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「志あれば 何でもできる! 方法は無限大」

オフィスアイ
角田 智恵 代表

  • 2014/12/26
i-cath-office-ai

The blue marbleさんの場所の提供で取材をさせて頂きました。

高橋
先日、松山大学で開催をされた「トークバック」のイベントではお世話になりました。
様々な女性の焦点にあてたこのドキュメンタリーは僕にとって、とても衝撃的な内容でした。

角田
高橋さん、この前はどうも「トークバック」のイベントに来て頂きありがとうございます。
そうですね。
色々な女性の方がいらっしゃいます。
身近ではない方のお話に思われたかもしれませんが、日本にもたくさん素晴らしい方はいらっしゃいます。
今回のイベントで何か感じ取ってもらえたらなと思います。

高橋
はい、とても考えさせられるお話でした。
では、早速取材を始めさせて頂きます。
よろしくお願いします。

角田
こちらこそよろしくお願いします。

高橋
では、早速なのですが角田代表が「Office AI」を創業されるきっかけを教えてください。

角田
はい。
私は以前、神奈川に住んでいました。
離婚することになりまして、、
それがきっかけで神奈川の民間サポートセンターさんでお世話になり、そこで子供の心のケアをしていました。
そしてまた松山に帰ってくる機会があり帰ってきたのですが、松山の行政機関、また様々な相談機関を訪問しましたが、納得のいくような所が無くカルチャーショックを受けました。
この「Office AI」を始めるきっかけになったのは、愛媛には子供の心のケアを含める女性達の要望に対して、納得のいく相談機関がなかったのです。
それならいっそ私が作ろうじゃないかと思ったのがきっかけです。

高橋
なるほど。
愛媛にはそういった相談機関やサポートセンターがなかったのですね。

角田
はい、当時はそうでした。
その時は本当にカルチャーショックでしたよ。
地元の創業塾の「夢を叶える」というフレーズに心惹かれ、そこで事業化することを決意しました。
そこでは自分のやりたい事をどの様に事業化するかといった事を学び、創業塾での活動は自分自身に自信がつき、事業化するにあたり個人事業主として始める事にしました。

高橋
起業するまでは、そのような事があったのですね。
個人事業主として始められたという事は最初の頃は相当大変な事ばかりじゃないのかと思いますが、どんな事がありましたか。

角田
個人として始めましたので、また元々お金もなかったし、人脈もありません。
それに個人事業化したもののどうしたらいいかも分かっていない状態でした。
偶然1円で契約できる携帯電話を見つけ、それを会社の電話にしました。
名刺にその電話番号を載せて会う人会う人に渡していくスタイルでやっていきました。
始めは自分がどんな事をしているのかうまく説明できない事も多々ありました(笑)
色々な方とお会いしているうちに「ワークライフバランス」という言葉に出会いました。
自分が自分らしく、仕事や生活を充実させて生きていくというこの言葉がすごくいいなと感じ、私はこの言葉がこれからの時代に必要になる、そしてこの言葉=角田ともえになっていけたらなと思い活動をしました。

高橋
なるほど。
困った事はなかったのでしょうか。

角田
困った事ですか。
いいえ、私は特に困った事はありませんでした。
お金も人脈もなかったのですが、無いなりに無い物をどうするのか、どう工夫するのかと考えていました。

高橋
マイナスな事を考えるのではなくて、前向きに考えようとするのですね。
では今回、取材の準備にあたりHPを拝見させて頂きました。
そこの角田代表のプロフィールのところに「ピンチはチャンス」とありました。
困った事は無いと前向きな考えを持たれていますが、この言葉にはどのような意味を込められたのでしょうか。
人生においてどのような経緯があり、「ピンチはチャンス」になったのでしょうか。

角田
実は今まで私自身も鬱になったり、子供が不登校になったり、仕事が手につかない状態になった事がありました。
それが10年前の離婚をした時でした。
本当に人生のどん底でしてね。
そして、ある時にカウンセリングをして頂いた時に考えが急に変わったのです。
鬱になった事で、鬱について考える事ができた、仕事が手につかなくなった事で仕事、自分について考える機会を作り、新しい仕事について考える機会を得る事ができた、子供が不登校になった事でたくさんの人に出会うことができ関わる事ができたこと、これはピンチじゃないな、チャンスじゃん!って(笑)

高橋
なるほど、自分に向き合う機会があったので「ピンチがチャンス」になったのですね。
でも少し疑問に思う点があります。
確かに前向きに考える機会があり、「ピンチがチャンス」になった事は理解ができました。
しかし、鬱の状態の時はそんな事も考えられない程に落ち込んでいたり、自分がすごく嫌になってしまったりするというイメージがあります。

