらだら生活だけはしないでほしい。大学生という期間はとても貴重な時間だ。子どもでもなく、大人でもない不思議な時間。部活で汗を流して過ごすも良し。アルバイトで社会経験を積むのも良し。
ボランティアでたくさんの人と関わるのも良し。しかし、だらだらと過ごしてしまい、何をしたのか分からないというのはとても勿体ない。どんな過ごし方でも、自分の思うように過ごしてほしい。
やりたいことをやりきるために大事なことは何か。
自分の約束をどれだけ守っていけるかが大事。玉野社長は資格をとるために勉強をしていた時は、仕事から帰り家事を済ませ、子どもたちと一緒に寝て、それから早朝の3時頃から起きて勉強をされたそうだ。
自分が「やる」と決めたことに対してどれだけ自分と向き合い、決めた約束事を守っていけるか。行動によってその後の自分は変わっていくという。
感想
私は今回の密着取材を通して、3つのことに気づいた。
1つ目は、自分は学生という素晴らしい時間を過ごしているということだ。大学に入学してから、私は毎日の講義についていくことに必死になったり、アルバイトに明け暮れたり、部活動が忙しくなり周囲が見えなくなったり、と流されるままに時間を過ごしてきたと思う。自分の時間があることは当たり前だと感じていた。
しかし、大学生は空きコマや長期休暇などは、学生だからある時間だと改めて考えさせられた。社会人になれば、1週間や2週間、まとめて休みがとれることなんて滅多にないと玉野社長はいう。そう思うと大学生という時間は本当に自由だ。そんな今、私は何をしているのか振り返ってみると、正直何をしたいのか、しているのか、分からない自分がいた。
時間を無駄に過ごしてきたつもりはないが、やりたいと思ってきたことは、ほとんどできていないということをひしひしと実感し、胸が締め付けられる思いになる。社会人の一歩手前の、今だからこそある、この大学生という貴重な時間を、自分らしく過ごしていきたい。
2つ目に、自分のしたいこと、興味の向く方向への取り組みを、阻止してきたのは自分自身だということだ。現在、物事をするか否かのほとんどの決定権というのは自分にあるだろう。高校時代のように、1から10まで親の意見を仰がなければ行動が決められないわけではないのだ。
それにもかかわらず、私は「ここまでしかできない」といつも線引きをして思いとどまっていた。玉野社長は、32歳のときパソコンをしようと電源をつけたのがきっかけで、たくさんの自分のしたいこと、好きなことをカタチにしている。私も好きなこと、したいことを突き止めて極めていくことで、自身の成長につなげていきたいと思った。
自分で限界を定めて歩みを止めるのではなく、やろうとしていることをカタチにしていけるよう、行動していきたい。
3つ目は、頑張り方次第で、どんなことも自分の自信につながるということだ。例えば、就職活動を見越し、新聞を読むとする。日々たくさんの知識が、新聞を読み続けることはで受信でき、その事実だけでも自信につながる。
しかし、私は三日坊主が癖になってしまい、続けることを苦手としているので、大変で難しいと感じてしまう。ここまでの挫折を私は繰り返していた。それならば、第一面だけ毎日読むという発想に至っていなかったのである。全部を読むことにこだわらなくても、新聞を読んでいることに変わりはない。
読むことを続けることが大事なのだ。完璧が全てと思ってしまうあまり、私は考え方が偏っていたのだと気づいた。また、海外に興味があるのならば、海外の新聞を、気になる記事だけでも読むとする。英字新聞を読んでいる、という事実が、自分を支えてくれるのだ。
頑張る自分をどう捉え、どう考えるかで、自信に結び付けれるのかが決まってくるのだと、玉野社長のお話を伺いながら感じた。私はとにかく自信がないのがネックなので、この気づきを大事にし、できることからしっかりこなして自信にしていきたいと思う。
今回の密着取材で、自分に足りない部分、身に付けたいものが明確になり、自分と向き合うことができた。これらの気づきを、気づきで終わらせることなく、自身の成長に結んでいきたいと強く決心する。
玉野社長、お忙しい中取材に協力してくださり、誠にありがとうございました!
会社概要
社名:株式会社エンカレッジ
代表名:玉野聖子
住所:松山市久米窪田町337-1 テクノプラザ愛媛2F202
TEL:089-970-7007
URL:http://www.ma-enc.net/
事業内容:・研修 ・教育