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「がむしゃらにいこう!」

株式会社 佐伯物産
佐伯 大地 代表取締役

  • 2014/8/12
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大河原
本日はよろしくお願い致します。
早速お聞しますが、佐伯代表は以前、金融会社に勤められていたそうですが。

佐伯
はい、元々大阪で銀行に勤めていたのですが、平成13年に東温市にショッピングセンターが開店するときに、経理を出来る人間が欲しいというので、こちらに帰ってきて就職をしました。

大河原
それでは最初は銀行マンになるつもりでいらっしゃったのですね。

佐伯
私は就職活動の際に、営業職を志望していたのですが、私の兄が銀行員だったのと、金融機関なら「営業」という仕事が最もわかりやすいのかなと思っていました。

大河原
お兄さんの影響が大きかったのですね。

佐伯
そうですね、金融機関を中心に採用試験を受けて、銀行に受かったのでそこで働き始めました。

大河原
そこからなぜ地元に戻られたのでしょうか。

佐伯
当時は金融不安で多くの銀行が倒産していた時期でした。
私が勤めていた銀行も破綻して吸収されまして、そのまま勤めていてもよかったのですが、丁度地元の東温市でそのように大きな開発があるというので、そっちの勉強もしてみようと思いました。

大河原
ショッピングセンターでの経理ではどのようなことをしていたのでしょうか。

佐伯
そこでは管理会社が40件ぐらいの店舗を貸していて、毎月入ってくる売上を集計・精算する仕事をしていました。
ただ経理の仕事は内勤業務が中心で、私は話しをするのが好きだったので少し物足りないところがありました。
丁度その時に、ショッピングセンターの親会社が、全国に100店舗ぐらいフランチャイズ出店をしているオムライス専門店の、中四国エリアに出店する権利を保有していたのですが、その仕事にも関わるようになりました。

大河原
なるほど。
フランチャイズ出店となると当然テナントも扱うと思いますが、その時に不動産のお仕事をしようと考えられたのですね。

佐伯
はい。
銀行員時代に宅地建物取引主任者、いわゆる宅建の資格を取っていて、テナントの契約に関する知識などがあったので、フランチャイズ出店の仕事を任されていたのです。
飲食店のフランチャイズ出店というのは、とにかく次々に出店していくのですが、必ずどこかで頭打ちになるものです。
中四国エリアもその例に漏れず、最初は休みが中々取れないような忙しさで、それ自体は好きでしている仕事なので構わなかったのですが、出店数が一杯になって一息ついたときに、元々私の親が不動産会社をしていたので、同じ一生懸命働くのなら自分の家業で頑張っていきたいと思いました。

大河原
忙しいことがお好きな経営者の方は結構いらっしゃいますが、佐伯代表ほどの方は珍しいのではないでしょうか。

佐伯
せっかく一国一城の主になったのだから、当然、会社を潰したくはないし大きくしたいと思いました。
今7人いる従業員がちゃんと生活できて、幸せになれるような会社にしていかなければならないと考えると、僕はまだ41歳ですが、会社を守って従業員を守るために経営をしているのだと思っています。

大河原
他の経営者の方からもそういう話を聞くことは多いです。
会社を存続させ続けていかなければならないと。

佐伯
「お客様が大事です」とよく言われますね。
実際そうなのですが、まずは従業員が経済的に余裕がないと、本人だけでなくその家族にとっても可哀想ですから、小さいながらも安定させていかないとなりませんね。

大河原
確かにその通りです。
ありがとうございます。
会社自体は平成2年からあったそうですが、それまではお父様が経営していらっしゃったのですね。

佐伯
はい、その通りです。

大河原
愛媛に戻ってきたのは、後を継がれるつもりだったのでしょうか。

佐伯
勿論最初は一社員として入社をしましたが、5年くらい前に代替わりをしました。

大河原
入社とほぼ同時に結婚されたとフェイスブックで拝見いたしましたが、ご自身の生活についても結構変化があったのではないでしょうか。

佐伯
結婚の時期についてはその通りです。
ただ自分の仕事については、妻にも理解してもらっているので、特に大変だとは思いませんでしたね。
育児で、赤ちゃんの夜鳴きをあやすために深夜のドライブに出かけるのが苦労したぐらいでしょうか。
そもそも経営者は生き抜くことが上手いのではないかと思います。
仕事が思ったより早く終わったときに出来るような、細切れの時間を上手く使えるのが経営者だと思います。
私も3日に1回は徹夜をすることがありますが、昼間に10分15分くらいのちょっと空いた時間を使って仮眠するとかね。

