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「高い目標をもち 諦めるな!!」

Green Leaves Japan 株式会社
鶴居 正規 代表取締役

  • 2014/12/2
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福山
それではよろしくお願い致します。
まず初めに経営者になるまでのことを教えて頂いてもよろしいでしょうか。

鶴居
はい。
まず高校一年の時に学校を中退し、大検を受け松山大学に入学しました。
その後4年で卒業できず、自主卒業をしました。
家業があったので実家の会社に入り、すぐ取引先の会社で二年間ぐらい仕事をし、松山に戻って来て家業の会社で3年程度働きました。
その後退職して自分で事業を立ち上げ現在会社経営をしています。

福山
ありがとうございます。
家業は何をされていたのでしょうか。

鶴居
プレカットと言って住宅の構造になる部分ですね。
現在の会社と似たような業種です。

福山
なるほど。
実際に働いていた時と経営者になった時の違いを教えて頂けますでしょうか。

鶴居
はい。
経営者は1から10まである程度把握をしておかないといけないと感じますね。
家業とはいえ代表者は別にいて、自分の見なくてはならない範囲はある程度決まっています。
逆に見えない部分も多くあります。
例えば資金繰りとかそういった話は家業をしている時は全く関わっていませんでしたね。

福山
では実際に経営するにあたり、資金繰り等の財務の知識も含め幅広く勉強を始めたということでしょうか?

鶴居
そうですね。
色んな人に教えてもらいながら、経験をしながら学んでいきました。

福山
なるほど。
では雇用されて働くのと実際に起業された時を比べ経営者の良さを教えて頂きたいです。

鶴居
はい。
一つは経営判断の速さ。
やっぱり勤めている時は自分が正しいと思ったとしても、上司に承諾を頂く為に準備をして説明をして、動くまでに時間がかかるという状況が経営者になるとある程度、素早く対応ができることですかね。

福山
最終決定権は経営者にありますが、それだけ判断に慎重にならなければいけませんね。
経営者には判断力に決断力、また責任感が強くないとできないですね。
会社名の由来などございましたら教えて頂きたいです。

鶴居
私の会社は若い人材が多いのですが、木に関わることなので、これから発展していく業界だと私は思っています。
そして会社も若いということで「若葉」(Green leaves)と名付けました。

福山
なるほど。
素敵な由来ですね。
鶴居代表も30歳ということでが、すごくお若いですよね。
雰囲気がしっかりしていらっしゃるから全然30歳には見えませんが(笑)
これまでの経験がそのしっかりとした貫禄のある雰囲気を出しているのでしょうね。
続きまして会社の魅力を教えて頂きますでしょうか?

鶴居
建築業と言ってしまうとすごく建てるや作るといった意味合いが強くなってしまうのですが、本当にやりたいのは住宅に関わる仕事をしていきたいと思っています。
私の会社では資金相談も受け付けており、住宅を建てるにあたってローンを組んで、そのローンの組み方が本当にいいのかどうかという所から入っております。
また、当社では基本的に体に良い物を提供することを心がけています。

福山
体に良いものですか。
例えば何があるのでしょうか。

鶴居
例えば、アレルギーの方は床材の接着材に影響を受けたり、接着剤の濃度が高くなると、かゆくなり、呼吸器が悪くなることもあります。
分かりやすくいうと家具を買って箱から取り出す時、鼻につく臭いがするのがわかるでしょうか?あれが接着剤の臭いです。
今の子供たちはどうしても食生活が変わってきていることもあり、アレルギー体質の子供が増えています。
少しでも軽減していこう、そして家を建てる私たちが、住む人の事も考えて良いお家を建てるお手伝いをしたいと考えています。

福山
良い住まいづくりのお手伝い。素敵な考え方ですね。
では、経営理念を教えて頂きたいです。

鶴居
経営理念は「人と木と住まいをつなぐ」ですね。
まず日本の木を多く使いたいというのが一つあります。
山に埋まっている木の6割ぐらいは人間が手で植えたものですよ。
木が根を張って山を守り、そこで水をためて土砂崩れがなくなっているのですが、木をむやみに伐採し、放置するのは山にとっても良くないし、人間の生活にも影響を及ぼします。
木はある程度、使いながら循環していくべきものだと思っています。
現在日本の山にある木は今生きている人たちのお父さんやおじいちゃん達が将来、子孫の為になれば良いと思って植えた木がちょうど今、大きくなっているということを知って頂きたいですね。

福山
6割は人間が植えたものとは驚きです。今も木は植え続けられているのですかね?

