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人生はまなびの連続
まなびの窓口
川内 真紀 代表
- 2016/7/25
出産を機に・・・
川内代表はこれまでどのようなお仕事をされてきたのでしょうか?
松山市出身で奈良女子大学を卒業後、小学校の臨時講師や塾講師をしてきました。担任として深く関わった子どもは1210名います。塾講師時代は授業や教材作成だけでなく、管理職として教室運営や人材育成も担ってきました。
鹿児島にある大手塾では管理職着任後、年間生徒総数と年間売上共に2年間で倍増させることができました。
なぜこれほどの実績を残すことができたのでしょうか?
生徒1人1人に丁寧な指導を行なったことが1番だと思います。生徒は何かしらの悩みをもって入塾してきます。まず初めに保護者の方と3人で面談をするのですが、それが20分や30分で終わることはありませんでした。私の場合、最低でも1時間はかかります。
今までのテストを持ってきて頂き「過去」にどんなところで躓いたのかを知り、「現在」の課題を考え「未来」を見せてあげることに時間を割いていました。通って頂いてからも保護者との連絡を頻繁に行い丁寧なフォローを心がけてきました。
その他には人材育成に力を入れていたことも要因だと思います。個別指導の塾では大学生が講師になることが多いです。社会人としての経験が浅いので生徒指導や保護者への振舞い方が分からない人も少なくないです。その若い講師たちをいかに育て教壇に立たせるか、日々試行錯誤を繰り返しました。
起業したきっかけを教えてください。
出産を経験し子育てを続けて4ヶ月後、子どもが外に出られるようになったぐらいの時に、「このままでいいのだろうか」という思いが起こりました。私が一生懸命に子育てをするあまり、私は娘の一部分という感覚になっていったのです。
例えるなら私はグリコのおまけのようなイメージでしょうか。私は娘のために存在し、私と娘の存在が混同していました。これは危険であると思い、私は自分の人生を生きなくてはと思ったのです。
そんな時、活躍されている女性起業家さんのお話が聞けるイベントに参加しました。そこで私は娘にイキイキと人生を歩んでいる母親の姿を見せたいという思いが芽生え始めました。
子育てをする母として人生を歩みながら、自分のやりたいこともしている1人の人間として生きていきたいと思いました。今思えばそれが起業のきっかけだったのかもしれません。
そして、今までに出会ってきた悩みを抱えている子どもや親御さんの顔を思い返し、自分を見つめ直した結果として「まなびの窓口」が誕生したのです。塾講師をしていた頃に子育てに悩まれる保護者の方をたくさん見てきました。それをどうにか解決したいと思い起業という選択をしました。塾講師としての経験を活かし、今度は勉強を教える立場とはまた別の形で教育に携わりたいと思っています。
会社概要
社名:まなびの窓口
代表名:川内 真紀
住所:愛媛県松山市樽味4丁11番地27号
TEL:090-8210-6120
URL:http://manabinomadoguchi.com/
事業内容:・教育業/学習支援業/カウンセリング