「思考は現実化する」

独立に至るまでのこと

松本代表はなぜ不動産業界に入られたのでしょうか？

　大学時代に法学部にいたのですが、3回生の時に、父親から「お前は大学で何かしたのか」と言われて、「これではまずい、何かしなければ」と思いました。たまたま友達が宅建の資格を取っていて、私もそれに挑戦しようと思って勉強をするうちに、不動産の面白さに気付いたのです。

　ちょうど就職活動が始まった時期でもあったので、せっかく宅建の資格を取ったのだからと不動産会社を目指し、松山では大手の不動産会社に就職することが出来ました。

不動産会社ではどのようなお仕事をされたのでしょうか？

　実は私は独立までに1度転職をして、2つの不動産会社でサラリーマンをしていました。最初の会社では物件の賃貸を主に取り扱っていました。賃貸物件にはオーナー様と入居者様がいて、両者の間を取り持つお手伝いをさせて頂くのがすごく楽しかったです。

　また、その会社には社内起業制度もあって、不動産だけでなく色々な事業をしていました。そのような風土だったので、仕事以外のことも幅広く勉強・研修できる機会があり、時には社長直々に経営について教えて頂いたりしたので、本当に感謝しています。

　2つ目の会社では不動産の売買に携わり、賃貸・売買の両方の経験を積むことが出来たので、それが自信に繋がりました。

　高校生ぐらいの時から、会社を経営してみたいと思っていて、独立して、全て自分の裁量で仕事をしたいと考えるようになったのです。2つ目の会社にいた頃に、親しい友人に「お前は30歳までに独立するんじゃなかったのか」と言われて、高校生の時からの独立したいという夢を思い出して独立し、30歳を前に今のこの会社を立ち上げました。

今年の3月に起業したばかりということですが、それに際し苦労したこと、努力したこともあったのではないでしょうか。

　苦労とおっしゃいましたが、私はそこまで苦労はしていません。サラリーマン時代のお客様にも助けて頂いていますから。また、私は「努力」という言葉があまり好きではありません。

　努力には辛さや嫌なことを我慢するイメージを持っていますが、私は不動産に夢中なのです。確かに周りからは苦労してそうとか忙しそうに見えるかもしれませんが、私自身は全くそう思っていなくて、むしろワクワクドキドキしながら、夢中でしています。

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