鶴居
はい。
それでも植えている数は昔に比べたら少ないですね。

福山
それ以上に木を切っているのではないのですか。

鶴居
年間の木材を使っている料と増える量を比べたら増える量の方が多いのですよ。
話がそれましたので戻しますが、二つ目は家を建てるというのは一大イベントですよね。
35年ローンを組むということは一生のうちで一番大きな買い物になります。
それで家を建てて生活が苦しくなるというのは良くないことだと僕は思っていますので、家を建てる時は、しっかりとした資金計画をするということも大切にしています。

福山
住宅を建てて終わりではなく、その後の過程もお客様と一緒に考えるということですね。
会社で働く上で求める能力は何かを教えて頂けますでしょうか。

鶴居
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一つは努力をすること。
二つは諦めないこと。
三つ目は嘘をつかないこと。
そして素直であることかな。

福山
なるほど。
今教えて頂きました三つのことが大切だなと感じたエピソード等があるのでしょうか。

鶴居
はい。
最初に二年間程、取引先の会社に行ったという話をしましたよね。
私は松山大学でしたので住宅、建築のことを何も知りませんでした。
私は知識もないまま勤めた会社が上場企業の住宅の品質管理の部門で、中途入社だったため研修も受けておらず、知識も経験もゼロからのスタートでした。
途中入社、紹介で入ったこともあり、どこの部署に配属させるかで誰も手をあげなくて「うちの部署は人が足りないので下さい」と言ってくれましたのが、当時私が配属をされた部署の課長さんでした。
他の社員さんは一流大学や建築課で学んできている、そういった人たちが多かったです。
その中でどのようにしてその人たちに追いつこうかと考え、まずは1000ページ程の厚みのある本を一週間程ずっと読んでいました。
このままではダメだと思っていたものの、ただ時が流れていきました。

そしてあるタイミングで、これできるかと聞かれ、チャレンジしたいという気持ちもあり、できます!と答えました。
できますと答えた以上、責任を持ちやらなくてならない立場になり、その仕事のことをずっと勉強し、聞かれたことに対して分からなくても必ず調べて、答えて返すというのを繰り返していきました。
気が付いたら会社の中でもトップレベルに入る程、詳しくなっていました。この出来事をきっかけに皆がやらない仕事、やりたくない仕事をしていると、自分しか答えられない領域っていうのが、できてくるということに気づきました。
自分の領域を持った時に、周りから少し教えてくれるという相談が来るようになったのです。

このような状況になるには自分で努力をして作っていかなくてはならないと思います。
今の若い人たちを見ていて思うのはすぐ結果が出ると思っている子が多いのかなと感じますね。
知らないことは、やらないという子が多いです。
今の学生さんを見ていると一生懸命頑張るタイプと頑張らないタイプと両極端に分かれているなと感じます。

福山
間の中間層がいないということですね。

鶴居
そうですね。
経営者としては、仕事を普通に頑張るよと答える人を3人雇うのだったら積極的に頑張る人を一人雇いたいですね。

福山
頑張る人だと、教えがいもあるでしょうね。
知りたいという気持ちを持って進んで教えてくださいと言う人の方が伸びますよね。

鶴居
その通りですね。
今の学生さんはもう少しストイックな気持ちを持って取り組む子が増えたら良いのかなと思います。

福山
なるほど。
私もストイックな気持ちを持って今後もいろんなことに取り組んでいきたいと思います。では嘘をつかないに対しては何かエピソードがあるのでしょうか。

鶴居
私、他人のことが分からないのです。
結局、相手が何を考えているか分からないので、相手から伝わってくることを全部、信じてこちらも向き合わなければいけない。
信じている分やはり裏切られた時が辛いですね。
一生懸命向き会う分、やっぱり素直であってほしいですね。

福山
信頼関係はすごく大切ですよね。
おそらく鶴居代表がすごく素直で真っ直ぐであるからこそ素直であって欲しいという思いが強くあるのでしょうね。

鶴居
子供だからね、中身は(笑)

