INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

「楽しく、でも厳しく」

公認会計士・税理士森会計事務所
森 貴弘 代表

  • 2016/5/30
i-cath-tmd

楽しく、でも厳しく

起業を支援したり、スタッフさんに成長してもらうためには、いいツールやノウハウがあれば積極的に共有していくことが大事なのでしょうか?

 その通りです。ノウハウというものを一言で説明するのは難しいですが、まずはマインド、それから物事を客観的に見つめる方法や問題・課題を整理し優先順位を付けて対応できる能力だと思います。

 このような論理的に物事を考えて解決策を導くやり方は、コンサルタントに限らず誰でも使えるので、一般の方もこういう考え方で仕事ができるようになると、生産性が高まったりお客様に対してより大きい付加価値を提供できるはずです。

 それから、他の事務所がまだ使ってないような会計ツールを使って、お客様ともっと濃密なやり取りが出来るようになりたいので、色々と試行錯誤をしています。能力を持ったスタッフが沢山いると、仕事が面白くなるのではないかと期待しています。

クラウドサービスというと、私もよく他の士業の方などからお話を聞きますが、これからは単純な計算や記帳はクラウドサービスに任せて、人間はもっと人間にしかできないことを仕事にするべきだという話をよく聞きます。

 おそらく一般の方々は、会計事務所のお仕事というと、会社の領収書から伝票を起こして試算表を作るようなことで、それを速く出来る人ほど優秀だと見なされるイメージをお持ちだと思います。

 しかし今やクラウドの会計ソフトを使えば、ファームバンキングで銀行とデータを連携したり、領収書を読み取るだけで自動で仕訳できたりするので、その「人の手で入力する」作業がなくなりつつあります。なおかつ会計事務所と経営者さんとで瞬時にデータを共有できるので、一々印刷して会社に持って行く必要もありません。

 これからの会計事務所の使命は、クラウドソフトが弾き出したデータを拾い上げて、経営に役立つ情報に加工して、経営者に企業の将来のビジョンを提示したり、そこに至るために何をどうすべきかをちゃんと説明してあげることになります。企業とのコミュニケーションが上手く出来れば、事務所としての付加価値を高めることに繋がります。

 逆に、これらのことが当たり前にできない会計事務所は生き残れないでしょう。時代は変わってきていますが、目標に向かってブレずに進み、結果に繋げるのが経営者の役割だと思います。

有難うございます。最後に若者へのメッセージとして何か一言お願い致します。

 自分がしたいと思っていることに、楽しく取り組んでください。楽しくないままに続けていると、かつての私みたいに顔が死んでしまいますよ(笑)

 ただし、楽をしては駄目です。自分の能力でスラスラとできることだけをしていては成長できません。能力ギリギリのところでずっと仕事に向きあっていると、突き抜ける時が来ます。違う景色が見えてきて、さらに上のステージに行けたと感じる時があると思います。

 自分の能力や可能性に制限を設けず、楽しいことに向かってドンドン努力してドンドン自分を追い込んでいると、5年後10年後には自分のさらなる将来に繋がる能力を生み出せることになると思います。「楽しく、でも厳しく」ということを若い方に対して伝えたいです。

「楽しく、でも厳しく」ということについて、森代表ご自身はどのような姿勢で取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

 私の好きな言葉として山口智子さん、唐沢寿明さんの奥さんの言葉で、「人間、常にちゃんと勝負していれば、老化なんてしないと思う。憧れられる大人になることは、大人の責任。カッコいい大人が増えないと、若者がついてこないでしょ?」という発言があります。

 先程格好つけたがりだと言いましたが、それはこの山口さんの発言のように、社会に出ている大人の責任だと考えています。

 自分よりも人生経験がある大人が申し訳なさそうにしていたら嫌じゃないですか。一方で「あの人楽しそうだな」とか「活き活きしてる」とか「若いな」と言われることが、私がちゃんと自分に向き合って努力して若々しくいることの証しだと思います。御社の石原社長も若く見えますよね。石原社長もこういう気持ちで生きているからだと思います。

 若い方に対してはもう一つ、何かに打ち込んだ経験を大事にしてほしいです。私の場合は中学・高校時代に卓球に打ち込み、全国大会にも行きました。その経験やプライドが今でも心の支えになっています。全力で打ち込み、将来大変なことがあった時にはそのことを思い出して頑張って下さい。

インタビュアーより

board-tmd

森代表のお話からは、森代表自身や周りの人々、更には地域全体の成長ということについて、真剣に考えていらっしゃることが伝わってきました。
能力を最大限に使って物事に打ち込み、自分自身が楽しく感じることはもちろん、周囲からも楽しそうだと思える人生を送っている森代表の姿には、私も参考にすべきところが大いにあると感じます。
「松山会社設立パートナー」がこれから本格的に動き出しますが、この事業によって新しく立ち上がった企業が、人々が楽しく活動出来る場となり、地域活性化に繋がることを私も期待します。
森代表、本当に有難うございました。

大河原慧

ページ:
1 2 3

4

会社概要

社名:公認会計士・税理士森会計事務所/株式会社 TMDコンサルティング
代表名:森 貴弘
住所:愛媛県松山市勝山町1-13-4 ダイトー商事ビル4F
TEL:089-993-8711
URL:http://www.moritaka-cpa.jp/
   http://tmd-cpa.jp/
事業内容:・士業 ・コンサルティング業

サービス紹介

eigyou

『松山会社設立パートナーの紹介』

会社設立・管理業務の専門家が、起業したばかりのあなたの会社経営をサポートします。
まずは、お電話かメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。

《お問合せ先》
お電話:089-993-8711
メール:http://松山会社設立.com/contact/
所在地:〒790-0878 愛媛県松山市勝山町1‐13‐4 ダイトー商事ビル4階

▼ホームページはこちら

会計ソフト「MFクラウド会計」

『「MFクラウド」公認メンバー』

公認会計士・税理士 森会計事務所は、「MFクラウド」公認メンバーとして、お客様の課題解決を行います。

取引明細の自動取得、勘定科目の自動提案、自動学習…
これからの時代、従来と違う発想で作られたクラウド型の会計ソフトが主流になっていきます。
成長を目指す経営者にとって、こうした先進的ツールの存在は不可欠です。

ご興味のある方はお気軽にお問いあわせください。

▼公認会計士・税理士 森会計事務所へのお問合せはこちら
▼MFクラウド会計の詳細はこちら

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る