INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式ツイッター

「小さくまとまらないでほしい」

タックスカイ株式会社
髙岡 美穂 代表取締役

  • 2015/4/16
i-cath-tucksky

起業のきっかけは、社会に出てうまくやっていけない子供達が多いと感じたこと

高橋
本日はお忙しい中INTERVIEW WITH PRESIDENTの取材にご協力頂きありがとうございます。
髙岡代表にお会いできる事をとても楽しみにしていました。
今日はよろしくお願いします。

髙岡
こちらこそよろしくお願いします。
やっとお会いする事ができて私も嬉しいです。

高橋
では早速になりますが、なぜ起業されたのかを教えてください。

髙岡
そうですね、仕事をするためですね。

高橋
仕事をするためでしょうか。それは一体どういう事でしょうか。

髙岡
はい。まず、私は起業する前も学習塾の講師家庭教師をしていました。
そんな中で、今の世の中は働きにくさを持ったまま社会に出てうまくやっていけない子供達が多いように感じました。
そのような子供達が、いきなり社会に飛び込むのではなく、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)みたいに仕事をしながら働く訓練や練習をさせてあげたいと思いました。
でも、そういった事をしている所って中々なかったので、じゃあ自分がやるしかないと思いました。
就職のためのトレーニングは、無給か有給かの二つに分かれると思うのですが、やっぱり訓練とはいえ、少しでもお金を手にできる方がモチベーションもあがると思い、少しでもお金を支払えるように、また、そのために仕事を受注できるようにするために法人化にしました。
これが起業するきっかけですね。

高橋
なるほど。そういった想いから起業をされたのですね。
まだ就職のためのトレーニングを中心に運営している企業や会社は松山ではまだまだ少ないと思います。

髙岡
そうですよね。高橋君がされているこの活動もOJTに含まれると思いますが、松山ではまだ少ないと思います。
それに、こうした事に対して正しく理解してもらえなかったり、ただのアルバイトに思われたりとまだまだこれからの所もあります。
それでも、学生さんや若者にはこれまで培ってきた物、勉強してきた物を無駄にしてほしくは無いですね。だからこそ、学生と社会を繋ぐ事のできる存在になればと思い活動をさせて頂いています。

高橋
とても素晴らしく素敵なお考えだと思います。

髙岡
ありがとうございます。

教育分野に進み、日本ではどんな学習をしていけばいいのかと考えるようになる

高橋
話を少し変えていきますが、取材の事前準備としてFacebook等を拝見させて頂きました。
そこから、髙岡代表は様々な沢山の経験をされたと思います。
とても興味があるのですが、お話できる範囲で大丈夫ですのでお話して頂けますか。

髙岡
そうですね。確かに色々な経験は沢山してきましたね。
実はですね、元々はこういった教育分野で働くのではなく別の分野に進む予定でした。

高橋
別の分野ですか

髙岡
はい。海洋生物学者になる予定だったのです。
海外の学校で学ぼうと考えていまして、その資金を作るために、所謂、超進学塾と呼ばれる所でアルバイトをしていました。

高橋
それは、難関大学を目指す予備校的な所でしょうか

髙岡
いえ、幼稚園受験から大学受験までをサポートする進学塾です。

高橋
なるほど。

髙岡
はい。そこでアルバイトとして頑張っていたのですが、ある日、耳の病気があることが分かりました。
本当は、海洋生物学者になってイルカの研究がしたかったのですが、病気のために海に潜れない。
断念するしかないという心が折れる結果になりました。
でも、「人に対して教える」という事を初めて真剣に考えたのはこのアルバイトの経験のおかげです。

高橋
そうだったのですか。病気は人の運命を変えますね。

髙岡
はい。じゃあ、これからどうしていこうかと思った時に、保育科の分野に進む事にしました。
アルバイトをする中で、有名私立幼稚園に入り、そのまま大学まで行くような本当にエリートみたいな子を見てきたのですが、中には挨拶が全くできない、模試でも学力に大きなバラつきがあるといった子がいる事に気づきました。
なんで?という疑問から勉強していった所、発達障害という言葉に出会いました。
育つ環境によっての学力の差、精神的な発達、色々な関わりによって人間形成も大きく変わるのだなと思い、保育科で発達の勉強をする事にしました。
またその頃からテストの点数だけの勉強にも疑問を持ち始めていました。
ちょうど、その頃は大学を辞めて通信の大学に通い、塾でのお仕事をしていたのですが、私のように学びたくても通信の手段でしか学べない人。
学業が本業なのにも関わらず勉強をしようとしていない人、遊んでばっかりでいる人。
いわゆる「いい大学」と言われる大学を卒業したにも関わらず、就職してすぐ辞めて地元に帰ってくる人。
みんなが順風満帆な人生を送っている訳ではない事に気が付きました。
一方で、このままで日本は大丈夫かなって思いました。
そんな思いを抱きながら、アメリカなど海外でホームスクーリングの勉強をし、ただやみくもに勉強をしてもテストに必ず反映するわけではない、テスト勉強以外にも学ぶべき事はある、一人一人に合った学習方法があるという事を学び、じゃあ日本ではどんな学習をしていけばいいかと考えるようになりました。
そういった事が沢山の経験や下積みになると思います。

高橋
なるほど、様々な経験をしていく中で沢山の学びを得る事ができたのですね。

ページ:

1

2 3

会社概要

社名:タックスカイ株式会社
代表名:髙岡 美穂
住所:松山市湊町四丁目4-12-10 佐伯物産ビル 5F
TEL:089-941-3770
URL:http://manabiyatetra.blog74.fc2.com/ 
事業内容:・教育

eigyou

『まなびやてとら』

まなびやてとらは、
子どもの可能性を見つける場所
保護者さんも学べる場所
みんなの可能性を広げる場所

そんな想いがいっぱいつまった学びの空間です。

▼Facebookやっています

Random Pick Up

『この記事を書いた人』

愛媛大学
濵村 駿介

『この記事を書いた人』

松山大学
高橋 航貴

『この記事を書いた人』

松山大学
松井 秀樹

『この記事を書いた人』

愛媛大学
北尾 友二

『この記事を書いた人』

松山大学
樋口 真哉

『この記事を書いた人』

松山大学
福山 さくら

『この記事を書いた人』

愛媛大学
大隣 麻衣

『この記事を書いた人』

松山大学
田岡 美紗

『この記事を書いた人』

松山大学
杉脇 丈紘

『この記事を書いた人』

松山大学
岩本 真依

『この記事を書いた人』

西山 和馬

『この記事を書いた人』

松山大学
山本 隆生

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
大河原 慧

『この記事を書いた人』

インターンシップ生
藤平 祥太

『この記事を書いた人』

松山大学
坪北 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
兼頭 里奈

『この記事を書いた人』

愛媛大学
高市 奈津美

『この記事を書いた人』

愛媛大学
松本 優香

『この記事を書いた人』

松山大学
大西 清楓

『この記事を書いた人』

松山大学
山田 智也

『この記事を書いた人』

愛媛大学
多賀谷 直樹

『この記事を書いた人』

松山大学
山根 大輝

『この記事を書いた人』

松山大学
川崎 詩歩

『この記事を書いた人』

愛媛大学
矢野 愛茄里

『この記事を書いた人』

松山大学
宮内 真歩

ページ上部へ戻る