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「もっと欲を出して、貪欲になって欲しい」

旬香物産株式会社
井上 雅仁 代表取締役

  • 2015/7/30
i-cath-syunkabussan

神社一色の國學院大學時代

國學院大學ではどのような事を学ばれたのですか?

 最初に習ったのは祭式や作法についてです。理論は後から覚えることができますが、祭式、作法は体で覚えなければ身につきません。神職は人から見られる仕事でもあり、祭式・作法は非常に大事なので一年を通して集中的に学びました。今でも勉強会があれば顔を出しています。

 入学式の次の日から実習がはじまります。期間中は見ず知らずの人と6人との共同生活で、携帯・財布・たばこは没収されました笑 実習ではふんどしのつけ方から授業が始まります。そして毎朝、禊をします。

実習は大学外でされたのですか?

 最初の実習地は東京、原宿の真ん中にある明治神宮でした。都会にあるとは思えないくらい静かな場所でしたね。実習最後の夜、ご神前で君が代を歌ったときは涙が出るくらい感動したのを覚えています。

 また明治神宮以外には、伊勢神宮にも行きました。伊勢のお山に行って、300年後の遷宮の為に必要な木の管理を手伝ったり、神様に出すお供え物を育てる農園さんを見学したり、凄く面白かったのを覚えています。

 今思い返すと濃い一年でしたね。短い期間でしたが、当時の同級生とは今でも練絡を取り合う仲です。ほとんどの仲間は、全国各地の神社に就職を決め、各お社でお勤めしています。

 格式高い神社に務めた仲間は、伝統を担っているという責任感があるからか、言葉遣いやお酒の作法など、とても意識しながら仕事をしているように思いますね。ちなみに神職は当然日本酒を飲むことが多いので、みんなお酒に強いです笑

 神職というと伝統的で、どこか古い印象を受けますが、そんなことはありません.「時代の波に乗り遅れるわけにはいけない]という意識があり、新しいものに対して順応性の高い人もいます。とある神職さんの会合は紙の資料なしで、正座して机足の上にPCを置きながら資料を共有。PC画面をみながら会議をしている、なんてこともあったりします。

 過去の伝統や文化といった「変わらないもの」を持ち、大切にしているから、そのように見られているのだと思っています。

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会社概要

社名:旬香物産株式会社
代表名:井上 雅仁
住所:愛媛県八幡浜市真網代600−1
TEL:0896-24-1170
事業内容:・小売業

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