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「人間性を鍛えなさい」
株式会社ドリーム・サポート
畠山 忠 代表取締役
- 2015/4/14

「地域の中で会社が果たす役割」
大河原
先程、地域からの信頼ということがありましたが、畠山代表の会社としては、どのような形で地域に接していこうと考えていらっしゃるのでしょうか。
畠山
当社としては、介護予防事業についても地域と連携してできないかと考えています。
大河原
介護予防事業というのはどのようなことなのでしょうか。
畠山
介護予防とは、高齢者の方が将来も介護を受けずに元気に人生を全うして頂くために、健康を維持し社会への参加を促すことで、それが長寿日本一への第一歩だと思います。
元気な高齢者に対しては、公民館などでストレッチ教室を開いたり、腰痛・ひざ痛を軽減させる方法など健康維持についてもアドバイスをしていますし、関わっている地域の事業者さんに対しては勉強会を開き、意識やノウハウを共有していくということから、少しずつ始めています。
また、仕事以外にも清掃活動やお祭りに参加したりして、積極的に地域の輪の中に入っていきたいと思います。
大河原
有難うございます。
この会社は、愛媛県を長寿日本一にするのが目標とおっしゃいましたが、その目標の中で、会社自体はどのように成長していこうと考えていらっしゃるのでしょうか。
畠山
それも沢山考えていることはあるのですが、まずは仲間を増やすことです。
当社だけで長寿日本一を狙うのは厳しいですが、愛媛の福祉業界の中には私のように熱い志を持った方たちが沢山いらっしゃると思いますから、そういう方たちと集まり、情報発信ができる場所を作ろうとしているのです。
これは私の想いを押し付けるのではなく、愛媛県で訪問看護ステーションという仕事が生き残っていく為のディスカッションもしながら、業界全体の連携強化に繋がるものにしたいと考えています。
大河原
なるほど。
畠山代表自身も、主体的にその取組みを始めたことで、色々な気付きがあったことだと思います。
畠山
そうですね。
ディスカッションをする中で、事業者さんが抱えていた色々な悩みごとや、実は皆が共通して感じていたことなどを分かち合えるようになりました。
地域ごとにそれが広がっていったらもっと大きな力になると思います。
大河原
畠山代表ご自身は、長寿日本一や訪問看護ステーションの生き残りといったことを考えていく中で、どのような経営者に成長して行きたいと考えていらっしゃるのでしょうか。
畠山
職員さんや利用者様の未来を作ることが、経営者として私の仕事だと思っているので、皆さんの想いをしっかりと温め育てていき、結果として皆の人生がいいものになるように、特に職員さんにとっては当社で仕事をしたことでいい人生を送れるようにしていくのが私の使命だという風に考えています。
それを考えると、やはりもっと業務を拡大していって給料を増やしてあげたいですね。
大河原
なるほど。
職員さんにとっても、ホワイトボードに書いた自分の夢を分かってくれると感じたら、畠山代表の下で働こうという気持ちがますます強まるのではないでしょうか。
畠山
そう思います。
ですから、私は皆の夢を分かってあげたいし、1人1人の夢を当社の目的に関連付けたいですよね。
大河原
有難うございます。
高齢化がますます進展する中で、お話の中にもあった介護予防のように新たな取組みも生まれていますが、今後福祉の世界はどのように変化していくのでしょうか。
畠山
最も根本的な所では、人口構成が変わってきます。
特に、「2025年問題」といって、2025年頃には団塊の世代が後期高齢者に差し掛かり、国の財政がますます圧迫されることになります。
大河原
その頃になると、団塊ジュニア世代も定年を迎えて、労働人口がますます減ってきますね。
畠山
そうですね、少子化も続くでしょうから人口ピラミッドは逆三角形になります。
政府としてはこれ以上医療費を増やしたくないので、これからは病院のベッドよりも自宅で最期を迎えるように促すでしょう。
デンマークなどでは30%ぐらいの高齢者が自宅で亡くなっているそうですが、現在の日本ではわずか12%ほどなので、我々、在宅の訪問サービス業としては自宅で幸せに最期を迎えられるように取り組むことになるでしょう。
大河原
家族がいる中で安らかに看取ってもらえるようにする、などでしょうか。
畠山
そうですよね。
そういうことができる体制を作っていくことが今の我々に求められることではないかと思います。
加えて、高齢者の方が体が不自由になったとしても、そのまま引きこもるのではなくて何らかの形で社会に貢献できるようにする支援も、我々がしていかなければいけないのではないかと思います。「活動と参加」というのですが、それを我々が中心になって作っていくことも求められています。
大河原
「活動と参加」という言葉は初めて聞きましたが、高齢者の方が積極的に地域と関わることで、社会全体の安心や活性化にも繋がりそうですね。
畠山
はい。
今までだったら家で引きこもっていた方が、我々が関わることによって、ちょっとでも外に出て交流が出来たら、そこで地域の輪が広がったり高齢者自身も視野がもっと広がるでしょう。
そしたらその方の新たな生きがいが生まれたり人生観が変わると思います。
それが私の考える活動や社会参加で、老人会などで交流をしたり、裁縫したものを地域での文化祭に出すなどして繋がりを作ったりすることが盛んになる社会を目指しています。
大河原
有難うございます。
高齢者の方が活き活きとしている社会、私も期待したいと思います。
最後に、若者へのメッセージを頂きたいと思います。
畠山
これはちょっと重たい話ですが、当社の新人さんなどに対しては、人間である以上は死は免れられない、その上でどういう最期を迎えたいかを聞いています。
笑って死にたいか、苦しんで死にたいか、いろいろあると思いますが、自分が望んだとおりの最期を迎えるためには何をしなきゃいけないかしっかり考えて実行してほしいです。
大河原
なるほど。
畠山代表はどのような最後でありたいと思っているのでしょうか。
畠山
私に人生は「きつかった、でも誰かの役に立てたからちょっと楽しかった」と思って半笑いで死にたいですね。
大河原
有難うございます。
以上でインタビューを終わりとさせて頂きます。
有難うございました。
インタビュアーより
乞うご期待!
会社概要
社名:株式会社ドリーム・サポート
代表名:畠山 忠
住所:愛媛県松山市福音寺町426-1 メゾン・ドゥ・グランビュー306号
TEL:089-961-4646
URL:http://dream-sp.net/
事業内容:・医療業/福祉 ・サービス業
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