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「NPO法人 NEXT CONEXION 越智代表 に密着取材」
NPO法人 NEXT CONEXION
越智 大貴 代表
- 2015/11/17
経営者 Q&A
大学時代に何を学んだのか
越智代表は大学生時代にアメリカの教育について学んでいた。そこで気づいたこと、日本の社会の現状は20年前のアメリカの社会に似ているから、広く現代社会や歴史を知り、分析・比較すれば、これからのよのなかを知る手掛かりになる。そういった視点での社会科を学ぶということが大事ということを研究していた。
シティズンシップ教育をして気づいたこと
こどもたちは個々の考えを持っている、そして自分の考えをもっといろんな人と話し合いたいし、議論したい。しかし今のよのなかにはそれを話し合ったり、議論したりする場やがない。そこでNEXT CONEXIONを通して議論をする場を与えたい。
なぜ地域活動から始めたのか
よのなかを知るには、いろんな人(大人こども関係なく)と話し合い・議論をすることが大事で、その結果、よのなかのことや多様な意見を知り、自分の考えをさらに深化できる。それこそが「主権者」として必要なことだと思う。だけど、現在のこどもにとってそんなに大人と関わる機会もないし、よのなかについて考えることもない。
そこで、まずは身近な地域の大人たちのことや、よのなかのことについて知りながら、自分の考えを深めてみませんか?そのためには学校にたくさんの大人や地域が入ることが必要ではありませんか?という思いがあって、学校や公民館や地域の拠点といった地域活動を通して、たくさんの核が繋がればいいなと始めました。
シティズンシップ(主権者)教育を通して学んでほしいこと
お互いに認め認められ、笑顔が生まれるためにはどうすればいいか、また自分自身を認める学びとは何か、これらのことを考えるということ学んでほしい。
1日密着取材をしての感想
団体活動としてイベントをするにしても、NPO団体は営利を目的とせず活動をしないといけないが、企業として成り立たせるには運営費を得なければならない。しかし世間にはNPO=ボランティアという考えが根強いため、何を目的でやっているかを明確にして、イベントのどこで運営費を得るか考えるのも大変そうに感じた。
NEXT CONEXIONのオフィスも仕事場だけでなく多くのこどもたちが利用できる空間であり、こどもにも働く側にも良い環境だと感じた。今回1日密着取材して、主権者教育が何なのか、なぜ主権者教育が必要なのか考えることができ、私にとってとてもプラスのことになった。私も主権者教育を受けたいと思ったが、なぜ広めていくのかを学んだことで、私が主権者教育を広めていく側になろうと考えを持つことができた。
主権者教育に興味をもったことにより、こどもタウンイベント学生スタッフとして参加させていただきたいなと思いました。NPO のことを知るだけでなく、経営者の1日も知れ、主権者教育について興味が湧き、考えることもでき今後の学生生活にも活かせることのできる1日になりました。
会社概要
社名:NPO法人 NEXT CONEXION
代表名:越智 大貴
住所:愛媛県松山市山越1丁目15-33
WEB:http://www.nextconexion.org
事業内容:・こども・若者とよのなかをつなぐ活動から、地域交流・活性化につなげる活動 ・教育機関や社会福祉施設と協力した学びの提供