大河原
時間の使い方は大事ですね。

佐伯
暇な人ほどダラダラと時間を使いますね。
休日が決まっている人は漫然としているうちに時間が過ぎていきますが、私は決まった休みがない代わりに、30分とかの時間を自分の都合で使えたりするので、そう考えると忙しい方が時間の使い方が上手くなっていいのかなと思います。

大河原
私は時間の使い方があまり得意な方ではないのですが、どうしたら上手く時間を使えるようになるのでしょうか。

佐伯
kiji-naka-saiki
自分を追い込むぐらいに忙しくしたら、段取りを上手く付けられるようになりますよ。
大河原さんは28歳でしょう。まだ若いのだから、後10回ぐらいは失敗してもいいですよ。
僕がここに帰ってきて、結婚したのが29歳のときですからね。
35歳くらいまではそれでも構わないと思います。
40歳くらいになると次のステップに進みたいと思うようになりますが。

大河原
次のステップ、とは?

佐伯
20代で仕事をバリバリやっていても、それほど効率よく儲けられるわけではなく、数をこなしつつ信用を作っていかなければいけません。
また、信用も一朝一夕に出来るものではなく、10年くらいはかかると思います。
それまではこちらから動いていかないといけませんが、傍目には頑張っていても効率が悪い。
ところが10年も経つと、お客様の方から相談に来ていただけるようになり、効率よくもっと多くの仕事ができるようになります。
その時に40歳ぐらいだと、体力的にも大丈夫なので、バランスが上手く取れる時期ではないかなと思います。

大河原
弊社代表の石原もそういった経歴を辿っていて、仕事ぶりを間近で見ているので、おっしゃっていることには説得力を感じ、現実として理解が出来ます。

佐伯
この「INTERVIEW WITH PRESIDENT」の企画って、とてもいいですよね。
経営者と色々なことをお話しすることが出来て。
その内容が今はわからなくても、人生経験を積むうちに「あの時に聞いたことだ」と思い出し、何か閃くのでしょうね。
私が大学生のときにあればよかったのに(笑)
だから、御社の社長さんは先見の明もあるし、いい仕事をしているなと思います。

大河原
褒めの言葉を頂き有難うございます。
私、大河原も、この企画に携われている事に喜びを感じます。
不動産の仕事を始められて10年間は、信用作りのために働かれていたのですね。

佐伯
もう、それはガムシャラに働きましたね
何が良いか悪いかが判らないから、苦しいことも不動産に関係なさそうなことも全部やりましたし、色々な会合にもとにかく出ました。
そうやっていく中で徐々に、大事なこととそうでないことの区別がつくようになりました。

大河原
経営者になられたのが今から5年前ですから、当然それは社員時代の話と言うことになりますね。

佐伯
そうですね。
当時はある意味「お金の心配をしなくてよかった」と言えます。
私は従業員だったので、キャッシュフローは見ることは見ても、期末の現金有高などは気にしたことがなくて、「とにかく営業して稼げばばいいんだ」と考えていました。
経営者と従業員の違うところは、お金のことを考えながら仕事をすることではないでしょうか。
もっと大きな話になると、お金の流れを考えることは、経営者にしか出来ないことだし、そこに経営者のストレスがたまるところがあるのかなと思いますね。

大河原
キャッシュフローは本当に大事ですよね。

佐伯
弊社の不動産業の収入は家賃収入が多くて、基本的に手形などでなく現金ベースで考えるのですが、物件の突発的なトラブルで何十万何百万円もの支出が必要になったときに、すぐ対応できるように積み立てておいたり、金融機関とお付き合いをしていたりなど、日頃から準備をしておかないといけませんね。
そういうリスク管理が大事です。

大河原
経営上のリスク管理というと、お金だけの話には留まらないと思うのですが。

佐伯
もちろん従業員への配慮などのこともありますね。
給料が遅配になったりは当然一度もありません(笑)
従業員にとっては給料というのは決まった日にちゃんと貰えるものと思って働いて欲しいですから、その点でもキャッシュフローはしっかり把握して経営しなければいけないと思います。