角田
nakakiji-office-ai
あぁそうですね(笑)
実はこれにもいろいろ経緯がありました。
やっぱり元々、鬱の状態の時は本当にどん底でした。
でも自分の心の中でこのままじゃいけないという思いがあります。
私は本をたくさん読んでいたのですが、その本の中で「自分の意識次第でなんでも変わる」という言葉に出会いました。
という事は自分次第で鬱も克服できるのだと思い始め、じゃあ、どうすれば鬱を克服する事ができるのかと考えた時にマイナスな物を少しずつ減らしき、改善していこうと最終的に考えるようになりました。
そして、今日はこれをすると言い聞かせるルールを決めました。
例えば、一日に一回は窓を開けるとかね。
そうやって有言実行のルールを作る事で後戻りできないようにし、少しずつ克服していきました。
全くできない事があっても、何かできる事を探し、それをできるようにするのです。
そしてついに鬱への薬を飲まないでも大丈夫な状態になり「ピンチがチャンス」に変わっていきました。

高橋
できる事がなくても、そこから何かできる事を探しやってみる。
そして有言実行にする事で自分を変える事ができたのですね。
感動しました。
そして、これは仕事にも自分の人生にも生かせる事ですね。
「できる事を探し、それを有言実行し、やらざるをえなくなる」これは、僕の生き方にとても参考になります。

角田
感動して頂けるなんて(笑)
ありがとうございます。
私の経験が参考になるなんてありがたいですね。
でも、本当にこの何かできる事を見つけて有言実行にする事はとても大事だと思いますよ。

高橋
そうですね。
角田代表の話を聞いて本当に実感しました。
では、ここで話を大きく変えるのですが、角田代表は今年2014年松山市議会選挙に立候補されたと思います。
政治の方にも挑戦しようと思ったきっかけというのはどの様な想いなのでしょうか。

角田
はい。
立候補をしました。
これは、女性だけの集まりの時に今のこの愛媛は働く女性に対しての政策がなっていないであったりとか子育て支援であったりとか十分な支援ができていないと話題になります。
そこで、政治家の方をお呼びし、集会で意見を言ったり、要望を伝えたりしていました。
出馬の大きなきっかけになったのは東日本大震災後の原発事故への国や地方行政の対応について疑問をもったことでした。
国民や県民、市民の安全や健康、そして環境問題を最優先して考えていない。
政治家の方の多くもはっきりと意見を言わない。
話が通らない。
それなら、話が通るようにするには、誰かがやるしかない。
じゃあ自分がやろうって。
そういったところから立候補する事になりました。

高橋
なるほど。
そういった形での立候補だったのですね。
立候補するにも、してからも色々な事があったのではないかと思います。

角田
はい。
立候補する時にやはり、またまた個人事業主になる時と同じようにお金も人脈も全く無いだとか(笑)
こんな自分が選挙に出ることができるのだろうか。
また女性でも当選する事はできるのかと思いました。
そこで調べたところ、全国にはたくさんいらっしゃいました。
じゃあ私もできるかもと「ピンチがチャンス」ですね。
先程申した通りもちろん、資金なんてありませんからカンパやボランティアで選挙活動をしました。
選挙の立候補の仕方も分かりませんので、選挙管理委員会に電話し分からない事を片っぱしから聞いていき、政治家の方たちに届かない声を私が代弁するんだという想いでやっていきました。
そこで思ったのはやろうと思えばなんだってある!志さえあれば、何でもできる!という事を実感しました。
若いからとか、お金が無いとか関係ないです。
もちろん戦略等は必要になってきます。

高橋
すごいです。
自分にできる事を探し、有言実行にすることをまさに市議会選挙に立候補する形で実践されているのですね。
とても素晴らしい事だと思います。
またまた感動しました。

角田
ありがとうございます。

高橋
では、今年は市議会選挙に立候補されましたが、今後の展望であったりだとか、この先はどのようにしていくのでしょうか。

角田
はい。
4年後にある選挙に立候補をするかどうか未定ですが、それに向けて仕事をしっかりと確立し仲間を増やし基盤作りをしっかりとしてききたいと思います。

高橋
なるほど。
ありがとうございます。
では、最後になりますが学生や若者に向けてメッセージをお願いします。

角田
はい。
この取材を通して高橋君も感じていらっしゃると思いますが、本当にできない事はありません。
やりたいと思った事は必ず実現できます。
夢を持って生きていってほしい。
やろうと思えば何でもできます。
私からはこれがメッセージです!

高橋
ありがとうございました。
角田代表のお話は仕事にも人生にも、また生き方にも通じるお話でした。
また、感動させて頂き今日はありがとうございます。
「ピンチがチャンス」ですね。

インタビュアーより

bord-office-ai

もともとは辛い過去をもたれ、苦しんでいらっしゃった角田代表。
でもある言葉をきっかけに今の自分に繋がる大きな意味を持つ考えを持つ事ができるようになられていました。
今回お会いした時はそのような過去があったように思えない程、笑顔が素敵で明るい人でした。
角田代表のできない事はない、そしてできる事を有言実行に移していく事に非常に感動しました。
僕自身もちょっとずつ成長できる事を口に出す事によって、有言実行に移していきたいと思います。
そして、取材で場所提供をして頂きましたThe blue marbleさんありがとうございます。
高橋 航貴

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乞うご期待!

会社概要

社名:オフィスアイ
代表名:角田 智恵
TEL:090-6562-3257
事業内容:・カルチャー

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