福山
お仕事ではすごくしっかりされているイメージですが、少年のハートを持っている一面もあるのですね。
ではどのような人がこの仕事に向いていると考えますか。

鶴居
物を作るのが好きな人と、人と接する人が好きな人ですかね。

福山
人と接する人ですか。
私は人と接するのが大好きですね。

鶴居
福山さんは大好きそうだね。
実は私は人見知りをします。
だから、まだ福山さんとは人見知り中です。

福山
全然そんな感じはないですけどね!
一人の時間が好きだったりするのでしょうか。

鶴居
人見知りには見えないとよくいわれるのですが、実際は違いますね。
人見知りを克服しようと思っています。
人と接していかなければ自分にとってプラスになることはないと思っています。
好き時間は家族といるのが一番好きな時間ですかね。

福山
仕事は絶対に何かしら人と接するので「人」が一番大切であると多くの皆さんがおっしゃいますね。

鶴居
はい。
お付き合いの場は大切にしなくてはいけないですね。
得意不得意はあると思いますが最終的には心がけと気遣いです。
福山さんは逆にすごくアクティブで海外までインターンに行き行動的ですよね。

福山
はい。
私は何事にも好奇心旺盛なだけですよ。
いろんなことに興味がありすぎ色々なことに挑戦したくて逆に困っています(笑)
鶴居代表の会社もシンガポールに進出されているとのことですが何かキッカケがあったのでしょうか。

鶴居
カンですかね。
日本は消費が増える国ではないというのはもう確実に分かっていたので、最終的に戦う舞台というのは多分海外だろうなと思っています。
当然日本での商売もすごく大事にしていくのですがその基盤ができれば次は海外に行きたいなと今も思っています。
将来、その時の為に使える一つの踏み台になれば良いかなと考えてシンガポールに会社を作りました。

福山
海外も視野に入れているのですね。
本当に今後が楽しみな会社です。
美人ですごくしっかりとした奥様もいらっしゃいますし。

鶴居
いいよ、そこは押さなくて(笑)

福山
でもそこって大切ですよね。
男性が伸びるのは奥さんの力がすごく関係してくると私は考えています。
それでは最後に大学生にメッセージをお願い致します。

鶴居
はい。
高い目標をもって諦めずに頑張って欲しいですね。
例えば良い車に乗りたいとか大きなお家に住みたいとか昔の人は割と言っていたのですよね。
今の若い子にはすごく欲が少ないと感じます。何か目的があるからこそ頑張れると私は考えておりますので。
何もかっこつけて世の中の為とか言わなくても良いと思います。
良い暮らしがしたいとか、お金を稼いで女性にもてたいとか。
経営者になれば、お金があっても、ある地点から別になんでもないなと思うようになります。
一回そこに行けば次のスッテプが見えてきます。
そして、本当の幸せってなんだろうとか考えるのでしょうね。

福山
高い目標ですか。
目標設定をしなければ何も始まらないですし、貪欲に大きな目標を持つことは大切ですよね。
鶴居代表、本日はお忙しい中お時間を作って頂きありがとうございました。

インタビュアーより

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努力家で素直で真っ直ぐな鶴居代表。
奥さんとの話を聞くと、すごく家族思いで、「人」を大切にする人だなと感じました。
また社内もアットホームな雰囲気が漂っており、皆さんの一体感と仲の良さがうかがえました。
鶴居さんが誰よりも素直で人に優しい人だからこそ、このような良い会社の雰囲気を作れているのだと思います。
お若い社長ですがすごくしっかりとしておられて、本当に今後の会社の成長が楽しみです。
私も鶴居代表から頂いたアドバイスを大事にして、高い目標設定を持ち、今後ももっと貪欲に沢山のことにチャレンジしていきたいと思います。
本日は快くインタビューを受けて頂きまして誠にありがとうございました。
福山 さくら

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乞うご期待!

会社概要

社名:Green Leaves Japan株式会社
代表名:鶴居 正規
住所:愛媛県松山市余戸東1丁目3-22
TEL:089-972-8833
URL:http://i07434.wix.com/green-leaves 
事業内容:・建築業

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