大河原
ある日いきなり金庫の中が空になって、給料の支払いが遅れたら、社員の方も働く意欲が湧かないでしょうね。

佐伯
潰れそうな会社だと、給料の遅配が常態化して、どんどん〆日が変わるようなところもありますからね。
零細企業で仕事をちゃんとして頂こうと思ったら、まずお金をきっちり管理することが重要です。

大河原
金の切れ目が縁の切れ目とも言いますからね。
有難うございます。
御社は不動産売買からビルの管理や保険、建材の取り扱いなど、次々と手を広げられていますが、それぞれどのような理由があって始められたのでしょうか。

佐伯
私の会社は基本的に不動産の売買・賃貸・仲介から始まったので、それに関連している事業が多いです。
また今は不動産管理業というものがあって、農家のオーナーさんなどから物件をお預かりして、家賃収入の中から数%の管理料を頂くのが会社の事業のメインになっています。
管理となれば、部屋のリフォームや外壁の修理が必要なときに、自分たちで全部出来るようにしていれば効率的ですからね。
建物の火災保険も、地震や台風などで被害を受けたときには役立ちますが、基本的に加入者が申告をしないと保険金を受け取れないので、オーナーさんに代わって対応できるようにすればいいのではないかと考えて、代理店業務を行っています。
そのように、物件を預かり、管理も自分達で出来始めたから、不動産に付随した業務を始めるようになったということですね。

大河原
御社が「私の会社であなたの物件をしっかり面倒見ますよ」と保証しているようなものですね。

佐伯
そうです。
さっきも言いましたが、信用を作ると言うことですね。

大河原
有難うございます。
「ERA」にも加盟されていますが、調べてみると世界的な不動産フランチャイズの組織のようですね。
その組織に加盟する理由は何でしょうか。

佐伯
フランチャイズと言うのは、情報やノウハウを学べるところです。
昔は契約を結ぶにあたっては数枚の契約書でよかったのが、今では、カバーしなければならない分野が幅広くなったので何十枚と必要になります。
しかもそれは日々変わっており、また情報があっという間に地方に来るようになったので、のんびり構えていたら負けてしまいます。
それにちゃんと対応して行くには、とにかく情報を掴まなければいけないので、相応のコストはかかりますがフランチャイズに加盟しました。
世界的な組織なのでスケールメリットが働きますね。

大河原
世界の情報ですか。
凄いです。
世界の最先端のノウハウを活用できたり、組織が大きい分コストを抑えられるのですね。

佐伯
はい。
しかし、一番大事なのは法律的な知識ですね。
契約の段階で説明不足があってお客様にご迷惑がかかり、損害賠償をということになれば数百万ぐらい行くかもしれない、不動産業とは、そのような取引が日常的なので、書類をしっかり作って、しっかり説明をしなければならないのです。
ではその書類をどう説明すればいいのか。
地方にいると、より効果的な段取りやポイントがなかなかわからないので、今のスタンダードをしっかり学ぶことができるという点において、フランチャイズに加盟した意味はすごく大きいです。

大河原
大きい組織の傘に入ると、学びの機会が増えますね。

佐伯
スケールメリットと得られる情報量に尽きますね。
後はそれを使えるか使えないかで、上手く使えない方は加盟しても費用がかかるだけだと愚痴をこぼしますし、上手く使える方は使いこなして費用以上の効果を出していけます。

大河原
活用方法が大事ですね。
有難うございます。
好きな言葉に「率先垂範」とありますが、それはなぜでしょうか。

佐伯
当社は、まだ小さい会社で、従業員も皆私より若い上に不動産業の経験が浅いので、結局自分でやらないと後が追いついてこないのです。
トップダウンで、社長が一番難しいことをして、下に行くほど楽というスタンスで経営をしていますので、とにかくなんでも先にやると。

大河原
難しいことはまず社長がするのですね。

佐伯
とにかくする。
これは昔の上司の影響ですが、まず自分がやって、例えば手探りで3時間かかっていたような仕事でも、次はコツがつかめて2時間、1時間半と短くなっていきますね。
ですから、最初に自分がやって、やり方がわかったらそれを全部システム化して誰でも出来るようにして、それが出来たら後は従業員にそれを渡して任せる、すると自分はまた次のことが出来ます。
今までの不動産業の悪いところは、歩合で回っているところが多かったからだと思いますが、ノウハウや情報を自分で囲い込んで、「俺しか出来ないんだ」と得意げになっていたことだと思います。
これがフランチャイズに加盟すると、やり方は全部システム化されたものを教えてくれます。
後は応用というか、お客様とのやり取りの仕方を覚えていくだけですから。
とにかく自分がやって、システム化して、従業員に渡して、自分は次のことをする、その繰り返しです。

大河原
ある程度システム化されていても、それをすぐに他人が自分のものに出来るかというと、中々そうは行かない気もしますが。

佐伯
システム化したやり方は、全部書類にして教えます。
法律で決まっていることは、やり方さえ解ればできるわけです。
先程も言いましたが、物の良し悪しがわからない最初のうちは1人で全部やってしまうので、傍目には頑張っているように見えても効率が悪くなります。
勿論最初は自分でやるのが大事ですが、仕事が効率的に出来だしたらそれをシステム化し、新しい人に丸ごと教えてあげて、自分は新しいことに取り組むようにしないと、同じことをずっとしていても仕方がないので。

大河原
そうやって人に教えつつも新しいことに取り組み続けていって、他の人も同じようなステップを踏まないと到底、真似できないようなところに到達できればいいですね。

佐伯
そうですね。
会社員でも自分の仕事を効率化して、それまで3日ぐらいかかっていたのが2日で済むようになって1日余ったら、上司の人は喜ぶと思いますよ。
その空いた1日で新しいことをさせてくれるかもしれません。
逆にダラダラ仕事をする人もいるでしょうが、そこがステップアップできる人とできない人の差だと思います。
新しく入ってきた人と同じラインで仕事をしようとするから、「俺の情報はやらんぞ」と思うわけですよ。
本当はもっと上に行けるはずなのに。

大河原
これからは若手が活躍できるような環境を作ることが必要だとおっしゃっていましたが、そのような業務のシステム化の取り組みがそれにあたるのでしょうか。

佐伯
はい、そしてオーナーさんなど色々な方と物怖じせず話しをしていけるようにすることですね。

大河原
オーナーさんはどのような方が多くいらっしゃるのでしょうか。

佐伯
オーナーさんは、元農家の方が多いです。
高齢化などで農業を続けられなくなり、税金対策もあって今ある土地にマンションやアパートを建てようと考えるのです。
ただオーナーさんは不動産の取引については全然解りません。
大金を借り入れて建物を建てるのですから、われわれ担当者を信用してもらって契約をするのですが、ちょっとしたトラブルで大騒ぎしたり、しばらく顔が見えないと不安になったりと、僕らにとっては大した問題じゃなくてもオーナー様には判らないから、心配事を一つ一つ取り払ってあげることが必要ですね。

大河原
心配事を取り払ってあげること、ですか。
知らないことに踏み出す時は確かに不安になりますからね。

佐伯
そうでしょうね。
特に何千万や何億と言ったお金を借り入れるわけですから。
オーナーさんの息子さんも大丈夫かと言われることもよくありますが、それもきちんと説明してあげたら納得していただけます。
逆に説明せずにお客様をほったらかしにしておくと不信感を生みますね。
これもまた信用に繋がる話です。

大河原
信用されるためには当然ちゃんと説明できるだけの知識が必要になりますね。

佐伯
まさにそうで、システム化しても知識がないと、どのように説明したらいいかわからないので、自分で勉強するしかありませんし、またERAから情報を提供してもらいます。
他にも色々な方法、他人の考えを感じ取る力はやはり、実際に人と話すことで経験を積む必要がありますので、知識の勉強だけでなく実地経験や人との出会いを大事にしないといけません。
そういう意味では、このインターンシップの企画は凄くいいと思います。

大河原
ありがとうございます。 私もそう感じます。

佐伯
もしこれが従業員レベルの人との話だったら、仕事がきついとか給料が安い程度の話しか出来ないのではと思います。
でも働くこととはそういうことではなくて、働くと言うことは会社を大きくするし、自分の出来ることも増えていきます。
目標意識を共有していくことが大事です。

