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常に勉強し 進化していく

きくやクリーニング
亀井 博志 代表

  • 2020/9/9
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技術・サービスへのこだわり~追い続ける父親・先輩の背中~

それではまず業務について簡単に教えてください。

 きくやクリーニングでは一般クリーニングをはじめ、配達サービス、絨毯・カーテンの設置、取り外しを含めたサービス、契約している病院・飲食店などの制服のクリーニング、インテリアやぬいぐるみのクリーニングを行っています。

技術に関してのこだわりは何ですか?

kijinaka-cleaning-kikuya 素材にあわせたアイロンの仕方、洗濯の技術を勉強しています。

 技術に関してはとにかく勉強です。最近はワイシャツやスーツでもいろいろな素材が使われています。
 とにかく何度も繰り返し、勉強するのはもちろん、まだ父の技術を超えられないので、父の約50年のキャリアを5年10年で抜けるとは思っていませんが、「職人」としての父の技術を見て盗み、スキルアップに努めています。

 また、組合の他のクリーニング屋さんの先輩からも指導をいただいています。
 愛媛のクリーニング屋さんはとても勉強されている方が多いです。父親の代わりに組合に顔を出し始めた駆け出しのころ、父が気にかけ、ともに技術を学んできた方々が、私に対しては先輩として助けてくださいました。
 父が組合に参加していたころに周囲を気にかけ、信頼関係を築いていたからこそ、今までクリーニング業を続けることができました。
 「きくやクリーニング」という一つのお店だけでなく、愛媛のクリーニング業界としても技術は受け継がれています。その受け継がれてきた技術もこだわりとしてあります。

サービスに関してはどんなこだわりがありますか?

 お客様に対する「気づき」を大切にしています。

 技術に関しての「職人」という考え方と相反するのですが、「職人」というと不愛想・頑固・とっつきにくいといったイメージを抱きがちですよね。
 もともと人と話すのが好きなので、修業を始めたころから、カウンター業務でお客様から品物を預かるときには「普通のクリーニングなのか、落としてほしい染みがあるのか」、例えばワイシャツなら「糊の硬さの好みはどうだろう、畳みでお渡しするのがいいか、立体を保って吊るしてお渡ししようか」そういったことにこちらが率先して気付き、提案しています。

 より「喜ばれる仕上がり」目指すこと、クリーニング屋はそれに尽きると思います。

新型コロナウイルスの流行で「衛生管理」という話題が注目されていますが、何かその前後で変わったことはありますか?

 お客様、従業員を守るための対策を徹底しています。
 新型コロナウイルスは衣類につくと2~3日残存するので、必ず商品の受け渡しの前後には消毒を行っています。またポケットの中から使用済みのマスクが出てくることもありますので、それは普通のごみと分けて一緒にならないように管理をしています。

 品物を受け取るときには「気になる染みはございますか?ほつれや破れはありませんか?」とお声掛けをします。
 接客をする以上はカウンターのビニールカーテンや消毒の徹底などと合わせて、朝・昼・晩と着替えをして使用した服をクリーニングし、お客様に少しでも安心してクリーニングを利用していただけるように気を付けています。

配達の業務について教えてください。

 当店では創業時から配達の業務を行っています。
 インテリア・絨毯などの重たいものやカーテンなど、取り外しが難しいものなど、お年寄りや女性が店頭まで持ってきていただくことが困難なものも出張してお預かりして、配達し、設置まで行っています。

 最近では個人のお客様からの配達のご要望は少し増えたと感じています。その背景にはライフスタイルの変化があると考えています。
 デリバリー型のサービスが好調で、家から出ずにクリーニングのサービスを受けられるという点で、女性やお年寄りだけでなく、地域のお客様のお役に立てているのではないかと思います。

 お年寄りの方の場合だとよくお渡しの際に会話を楽しんでいただくこともあります。もちろんお客様のおうちに入る前には手や衣類の消毒を行い、新型コロナウイルスの対策も行っています。

次のページ『学び続ける姿勢~受け継がれる技術~』

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会社概要

社名:きくやクリーニング
代表名:亀井 博志
住所:愛媛県松山市余戸南4丁目2-13
TEL:089-972-0621
事業内容:・生活関連業/娯楽業

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