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「誰しも無限の可能性があることを伝えたい」
エンカレッジサロン愛媛
小出 智子 代表
- 2015/11/24
「決断する」勇気
小出代表の人生のターニングポイントはいつですか?
いっぱいありすぎてこれってあげるのが難しいですが、結婚したことと、母親が亡くなったことでしょうか。父親とは仲良く遊んでもらった思い出もありますが、仕事で忙しく会話は少なくて、とても寂しい気持ちを子供心に持っていました。そんな過去もあって、大人になってもなんとなく男性とどう距離感をとっていいかわからなかったのです。
心理学を学んでいく中で、それまで続かなかった恋愛が続くようになり、旦那さんと出会いました。私の場合、結婚前の20代に色々学べたのも大きかったように思います。男性に対する見方も変わりましたし、選ぶ人も変わっていきました(笑)
結婚がゴールではなく、そこからどうパートナーシップを築いていくのかということはとても大切なことで、これは子育て中の方々にもお伝えすることですが、家族が幸せになるには、夫婦か強い絆で結ばれていることってとても大切なことなのです。私は心から信頼できるパートナーと出会えて、背中を押してもらっているのは、とても力になっています。
そして、もう一つは母親が亡くなったことです。亡くなる前、母親が自分の人生を受け入れる様を身近に見ることができました。今までも生きること死ぬことというのは向き合ってきたつもりでしたが、改めて母の姿を通して今自分がどう生きるのかということを考えさせられました。
母の死を境に、より自分の人生を大切に生きようと思えるようになったと思います。母の愛の大きさもより感じるようになりました。私に「感謝することの大切さ」をよく話してくれましたが、とても大切なものを母は残してくれたのだと感じています。
壁にぶつかったこと、苦労したことを教えてください
壁というか、自分のビジョンを実現する時に、大きな勇気の一歩がいることは何度もありました。例えばカウンセラーから講師へ進むかどうか決断しないといけない時がありました。その時、一対一のカウンセラーには自信を培っていましたが、一対集団はまた自分にとって新たなステップだったのです。
やりたいという気持ちも大きく、しかし同時に大きな責任も伴うと思い、葛藤がありました。その選択をする時、考えたのが、どちらを選択することがより自分や周りの人にとって建設的かということでした。アドラーは建設的な方を選ぶのか、非建設的な方を選ぶのか、主体的に判断し決定すると言っています。
私なんて・・・できないということで非建設的な人生を選択するよりも、不完全だけれど目標に向かって努力していく人生にしようと決断しました。人生の中で選択する時にも、アドラー心理学はとても役に立っています。いざ決断してみると一気に視野が広がりました。その分課題も見つかり、目標に向かって歩くことにとても喜びも葛藤も感じました。
「役割は人を成長させる」という言葉を私はよく聞いていたのですが、まさにそうで、その立場にたって初めて見えるものがあり、見える景色があるのだと思います。
今こうやって、お仕事させていただいて、多くの方に関わらせていただいていますが、講師研修の体験はとてもとても役に立っています。そして、1人では到底乗り越えられないことも、仲間がいることでとても力になるなと感じています。
お仕事をされるとき、どういった時に喜びを感じますか?
心を扱う仕事なので、やはり受講生様が変わっていかれる姿をみるときが一番嬉しいです。それが目に見えた大きな変化でなくても、その方にとっての一歩を踏み出されるその瞬間にとても感動します。今まで心にとどめていたことをお話くださったり、今までのパターンを脱却されたり、自分の力で進まれていかれたり。
そのプロセスは受講生お一人お一人違うので、じっくり信頼して見守るようにしています。受講生様が、『子どもとの関係がこんなに変わったんです』とか、『最近ほとんどイライラしなくなって穏やかに毎日過ごせてます』とか、『以前の自分より自分のことが好きになってきました』とか、ご報告をたくさんいただきます。その時が何よりやりがいを感じる瞬間であり、私へのご褒美タイムですね(笑)
会社概要
社名:エンカレッジサロン愛媛
代表名:小出 智子
住所:愛媛県松山市湊町4-3-2 こがねビル2F
TEL:089-995-8212
URL:http://encourage-salon.com
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング