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「誰かが決めた枠に、収まらなくてもいい」

レンタルドレス&オーダーアクセサリーサロンMomo*
渡部 桃子 代表

  • 2014/8/4
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大河原
インタビューを始めさせて頂きます。
よろしくお願いします。

渡部
よろしくお願いします。

大河原
はじめに、なぜ独立してお店を開こうと思われたのでしょうか。

渡部
それはよく聞かれるのですが、最初からお店を持ちたいと思っていたわけではなく、結婚してすぐの頃に、主人から「あなたのエネルギーを家の中に置いておくと、きっと爆発するだろいうから独立して何か仕事を始めてみたら?」と勧められたのが始まりです。

ちょうど、結婚する前に働いていた職場で分かった自分の特性が、女性向けに、元々自分自身その人自身が本来持っている 魅力に気付くきっかけを作るのが得意だということと、夢があって非日常的なものに携わることが好きだということだったのです。
ただ、以前の職場では不特定多数大多数の女性に向けた企画を立てることが多かったのですが、
今度はその特性をおひとりおひとりに向けてお役に立てられないかと考えたのです。

大河原
なるほど。
その中でもレンタルドレスを選ばれた理由はなんでしょうか。

渡部
私は美しいもの、中でも靴を集めるのが非常に好きなのですが、好きこそ物の上手なれ..じゃないですけど、人に比べて、たぶんそれらを世界中から探し出して収集する事に苦しみが無いんですね。
つまり人が苦痛と感じる事でも、自分にとっても苦痛じゃないことは続けて行けるだろうと。
その収集癖と女性の魅力を引き出すお手伝いとを両立できる仕事として、たまたまレンタルドレスに行き着いたの訳です。

大河原
お店のモットーの「イチイチかわいい!!」というのは、渡部代表のご興味から生まれたものなのですね。

渡部
そうですね。
ひとつひとつがちゃんと可愛くないと、トータルで可愛く仕上げる事はきっと難しいと思います。
料理で例えると、個々の素材が新鮮で良い物ならばそれだけ美味しい料理に仕上がるのと同じではないでしょうか。

大河原
その「素材」にこだわっていこうと考えられたのですね。

渡部
はい。
しかし素材自身が有名ブランドである必要はないとも思っています。
無名なもの、大衆的なものでも可愛いものはあるわけですから、ブランドの知名度は必ずしもこだわるポイントではないですね。

大河原
最終的にはご自身の感性で選ばれるのですね。

渡部
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そうですね。
言葉で表現するのは難しいですが。
男性もそうでしょうけど、女性の方は外見が変わることで気分や仕草まで変わります。

もちろん内面の美しさこそが大切な事ではありますが、女性は宝石と同じで磨き方がひとりひとり違うと考えている訳です。例えばダイヤと同じように他の宝石を磨くと欠けてしまう訳で。
その宝石毎の磨き方となる部分がドレスやアクセサリーで、それらを使って外見を変えることこそ、その人本来の美しさがより光る方法を見つける近道一番効果的ではないかと思ったのです。

大河原
確かに女性の方はお化粧を変えるとすごく綺麗になりますよね。

渡部
なりますね。
私なんかは逆にすっぴんで人に会うと申し訳ない気持ちにすらなりますよ(笑)

大河原
外見一つで気持ちが変わる、ということですが、ドレスでどういう風に気持ちが変わると考えていますか。

渡部
ドレスに限らず、メイクや靴でも、あるいはたまたま開いた本の1文でも、自分が「意外と自分は素敵だな」と感じられるきっかけには実は沢山あるんですよ。

ただ、自分を変えるために一歩踏み出すことがすごく難しくて、「そのうちいつかやれたらいいな」と思っているうちに、気付けば時間が経っていて。
それとドレスがどう結びつくかというと、結婚式に呼ばれたとき、男性ならスーツで済みますが、女性は何か着飾らなければいけません。
また、女性は グループを作って行動するので、呼ばれる度に同じドレスでは体裁が悪い、かといって一々買うのも大変なことです。
というわけで、女性にはドレスアップをせざるを得ない機会が必ずあり、どうせドレスアップするならそれを機会に新しい自分の魅力を発見できる場を作ろうと考えました。

他にも、私自身が服が好きなこと、非日常的なことが好き・得意なこと、女性相手のお仕事をしたかったことなどを色々と考慮していった結果、このレンタルドレスという仕事にたどりつきました。

大河原
確かに、結婚式というのは非日常の場ですからね。

渡部
そうですね、着る側も非日常に浸りやすいと言えますね。
お城みたいな素敵なところに招かれて、楽しくドレスアップして非日常を楽しめる1日ですから。
幼い頃に抱いた「お姫様になりたい」という気持ちと、自らの魅力を見つける、それらを叶えられるお仕事を考えたらレンタルドレスに行き着いたというわけです。

大河原
なるほど、非日常に浸りたい願望を叶える空間と言う側面もあるのですね。

渡部
そうですね。
でも正直言うと、本当は何屋でも良かったんです。
ここは「私なんか・・・」と言う女性を減らすために作っただけで、私自身がmomo*という場所を通じてお伝えしたい事は、女性は一人々々魅力のポイントが違うので、その磨き方や在処を一緒に探しませんか、ということなんです。

大河原
一緒に探すこと、ですか。

渡部
こちらが一方的にお客様の魅力を決め付けることはできませんし、お客様本人に気付いていただかないと意味がないので、私の役目はあくまでも気付きのきっかけ作りでしかありませんが、ふみ出す一歩になれればいいかなと。

大河原
有り難うございます。
「乙女部」の活動もそうした魅力の発見ということに関連があるのですか。

渡部
はい。
「乙女部」もその延長線にあるものです。
服だけ変えても女性は中々納得のいく仕上りにならない事も多くて、例えばヘアメイクやアイラインの引き方一つで女性の顔は変わってしまうので、例えば色々なプロだけが知っている、家でできる程度の「コツ」を知ることができればそれは便利ですよね。
そんなプロの小技をプロの先生に「時短テクニック」的に教えて頂こうという企画なんです。

大河原
では実際にプロの方をお呼びして、参加者がテクニックを習う形なのですね。

渡部
そうですね。
それで自分自身を内側からも充実させていく活動です。
なのでお客様には、乙女部は「色々なプロの先生に習う一日体験教室」をしていますと紹介しています。
勿論ヘアメイクだけではなく、カフェオーナーの方が教える美味しい紅茶の淹れ方講座や、ネイリストの方が教える家でもできるペディキュア講座などもあります。
要するに、ちょっとしたコツで毎日が楽しくなるし、ちょっとしたことで自分って悪くないなと思えるようなテクニックを知ってもらう活動です。

他には、この活動ではそれぞれ素敵な想いや技術や経験をお持ちの先生方がいらっしゃるわけですが、たとえ先生方にその気がなくても、自分からそれ を言った途端にとても商売じみてしまって、聞き手のお客様も本来知りたいことなのに、売り込まれていると感じてしまうのが残念だと思ったんです。
それをきっかけにして、プロと一般の方を繋ぐ場を作れないか、というのも動機としてはありました。

大河原
なるほど、一つ々々にしっかりとした理由があるのですね。
少しお話が戻るのですが、渡部代表は可愛いものに目がないそうですが、どのようなものを可愛いと感じられるのですか。

渡部
まず、私自身が思うものとお客様が思うものにはとても差があると思います。
男性にとってはすごく難しいことかもしれないのですが、女性のいう「可愛い」はとても幅が広いんです。
例えば目玉のヘアバンド、私にとっては少しグロイなと思うのですが、原宿系の女の子はそれを可愛いと思う、そのくらい幅が広すぎて、カワイイという言葉を何かに限定して言うのはとても難しいんです。
ただ、可愛いということについて私自身が言えるのは、「その人が可愛いと思った気持ちに寄り添う」ということです。

その人が考えた「可愛い」に完全に同意はできなくても理解はできます。
その感性は自分にないものなので、自分の中で「可愛い」の解釈が広がること にも繋がりますね。
ですからその人が可愛いと言うものや、本当にそう思う気持ちに対して、否定することは絶対にしません。

大河原
その「同意はできなくても理解はできる」ということは、私もわかります。

渡部
そうでしょう。
共感できる人たちのコミュニケーションが成り立って、それらが混ざり合って世の中が成り立っているんだとしたら、面白いこと だと思います。
秋葉原やオタク文化もそうではないでしょうか。

大河原
なるほど、傍から見れば解らないことでも、共有できる仲間が沢山いたらそれは一つの文化と言えるかもしれませんね。

渡部
そうですね、それが文化や経済として成り立っていくのがすごく興味深いなと思っています。
勿論その中には人間関係があって、尊重し合う仲というのはとても面白いと思います。
なんだか可愛いからかなり脱線してしまいましたが(笑)

大河原
いえ、思いがけず深い話が聞けて面白かったです(笑)
ところで、実際にお店を持たれた時に、どのような大変なことがございましたか。

渡部
苦労というよりは、自分だけでは辿りつけないような考え方に沢山気付かされ、人生の勉強になったと感じました。
今も、いかに自分が未熟者であるかを、現在進行形で気付かせて頂いている途中ですし、これは一生続くのだと思います。

皆さんそうだとは思いますが、一言で表すと、日々勉強ということではないでしょうか。

大河原
苦労しつつも勉強していく中で、助けになった方もいらっしゃると思うのですが。

渡部
本当に、色んなことを色んな方に助けて頂いています。
それは例えば身近な友人であったり、銀行の方もそうですね。
以前構えていた店舗、というか仕事場が急に雨漏りをしまして、どうしようかと困っていたときに、たまたま数日前にある銀行の方から「何かあったら 声を掛けてください」とおっしゃられていたのを思い出して、結局その方のお力添えでこちらに移転できました。

大河原
それは本当に、すごい偶然ですね。

渡部
前の仕事場も、自宅では不便があったのでもっと仕事に打ち込める物件を探していたら、主人の知り合いの方からマンションの一室を割安で提供していただきました。

本当に、色んな方に助けられながら今までやってこれたという感じですね。

大河原
まさに人の縁ですね、有難うございます。
今後はお店をどうして行きたいとお考えでしょうか。

渡部
私の生き方そのものになってしまうと思うのですが、為すがままというか、「ご縁あるままに」ということでしょうね。
常に目の前にあるものと一つ々々向き合い、積み上げていく行為の繰り返しで、それは今後も続くと思います。
勿論将来を考えていないわけではないのですが、予期せぬことも起こりますし、ご縁を大切にしながら毎日をいかに積み重ねていくことができるかどうかではないでしょうか。
必要としていただけたり、ご縁が続いている限りは頑張っていこうと思います。

大河原
有難うございます。
最後に若者に向けてメッセージをお願いします。

渡部
二つありまして、「誰かが決めた枠に、収まらなくてもいい」「ちゃんと自分で体感しましょう」ということです。

大河原
自分の感性を大事にしよう、ということでしょうか。

渡部
結局はそうなってしまうんでしょうね。
皆が言っているから、常識的な考えだからそうするのではないということ、自分の人生は自分でしか体験できないし、誰も責任を取ってくれないということを考えた方がいいと思います。

大河原
自分の生き方は自分で決めろ、ということですね。

渡部
それに自己責任も加えるべきでしょうね。
自分の人生、楽しいことも苦しいことも全て自分のものですから。

大河原
確かにその通りですね。
本日は貴重なお話しをお聞かせいただき、有り難うございました。

インタビュアーより

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渡部代表のお店は、建物の外見からはおよそ想像出来ないほどに少女趣味で可愛らしく、まさに「非日常」という言葉がよく似合う空間でした。
その空間を演出するドレスやアクセサリー、インテリアなどに渡部代表の感性が感じられ、ここを訪れた女性の方が、自分ももっと変われるのではないか と前向きな気持ちになれる、それほどの説得力がありました。
また渡部代表ご自身も大変魅力的な女性で、可愛いから脱線した文化のくだりでは、代表が仕事の中で養われたであろう、社会を面白く見る方法が感じられました。
大河原 慧

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乞うご期待!

会社概要

社名:レンタルドレス&オーダーア クセサリーサロンMomo*
代表名:渡部 桃子
住所:愛媛県松山市大手町1-14-1 愛媛石炭ビル2F
TEL:089-989-2554
事業内容:・レンタルドレス・オーダーアクセサリー

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