大河原
目標に向かって突き進む、それが仕事ということでしょうか。

佐伯
その通りです。
それが解っていれば、就職しても他の新人さんよりは意識が違うと思います。
経営者が普通のサラリーマンと違うのは、商工会や法人会など、色々な経営者の会に呼んでもらえることがありますね。
基本的には全部断らないようにして、積極的に出席するようにしておくと、そこにビジネスチャンスがあったり、スピーチを頼まれたりもします。
スピーチなどはそういったところで練習しておくと、結婚式などでもちゃんと喋れるわけです。
嫌がっていると肝心なときに全く出来ません。
私は東温市商工会の青年部長をやっていましたが、そこで知ったのは、自分の仕事と関係ない方たちをまとめるのは大変だということでした。皆忙しいと言って参加を渋るのをまとめて、一つの組織として動かした経験は、今の会社経営にもすごくプラスにもなっています。
今は不動産協会の役員もしているのですが、例えばそこでスピーチを頼まれてうまくこなせると、もっと大事な会でのスピーチも任されるなど、次のステップに上げてくれるのです。
そういう機会を逃さないように、若いときはなんでもするようにしておくと、後から他の人と差が付きますね。

大河原
やはり若いときは何でもやってみることですね。
ありがとうございます。
今商工会のことが出ましたが、フェイスブックでご当地ヒーローの「笑興戦隊ジバサンギョー」を演じていらっしゃいましたが、その魅力は何でしょうか。

佐伯
そんなことまで知ってるんですか(笑)
5年位前からしていまして、ヒーローともなれば子供にキャーキャー言われたりするのが嬉しいですし、それならば、ちゃんと練習をしようという気にはなりますね。
また手作りだから大人が見ると見劣りするのですが、子供からはテレビのヒーロー物のように喜んでもらえるので、そんなに面白がってもらえるのかと思います。
子供は面白いですよ。
本当に自分と同じ動きをしますから。
そして、子供の将来は親のいうことに影響されるものです。

だから子供が生まれると、親がちゃんと責任を持って子供の将来を考えてあげないといけませんね。
経済的にも余裕がないと、子供にさせてあげたいけどできないことが増えますし、親が子供の将来をどこまで考えて設計してあげるかによって子供の人生も変わりますから、親の責任は重大です。
それだけに結婚して子供が生まれると、人間として一皮むけた気持ちになります。
僕は従業員にいつも「早く結婚しろ」と言っています。
その理由は、成功する人は大体子供に手が掛かる時期を早めに終えて、40歳前後で仕事などに打ち込むことができるのです。
婚期が遅れていったりして、仕事に専念しようとしたときに50台だと体力的にきついですからね。

大河原
近頃は晩婚化が進んでいますが、私も自分と子供の将来を考えると早めに相手を見つけたいです(笑)
今後の経営のビジョンについてお聞かせいただきたいと思います。

佐伯
私の会社の一番の目標と言うのは、東温市内でのシェアを確実に取っていくことですね。
今ある不動産業者の中では最後発ですが、地域内の勢力では1番か2番にいまして、今後は売買でも賃貸でも、「東温市で不動産を相談するなら佐伯物産」と思っていただけるような会社になりたいですね。
それには宣伝をして名前を広めるのも必要だし、同時に信用を高めて行くことも当然していきたいですね。

大河原
東温市でシェアが一杯になったら、次は松山市など近隣市町にも進出するのでしょうか。

佐伯
松山市に出て行ってもいいですが、とにかくスピードですね。
自分が一生の中でバリバリ働ける時間はすごく短いですから。
はっきり言ってしたいことだらけですよ。
徹夜しても間に合わない。
どの経営者も一緒だと思いますが、営業や事務処理、本を読んで知識を仕入れるなど、したいことは沢山あるのに時間が足りないから、とにかくスピードを早くして、出来た時間にどんどん仕事を入れていくようにしたいです。

大河原
他の従業員の方にもスピードが大事だと言うことが伝わればいいですね。

佐伯
そうですね。
それと、色んな機会を大事にして、色んな人と会っていくことです。
好かれるために無理をする必要はないのですが、人に嫌われないように、当たり前のことを当たり前にこなしていくことは必要だと思います。
そうすると、嫌われていなかったら何かのときに声を掛けてもらえる可能性は高まりますね。
だから自分で頑張って色々な人脈を広げることと、誰かに嫌われてない別の誰かに紹介してもらうことも大事だと思います。
私自身も、知らないところで誰かが私のことを紹介してくださって仕事を頂くことがあるので、そういう人に嫌われていなければよくしてもらえますから。
ただし、プライベートの付き合いを否定するわけではありませんが、仲がいいことと信頼できることはイコールではなくて、きちんとしたことを当たり前にするのが、仕事が増えることに繋がると思います。
そこには派手さも何もなくて、まじめにきちんと成果を出していくことが大事だと思います。

