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「思う存分、いろいろなことをしていこう」
株式会社 清水屋
清水 栄治 代表取締役
- 2015/10/15
同じ温度で取り組む。
やりがいを感じる時はどのような時ですか?
昔から考えることが好きだったので、自分が考えて、それが評価されると嬉しいですね。また、従業員が自分の案に乗ってくれると、一人よがりでない経営を感じることが出来て嬉しいです。
理想としては面白がって、出発点と過程に関してはみんなで楽しくできれば一番いいと思います。加えて良い結果が出る流れを作りたいと思ってやっています。
昔は社長が勉強して、社員は口を開けて待っているものだと思っていました。しかし、それでは温度差が生まれてしまいます。例えるなら、映画を見た人が、見てない人に感動を伝えられないのと同じですよね。熱が違いますから。
ですので、最近は、なるべく全国で勉強会があると従業員を出すようにしています。昔はお金が勿体無いと思い自分だけ行っていたのですが、それでは何も変わりませんでした。そこで一度東京に従業員を行かせ、資格をとらせたり、会の運営側をやらせてみたりしたところ、その人が変わったんですね。私と話が会うようになってきたのです。
今では、大阪や福岡など多くの場所に従業員を出しています。そうすることで、ワイワイと話ができる地盤作りができてきて、仕事がより楽しくなってきたように思います。従業員達と同じ温度で話せるようになってきました。
会社の将来像はどのように考えておられますか?
世界に通用するレベルには持っていきたいと考えています。これは、有名になりたいということではなく様々な面で質を上げていきたいということです。仕事のレベルは自分たち次第なので、可能な限り上げていきたいと思います。
私は、多くの人が思っているようなクリーニングの形が終点ではないと思っています。つまり、今のクリーニングの業態が間違っているわけではないが、今の時代により適した他の選択肢があるかもしれないと考えています。例えば、ひょっとしたらアイロンをかけるのは良くないかもしれないなどといった、今当たり前に考えていることが正しいとは限らないと思っています。今の形で満足していたら大きな改革にはつながりません。
そして、何より楽しくやっていかないと続きませんし、楽しくないと探求をしなくなります。探求をすることで彫り方が深くなり、いろいろな人のアイデアが滲みでるような仕事をしていきたいです。今、私たちが取り組んでいるものの例としては、お店の内装をカフェのようにカウンターを作ってみたり、雑貨を置いてみたりといったことをしています。
ターゲットにしているお客さんの趣味、嗜好を考えたお店を作っていく為なら、ターゲットが好むものならなんでも置いていいと思っています。ちょうどいい場所にあるから行くというようなクリーニング店にはしたくありません。将来的には、クリーニング一本ではなくなるかもしれませんね。楽しみながら深くしながら、将来の可能性を広げるようにやっていきたいと思います。
ヨーロッパでは、オフィスみたいな綺麗なところで仕上げをしていました。日本では、油を使った機械を置いた工場で仕上げをしています。ですので、床を白に塗りました。セオリーでは、緑とか青とか黒い色が多いです。それは、もちろん汚れが目立たないですからね。
しかし、私は床もタイルを貼った綺麗な床にしてみたり、機械もいかにも工業用というものではなくて綺麗な見栄えにしてみたり、という案も考えています。「あいつおかしいんじゃないか?」っていわれない人間は新しいものを生み出せない。言われるようにならないといけない、とある人に言われました。私は、そのようにおかしいと言う人たちが納得してくれるような結果を出せれば良いなと思います。
会社概要
社名:株式会社 清水屋
代表名:清水 栄治
住所:愛媛県松山市竹原4丁目8-47
TEL:089-941-7388
事業内容:・生活関連業/娯楽業