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今の時代だからこそ手作りで
TABコンサルティング
福積 千佳子
- 2016/7/8
独立して感じるやりがいと壁
福積さんが今の理美容コンサルタントのお仕事を始めたきっかけを教えてください。
この業界で働き始めて10年程になります。元々この業界のある企業の1社員として働いていたのですが、急に独立してほしいと言われ与えられた準備期間がたった1ヶ月でした。非常に驚きもしましたし、当時の私は独立と言っても何をすればいいのかまったく分かりませんでした。
完成された方法で事業の指導を行っていたので本当に路頭に迷いましたね。
まずは名刺を作ることから始めればいいのか印鑑を作りに行くことからなのかそういったスタートでした。
今がちょうど独立してから5年ぐらいですね。
10年前にあるマネジメントの会社と出会ったのが人生の大きな転機でした。友人の理髪店が経営のコンサルティングを受けていると聞いてすごく興味が湧きました。その時に1度コンサルティングの先生とお会いしたいと友人にお願いして、後日会うようになりました。またその方と会ったタイミングがちょうど社員を探している時だったようで、是非一緒にやってみないかと声を掛けていただき、そこからマネジメント会社の1社員になりました。それが35歳の時ですね。それまでは事務職をしていたのですが、今思うと自分に最も向いていない仕事が事務職でした。何か作業をする時ミスが多かったです。自分にはこの仕事は向いていないのかなと感じている時に友人から「福ちゃんは人と接するのが好きなのになぜかいつも事務職をしているよね」と言われて自分でも気付いたのです。そこで転職を決意しました。
やりがいを感じることも多いでしょうか?
難しい仕事も多いですが、やりがいを感じることは多いです。人の気持ちを紐解いていきどういう働きかけをするとこの人は頑張るのだろうかなどを考えるのはすごく難しいですがやりがいがあります。
事務職はやり方が決まっていて完璧にすることがゴールですよね。それに対して今やっている仕事は面白くて正解がたくさんあります。
誰かを元気づけられて自分もやりがいを感じられ、結果として売上げになる。これほど手ごたえを感じられる仕事はないと思います。少しずつですが、自分自身の成長も感じます。
楽しくお仕事されているのがお話をお聞きしていて伝わってくるのですが、そんな日々の中で壁にぶつかったご経験はありますか?
もちろんあります。話をしていて分かっていただけているかもしれませんが、自分はすごく「感覚派」です。しかしその反対の「理論派」の方も世の中には沢山いらっしゃいます。「理論派」の方とお話をする時すれ違うことがあります。このことは自分にとって大きな壁でした。キャリア支援の仕事をしている時でも、数字からものを言わないと納得してくださらない方もいらっしゃいます。自分の中で「理論派」方と話を合わせられない悔しさがあり苦しかったですね。
その壁は乗り越えられたのでしょうか?
乗り越えつつあるかなといったところでしょうか。まずは自分のことを話すようにして対応していますね。講師としてもキャリアコンサルタントとしても話を聞き出したいときにはまず自分の話からするようにしています。
事前に私は「感覚派」だと伝えておくのですね。そうすることでお互いを理解していけると思います。
「理論派」と「感覚派」の違いとして代表するものが「最近どう?」と聞かれた時の対応ですね。「理論派」の方は「勉強のこと?仕事のこと?」と返答するのですが、「感覚派」の方は「元気ですよ!」とノリで分かり合える事も多いです。
私がコンサルティングしている理容業・美容業は感性や感覚が非常に大事なサービス業ですよね。
私が「感覚派」なのでこの業界をコンサルするのがしっくりくるのだと思います。
会社概要
社名:TABコンサルティング
代表名:福積 千佳子
住所:〒790-0012 愛媛県松山市湊町4丁目5-6プログレッソ3F4号
TEL:090-7624-9777
事業内容:・コンサルティング業