大河原
「誠実さ」ということでしょうか。

佐伯
そうですね、誠実に一個一個こなしていくのが若い頃は大事だし、それを10年も続けて行けば、自分にとっては凄くプラスになってきて、「真面目にやってくれるからあの人に頼もう」と言われて仕事を頂けると嬉しくなりますね。

大河原
それこそ本当の人柄、という感じですね。

佐伯
人は絶対変わるのですが、常に夢を持って、ガムシャラにやって、色んな人と会っていく中で自分の地位が少しずつ上がっていきます。
自分で自分を上げるのは無理でも、関わる人や仕事から成長ができます。
成長のポイントはやはり「誠実さ」だと思います。

大河原
有難うございます。
誠実さを持って、人と会う機会を大事にしたいと思います。
最後に、若者へのメッセージをお願いします。

佐伯
入社する前に、働いてもいないのに自分の物差しで会社を測るなんて失礼な話だと思いますし、学生が外からちょっと調べたぐらいで本当に正しい評価は下せないでしょう。
選ぶポイントがあるとすればブラックか否か、潰れそうか否かで、後は雰囲気で十分だと思います。
入る前から「こんなところは嫌だな」と言ったところで仕方がないですから。

えり好みせずに入ったところで一生懸命働く、そのくらいの気持ちでいいのだと思います。
それに新入社員の頃は、書類に正確にパンチ穴を開けるやり方など、仕事上、常識的なことなのに、わからないことが多々あります。
そういうレベルなので、最初の5年間にすべきことは、どの会社でも一緒だと思います。
その5年間を一生懸命働いてから、引き続き同じ会社で頑張っていけるかどうかを考えていけばいいのです。
そして色んな人と会って色んな話を聞こうと心掛けましょう。
頑張っていればいずれもっと上の人に会うことが出来るので、下から上に上がっていって、色んな人と話をする機会を作っていって、その中で自分にとって有益なものとそうでないものを選んでいけばいいのです。

大河原
まずはそこでガムシャラに頑張ってみよう、と言うことですね。
有難うございます。
本日は貴重なお話をお聞かせ頂き、有難うございました。

インタビュアーより

bord-saiki
佐伯代表の好きな言葉である「率先垂範」ですが、単に自ら手本を示すだけでなく、仕事のやり方を誰でも解るようにして後に続かせやすくする取り組みに、社員一人一人が効率的に仕事を進めてもらうことで時間的・金銭的に余裕を持ってもらいたいという代表の気持ちが現れているように感じました。
また、その取り組みは、社員の方が物件オーナーの方や入居者の方などに信用していただけることに繋がり、結果としてこの佐伯物産と言う会社を東温市内屈指の不動産会社に育てることになったのだと思いました。
私に一番必要なのは「がむしゃら・目の前の事を精一杯」しろとインタビューを通じて教えて頂いたのではないかと思います。
大河原 慧

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会社概要

社名:株式会社 佐伯物産
代表名:佐伯 大地
住所:愛媛県東温市見奈良795番地1
TEL:089-964-8500
URL:http://www.toon-saiki.com/
事業内容:・不動産売買 ・賃貸 ・管理等

サービス紹介

eigyou

『佐伯物産』
不動産売買・賃貸・管理・投資事業を主体とする会社です。
営業エリア東温市・松山市。
東温市エリア取り扱い物件数No1を目指します。
住所:愛媛県東温市見奈良795番地1
電話:089-964-8500
詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://www.toon-saiki.com/
フェイスブックでも物件情報を紹介しております。
https://www.facebook.com/saikitoonno1

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『ERA加盟店』
ERA(Electronic Realty Associates)は、世界34の国と地域に広がる国際的な不動産フランチャイズチェーンです。
ERA加盟店は住宅・不動産の売買や賃貸、リフォー ムまで、ワールドワイドなネットワークを駆使し、豊富で正確な住宅情報を誠実に、スピーディにご提供致します。
「顧客満足」「プロフェッショナル」「公正取引」「ネットワーク」
この4つの柱でお客さ まから信頼され、感謝され続けております。

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