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自信を持ってプライドを捨てろ
LAB FACTORY Inc.
田村 晃一 代表取締役
- 2018/3/6

入院期間がマッチングサービスを生み出した!?
田村代表は、高校卒業後、神戸で就職されていたそうですが、どうして愛媛に戻ってこられたのでしょうか。
神戸では公園の基本設計に携わっていました。愛媛に戻ることにした一番大きな理由としては景気です。阪神淡路大震災の影響もあったのかもしれませんが、当時は国の借金が増えたので公共事業を減らしていこうという風潮がありました。
公共事業が減ってくると、公園に関する仕事は激減していきました。加えて、長男なので25歳くらいには愛媛に帰ってくることを考えていました。
サラリーマン時代に苦労されたことは何かあったのでしょうか。
就職した会社は、地元の中小企業でした。また、震災後ということで多くの社員が退職しており、入社後すぐに作業を任されるといった状態でした。休みなく毎日夜中まで仕事をしていましたね。体調を崩すことなど考えられなかったです。目の前の仕事で精一杯でした。
ただ、わからない状態でもフォローしてくれる同僚や上司の存在は大きかったです。失敗して、怒られながらでも成長していける環境でした。いわゆる「たたきあげ」ですね。様々なスキルが身につきやすい環境だったと思います。
実地でどんどん学んでいく形だったのですね。田村代表は今までずっとサラリーマンをされてきて、勤めてきた会社を辞めるとなった時に不安はなかったのでしょうか。
働いていれば給料がいただけるという状態ではなくなるので、不安はありました。それでも自分がやりたいことを実現していくためには、その不安は切り離して考えなければなりません。
自分の子供には、夢の実現に向かって努力している姿を見せたいと考えています。
起業されるきっかけになった出来事は何かあったのでしょうか。また、愛媛という地で起業をしようとした理由はありますか。
きっかけは一つだけではなく、色々あるものだと思います。
私は離婚して、子供と会えていません。子供が大きくなって将来会えたときの為に自分を磨いていこうと思ったのが起業をしたいと思ったきっかけです。
その次は右足を複雑骨折した後遺症で足首が前のように動かなくなった事です。入院中は車の運転はもう出来ないだろうと思っていました。前職は営業でしたので、車の運転ができないと仕事にならなかった為復職は難しいと感じた事が起業を決断する決め手となりました。
愛媛で起業しようとした理由は周囲の仲間や知人たちの応援があったことと、愛媛で生まれて育ってきたからです。5年ほど神戸にいましたが、だからこそ愛媛のために何かしたいなと思いました。
神戸から戻ってきて、愛媛という地は人との繋がりがある場所だなと感じました。立ち話をしてくれる人がいたり、何かあっても助けてくれる人がいたり。あたたかいなと思います。
起業されてから今までの間、様々な準備をされてきたと思うのですが、どのようなことをされていましたか。
今回のサービスは、入院中に考えたものです。入院は5ヶ月の時間があったので、じっくり煮詰めていくことができました。
退院後は、入院中に作ったビジネスモデルをブラッシュアップしたり、色々な人と会って話をしたりしました。協力してくれる方たちには今まで関わりがあった方だけでなく、新しく出会った方もいます。私自身がしたいと思ったこのビジネスモデルに共感してくれる方を探す時間でした。
サラリーマンから経営者になったことによる心境の変化はありますか。
サラリーマンの時より自分の意思を表に出す力が問われます。サラリーマン時代は、目に見えるサービスを提供している会社があり、それを必要としている方に提供していく仕事でした。
しかし、今回始めるRE+MITASと全く同じものはないので、ZEROベースから企業様やお客様にどのような事業なのかを伝えていく事が、サラリーマン時代と違って苦労すると思います。
会社概要
社名:LAB FACTORY Inc. (ラボファクトリー株式会社)
代表名:田村 晃一
住所:愛媛県松山市久米窪田町337-1 テクノプラザ愛媛 No.2
TEL:089-968-1251
URL:http://labfactory.co.jp
事業内容:・IT/WEBサービス
サービス紹介


