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日本一の羊羹屋の羊羹をみなさんへ

株式会社中野本舗
中野 恵太 代表取締役社長

  • 2017/12/19
i-catch-usuzumi

日本食業界は海外に進出していますが、海外進出はお考えですか。

 日本の国全体の人口が減っている中で、ゆくゆくは海外展開をしていかなければならないと思っています。
 ただ、価格と商品の釣り合いがとれていません。海外では、日本の3~5倍の販売価格になってしまいます。そうなると、弊社の商品で1本150円のものが海外では500円で売らなければなりません。

 また、今の弊社のパッケージでは中身が何かわかってもらえません。逆にコンビニに置いてある透明の包装だと、羊羹がどういうものかすぐわかります。しかし、透明のビニールで包装しようとすると、もしかしたら新しい機械を入れなければなりません。

 そういった課題をどのように解決するかが難しい点だと思います。

海外の人は羊羹自体を知っているのでしょうか。

 国によりますね。中国や台湾は羊羹と言うと通じるところが多いです。実際、現地のコンビニにもあまりおいしいとは言えませんが、羊羹がおいてあります。小豆の風味をあまり感じない、ひたすら甘ったるい羊羹でした。

 進出したい国で羊羹という市場がないと、どうやって売り込めば良いかわかりません。そうすると、こちらが市場を作っていかなければなりません。
 11月に縁あってドイツに羊羹を送りました。まだどういった反応が返ってくるかわかりませんが、反応次第ではヨーロッパで羊羹市場が開拓できるかもしれないので、反応が楽しみです。

そうですね。きっと海外の方にも羊羹のおいしさが伝わると思います。最後に若者たちへメッセージをお願いします。

 夢と目標を持って頑張ってもらいたいと思います。

ありがとうございます。ちなみに代表の夢は何かありますか。

 私の夢は、この会社をもっと元気にして、日本一の羊羹屋になりたいと思っています。夢なので大きく言うことにします。(笑)

日本一の羊羹屋が愛媛にあるなんてすてきですね。
本日はありがとうございました。

インタビュアーより

board-usuzumi 中野本舗様の前に母校があるため、三年間、株式会社中野本舗様の前を通りながら高校に通っていました。中野本舗様から見える風景がとても懐かしかったです。
 江戸時代から続く企業の経営者の方にインタビューができるとは思っておらず、今回このような機会がいただけて大変ありがたいことでした。インタビュー中も商品のこだわりや、海外進出についてなど幅広くお話しいただけました。笑顔が魅力的な代表でした。
 インタビュー後の話になるのですが、中野代表は字を綺麗に書くことは大切であるとおっしゃっていました。これから就活で手書きをすることがたくさんあります。ワープロが主流である今だからこそ、心を込めて丁寧に文字を書くよう心がけていきたいと思いました。
 このような機会を設けてくださった中野代表、ありがとうございました。
兼頭 里奈

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会社概要

社名:株式会社中野本舗
代表名:中野 恵太
住所:愛媛県松山市井門町1331番地1
TEL:089-958-3355
事業内容:・製造業

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